2012/08/27 - 2012/08/28
67位(同エリア277件中)
ももんがあまんさん
- ももんがあまんさんTOP
- 旅行記342冊
- クチコミ65件
- Q&A回答26件
- 622,443アクセス
- フォロワー97人
今回の旅行記は、ミディピレネーの北東部から、ラングドック・ルションへ入り、州境に沿っての、美しい村めぐりです。
真っ直ぐ東へ行けば、オーヴェルニュー地方になりますけれど、イロイロと検討の結果、今一度、旅の中途で「パス」した、ミディ・ピレネーとラングドック地方の、どちらかと言えば、孤立した場所にある「美しい村」を目指して、南フランスをもう一度南下します、日程的に厳しいかと思って、途中で涙を呑んで「パス」したのですけれど、頑張って、自転車を漕ぎ続けたおかげで、多少余裕が出来て、ぐるっと、ミディ・ピレネーの北東部と、ラングドックの北西部を掠めてから、オーべルニュの「ル・ピュイ」を目指します。
表紙の写真は、断崖絶壁の下の、渓谷の村「St Chely du Tarn」、「美しい村」には認定されていませんけれど、この景観だけで、五つ星にしたいほどの村です、ターン川の渓谷の奥の奥にある「フランスの美しい村」、「サン・テニミー」へ向かう、途中の景観です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 自転車
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
8月27日(月) D 6号線 ミディ・ピレネー
本日は、ミディ・ピレネー地方から、ラングドック・ルション地方へ入って、最終的には、渓谷の奥の奥、離れ小島のような位置にある「フランスの美しい村」、「Ste Enimie」の村を目指します。
先ずは、「サン・コーム・ドルツ」の村を遠くに眺めながら、今日も丘を登ります・・・エンヤコーラ・・・です。 -
D 6号線 Lassouts
丘の上の村です。
名も無い村ですけど、とりあえず、一休み。 -
ラッソウツ Eglise
村の教会です。 -
ラッソウツ Eglise
教会入口の浮彫です。
アーモンドの中に入った「キリスト」と、黙示録の4獣(福音書記)の浮彫。
両サイドの六体は、何か、お地蔵さんみたいに見えます。 -
D 6号線 ミディ・ピレネー
丘の上を、登ったり下りたりして、走ります。 -
D 988号線 Ste Eulalie d`Olt
今日の最初の「フランスの美しい村」、59ヶ所目、「サント・ユーラリー・ドルツ」の村です。 -
サント・ユーラリー・ドルツ
ちょっと立派な「シャトー」風の建物です。
多分この村の、歴史的建造物? -
イチオシ
サント・ユーラリー・ドルツ
「シャトー?」の側からの街並みです。
美しい「ティンバー・ハウス」です。 -
サント・ユーラリー・ドルツ
個性的で立派な建物のある村。
家並みは、15〜16世紀のものであるとか。 -
サント・ユーラリー・ドルツ
教会前の、村の広場です。 -
サント・ユーラリー・ドルツ
様式は良く解りませんけれど、村の教会、創建は11世という事なので、多分「ロマネスク」だと思います、11世紀の建物が、そのままかどうかは、何とも言えず? -
イチオシ
サント・ユーラリー・ドルツ
正面「タンバン」の位置にあった、黒い「聖母子像」です。
どう見ても、腹話術師が、人形を抱えてるようにしか、見えません・・・ハハハ。 -
サント・ユーラリー・ドルツ
村のカフェ。
まだ朝が早いので、誰もいないようです。 -
サント・ユーラリー・ドルツ
村の風景。
昨日の「サン・コーム・ドルツ」の村よりは、ずっと綺麗な、建物と村ですけど、中世の村と言う点では、「サン・コーム」の方が、ずっと雰囲気が有りますね、この村は、もう少し新しい感じの村です。 -
サント・ユーラリー・ドルツ
村の路地。
雰囲気のある「石畳」です。 -
サント・ユーラリー・ドルツ
村のメイン・ストリート。 -
サント・ユーラリー・ドルツ
街角は、清潔です。
建物も立派、小さな村ですけど、それなりに豊かな村だったような、そんな感じです。 -
サント・ユーラリー・ドルツ
木組みの家ですけど、とても綺麗で、魅力的です。 -
D 988号線 サント・ユーラリー・ドルツ
周りを丘に囲まれた、盆地の村です、周辺には、栗の木の森が多いらしい。
村の印象 ★★★ 個々の建物は、立派で美しいのですけれど、家並みと言う点では、ちと物足りない感じです・・・・だんだんと、評価が辛くなってるかも・・・? -
D 988号線 St Laurent d`Olt Lot
次の村、丘の上の村です。
「シャトウ」が有るようですけど・・・・丘に登るのが、やや面倒。 -
サン・ローラン・ドルツ Lot
「ロット川」を渡っての、村の風景です。
かなり魅力的な村の感じで・・・通り過ぎるのが惜しい気もしたのですけど・・・戻って丘を登るのも面倒。 -
サン・ローラン・ドルツ
こんな感じで、丘の上に、町が有ります。 -
イチオシ
サン・ローラン・ドルツ
ロット川と、丘の上の村の風景。
川沿いにあるのは、カラフルなバンガローでしょうか? -
D 998号線 La Cahourgue ラングドック・ルション
お次の町です、「ラ・カヌゥルグ」。
再び、ラングドック地方へ入っての、最初の町です。 -
ラ・カヌゥルグ
町の広場です。 -
イチオシ
ラ・カヌゥルグ
♪ お久しぶりね〜
街中の、「ジャンヌ・ダルク」像です。 -
ラ・カヌゥルグ Gragne
流れている川は、「グラーニュ川」と言う小川、「ロット川」の支流です。
ちょっと雰囲気のある、悪くない町でした。
通り過ぎただけなので、評価は無しです。 -
D 998号線 ラングドック・ルション
道は更なる高原へと、渓谷を登ります。
岩が落ちてきそうな道です。 -
D 998号線
岩の「アップ」・・・岩は岩ですけど・・・いつ落ちてくるのでしよう? -
D 998号線
渓谷を抜けて走ります。 -
D 998号線 La Capelle
高原に到着です。
♪ あの人に会いたい たまらなく会いたい
♪ 高原に風は渡り 白樺は揺れていた・・・
♪ 夏がゆけば 恋も終わると
♪ あの人は 何時も言ってた
♪ リーフ リーフ 君に僕の恋を語ろう
「高原のお嬢さん」 歌 舟木一夫
http://www.youtube.com/watch?v=w5IJjdg2kKY
白樺は、見当たりませんけど・・・・フランスですしね・・・? -
D 998号線
迷子さん、「石」ですよ!
古代の「スタンディング・ストーン」の感じです。 -
D 998号線
多分、「ストーン・サークル」が有ったのだと思います。 -
D 998号線 Laval du Tarn
高原の村。
フランスの村ですね。 -
Laval du Tarn
「Fete du Pain」(パンの祭り)とは、何でしょう? -
D 988号線 Gorges du Tarn
突然の「断崖・絶壁」が現れます。
知らない間に、こんなところまで登ってきたんだな〜 と言う感じの風景です。 -
Gorges du Tarn
「崖」の上の風景。 -
Gorges du Tarn タルン峡谷
「Gorges du Tarn」とは、ミシュランの地図にあった「表記」ですけれど、「Gorges」とは、「のど」の意味なのだとか、意味合いは「峡谷」でしょうけれど、「Cayon」と言うのも有って、こちらも「峡谷」、他に「Vallee」と言うのも有って、これも「渓谷」です。
多分、「Gorges」は、この中では一番「狭い」、「渓谷」の意味だと思いますけど・・・間違ってたら、ゴメン・・・・ -
タルン峡谷
「Gorges」の風景を、もう一枚「オマケ」。 -
イチオシ
D 998号線 St Chely du Tarn タルン峡谷
眼下の「絶景」・・・・「峡谷」の底に、「サン・シェリー・デュ・タルン」の村が見えます。
最初は、これが「Ste Enimie」の村かと・・・・「五つ星確定」と思ったのですけど・・・違ったようです。 -
サン・シェリー・デュ・タルン Gorges du Tarn
「峡谷」を流れる川は「タルン川」で、この川は、「アルビ」の町の脇を流れて、その先で「ガロンヌ川」と合流する川です。 -
サン・シェリー・デュ・タルン Gorges du Tarn
「サン・シェリー」の村のズームアップ。 -
D 998号線 Ste Enimie ラングドック・ルション
「サン・テニミー」の村は、「峡谷」の丘の上からの、急坂を降りたところの「タルン川」沿いにあります。
「フランスの美しい村」60ヶ所目、峡谷の行き止まりと言う感じの村です、これぞ「陸の孤島」と言う感じでしょうか? -
サン・テニミー
坂の途中からの、村の風景です。
狭い渓谷に、階段状の村が有ります。
因みに「サン・テニミー」と言うのは、7世紀の聖人さんなのだそうですけど、メロヴィング朝の三代目の王、クロタール2世の娘なのだとか。 -
サン・テニミー
すぐそばに「断崖絶壁」の迫る、峡谷の村です。 -
サン・テニミー
村の家並みです。
伝説に依れば、クロータールの娘は、ハンセン氏病だったところ、この地の「ブルルの泉」の力によって快癒し、この地に「修道院」を建てたのだとか。
その後951年には、ベネディクト会系の修道院が設立され、1060年には、「Ste Enimi」の墓が発見されて後は、巡礼地として繁栄したのだとか・・・伝説は、所詮伝説の作り話かも?
残念ながら、今は「巡礼地」としては、たいしたことは無いらしく、「巡礼宿」は、無かったですけれど・・・・・ -
サン・テニミー
「タルン川」の風景です。
写真には写ってませんけれど、川遊びの観光客が沢山いて、かなり繁盛している感じの「美しい村」です。 -
イチオシ
サン・テニミー
「旧市街」の石畳です。 -
サン・テニミー
いかにも中世の村と言う感じの、細い路地の多い村です。 -
サン・テニミー
建物も「雰囲気」有ります。 -
サン・テニミー
かなり小さな家ですけど、どんな人が住んでるんでしょう? -
サン・テニミー
こちらは入り口に「Gite de France」のマークがついてます、由緒ありげな建物です。 -
サン・テニミー
村の家並みと、「タルン川」対岸の岩山です。
岩山の中腹には、修道院跡が残っているらしいけど・・・見忘れました。 -
サン・テニミー
村の商店街と言う感じの通り。
狭い通りに、小さなお店が並んでます。 -
サン・テニミー
洞窟のような路地にある、洞窟のような店舗です。
村の印象 ★★★★ 旧市街は、ちょっと狭すぎますけど、中世の村の雰囲気は、良く残っている感じです。 -
D 907B号線 Gorges du Tarn
「サン・テニミー」は、宿も多いのですけれど、残念ながら「安宿」は少ないようです、安めの「Chambre d`hote」を紹介してもらったのですけど、あいにく満員という事で、宿を探して、峡谷沿いの道を走ります。
このあたりは、わりと人気の観光地の様で、何処かに「安宿」の一軒位は有るはず・・・・? -
イチオシ
D 907B号線 サン・シェリー・デュ・タルン
先ほど、断崖の上から眺めた「サン・シェリー」の村です。
こうして見る町並みも、アンティークで、良い感じです。 -
サン・シェリー・デュ・タルン
だいぶ、陽が傾いて、村も陰に入ってしまいましたけど・・・ -
サン・シェリー・デュ・タルン
村の広場です。
また車が邪魔ですけど、仕方ないです「美しい村」には、入っていませんし・・・・悪くない街並みです。 -
サン・シェリー・デュ・タルン
「タルン川」沿いの、村の風景です。
村自体は、「サン・テニミー」よりも、更に小さな村です。 -
サン・シェリー・デュ・タルン
断崖の下の村です、ホテル兼用のレストランが一軒有って、レストランも満杯、ホテルも満員、わりと人気のある村のようです・・・仕方がないので、次の村へ走ります。
村の印象 ★★★★ 泊まって、もう少し、散策してみたかった村です。 -
D 907B号線 Tarn川
だいぶ暗くなってきた、峡谷の下を、宿を探して走ります。 -
D 907B号線 ラングドック・ルション
崖の下の細道です。
行きも帰りも、怖そうな道ですね。 -
D 907B号線
「シャトウ・ホテル」が有りました。
わりと、このあたりでは、有名なホテルのようですけど・・・僕の予算では、高嶺の花ですね。 -
D 907B号線
「タルン川」の対岸には、まるで「廃村」のような家並みが見えます。
のんびり写真など、撮ってる時間でも無いのですけど・・・・ -
D 907号線
対岸に、ボートが係留されています、昔は、ケーブルで、こちら側と、行き来していたのだそうです、今も対岸に、ケーブルは残っていますけど、使っているのかどうかは・・・さて?
今も人が住んでるのでしょうか? もう少し待てば、灯りの付く時刻になるのでしょうけれど、宿が心配なので、待てません。 -
8月28日(火) D 907号線 La Malene
昨日の夕暮れ、遅くになって、やっと見つかった、ソコソコの安宿。
宿の印象 ★★★★ だいぶ遅くなって、なんとか見つけた、レストラン付きの「安宿」です、「Hotel Embarcadere」43ユーロ、観光シーズンですし、マア、妥当な値段でしょうか? 宿の親父は、とても良い人っぽいです。
村は「ラ・マレーヌ」の村。
本日の走行距離 88km/累計3,686km
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- まほうのべるさん 2013/02/28 07:46:46
- 本命以上?
- おはようございます、ももんがあまんさん。
美しい村を目指して行く途中でそれ以上?の素敵な
村に出会うなんてなかなかできることではないので
羨ましい限りです。
フランスは小さな村でさえ田舎を感じない素敵な雰
囲気をかもしだしていて、言葉でな表現できないん
ですが大好きです。
byまほうのべる
- ももんがあまんさん からの返信 2013/02/28 14:16:23
- RE: 本命以上?
- こんにちは、まほうのべるさん。
> 美しい村を目指して行く途中でそれ以上?の素敵な
> 村に出会うなんてなかなかできることではないので
> 羨ましい限りです。
ホントに、そうなんですね、これがまあ、自由旅行の楽しみと言うか、ツアーや、普通の観光旅行とは違う、ゆっくりと急がない、自転車旅行の醍醐味ですね。
> フランスは小さな村でさえ田舎を感じない素敵な雰
> 囲気をかもしだしていて、言葉でな表現できないん
> ですが大好きです。
そうなんです、その感覚は、とても正しいと思います、フランスに限らず、ヨーロッパは基本的に、「コミューン」(自治体)が、今も生きているのですね、日本のように中央集権で、中央の顔色を窺ったり、中央から下される、おこぼれに頼ったりと言うのでなく、それぞれの「コミューン」が誇りを持って、自治を考えているので、それぞれの町が、それぞれの地域にとって「都」なのですね、だから、どんなど田舎でも、田舎臭さを感じない、そんな町や村が多いのだと、そんな気がしてます。
by ももんがあまん
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ももんがあまんさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
67