2008/09/07 - 2008/09/07
11763位(同エリア43881件中)
みにくまさん
京都の名旅館御三家「俵屋」「柊屋」「炭屋」。
中でも俵屋は創業300年の歴史を持つ最も古い宿ですが、常に新しいことに挑戦する革新性も兼ね備えた、日本屈指の名旅館です。
京都の小旅行を続けていますが、宿泊施設にはあまり拘りを持っていませんでした。
しかし、今回ひょんなことから私の会社の社長で旅の師匠からこの旅館のことを教えてもらい、たまたま日曜日の宿泊ですが予約も取れたので、一泊させていただきました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
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俵屋
この旅館は宿泊予約が取りにくい、という噂があり、私もダメ元で旅館の方に空室状況を確認する電話をしましたが、今の時期(9月上旬)はオフシーズン?ということになるのでしょうか、チラホラと空室があるということでした。
私たちはどうせなら特別室「暁翠庵(ぎょうすいあん)」に泊まりたいということで、空室を調べていただき20日後くらいの日曜日に予約することができました。つまり予約した時期は8月中旬です。
宿泊の1週間前くらいになって、私の方から食事の嗜好を連絡。
宿泊3日前くらいには、旅館より予約確認の電話がありました。 -
玄関
玄関にタクシーを止めると、旅館の方がすぐに荷物を運んでくれました。
丁寧な出迎えで、気持ちがいいです。
玄関先で名前を告げましたが、それ以降、名前と顔を覚えていただけたようです。
この後、一旦荷物を預け、観光に出かけました。 -
つぼ庭
季節により、日により、いろいろとアレンジしているそうです。 -
階段
こちらから2階に行くと、アーネストスタディに行くことができます。 -
ギャラリー
こちらは館内のギャラリーですが、旅館を出て少し歩いたところに「ギャラリー遊形」というショップがあり、たくさんのオリジナル商品を売っています。 -
ギャラリー
とてもたくさんある商品の一部です。 -
ギャラリー
お洒落な耳付きグラスがあったり〜。 -
廊下の角に置かれた椅子
この椅子が置かれているエリアって、本来は壁の中ではないかと思うんですよ〜。
そういう云わば死にエリアを見事に蘇生させ、休憩スペースとして有効活用した建築技術・空間利用の妙に感銘を受けました。 -
絵画
館内のいろいろなところに絵画が飾られていました。 -
鳥籠とバッタ
鳥籠はかなり古いものだそうです。
あ、バッタが2匹いるということは、虫籠かも? -
廊下に入ってくる日差し
-
中庭に面した休憩所
中庭を眺めながらゆっくりできます。 -
中庭
それほど広くない敷地を最大限に有効活用しています。 -
廊下
この先が私たちの泊まった部屋です。
手前右側に別の部屋があります。
この時、たまたま部屋の前にタオルが放置してありました。
たまたまとはいえ、これは減点材料かな〜。
この館内を歩きまわっていて、唯一見つけたマイナス点です。 -
ラウンジと図書室
前方に入口がありますが、ここは図書室です。
こちら側がラウンジになっていました。
この図書室の入口が、屈まないと入れないくらい低いです。
茶室の入口、にじり口のようなイメージかな〜。 -
図書室
建築関係を中心に、たくさんの本が並んでいました。 -
図書室
いかにも歴史のありそうな文机。
向こう側にも本棚があり、たくさんの本があります。
「日本の意匠」というシリーズも、読んでみたかったかも。 -
図書室
座った時にちょうど目の前に中庭が広がるように、低い位置に窓があります。 -
廊下の椅子
-
階段
館内奥の方にあった階段です。
こちらから上にあがってみましたが、客室が数部屋ありました。 -
アーネスト・スタディ(霞の間)
正面側の階段を上がると、このドアが見えます。
素敵な十文字ガラスのドア。 -
アーネスト・スタディ
この部屋は、現在の女将のご主人であった写真家の故アーネスト佐藤さんの書斎です。
17時から23時まで宿泊客のラウンジとして開放されています。 -
キッチン
セルフサービスですが、好きな食器で好きな飲み物を作れるようになっています。 -
グラス
ウェッジウッド・マイセン・バカラなど、グラスやティーカップに一流品を揃えてありました。 -
飴・チョコレート・ビスケット
ここに置かれているおやつは、日によっていろいろ変わるそうです。 -
お茶と紅茶
-
リビングスペース
和洋が見事に調和したスペース。
和に拘ることなく、和洋それぞれの良いところを積極的に取り入れていこうとする、この旅館のスタンスを象徴しているような部屋です。
低めの天井が、隠れ家にいるような楽しさを瞬間的に感じさせてくれます。 -
飾り棚
世界各国のものがいろいろと飾られていました。 -
展示品
何かのゲームかな? -
椅子
とても大きな椅子で、すわり心地が抜群!
座っていたら、ウトウト眠ってしまいそうです。 -
本棚
アート関係の洋書でしょうか。
この本を読みながら、ソファーでゆったりするのも気持ちが良さそう。 -
デスク
PCがあり、ネットで調べ物をしたりできます。
ふと横を見た時に、窓越しに緑が見られる心憎いまでの演出。 -
窓
2階であることを忘れてしまいそうな屋根上に作られた植栽。 -
五角形のリビングスペース
五角形の形をしたこのスペースがとても素敵です。
窓の部分が斜めに突き出たデザインで斬新。
ソファやクッションにもこだわりが見られます。 -
窓際に
ガラス製のオブジェがありました。 -
本立て
日本ではあまり見かけることのないアイテム。
アンティークっぽくていいですね〜、家に一つ欲しいです(*^_^*) -
窓の上
正面のガラス窓の上に小さな窓が。
前後に置かれた置物といい、すごいセンスだと思いました。 -
天井
むき出しになった梁もいい雰囲気を醸し出しています。 -
鍵
この部屋はとにかく凄いです。
随所に見られる和洋の融合。
設計者の抜群のセンス・柔軟性、こだわり抜いた家具・調度品・・・。
素晴らしいの一言。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- たらよろさん 2008/09/13 23:21:21
- 俵屋旅館
- おぉ〜〜俵屋ですね。
あの俵屋旅館・・・入ったところの金屏風がとっても素敵ですね。
これからも滞在を素晴らしいものになりそうな
そんな期待感を抱かせてくれる金屏風です。
まだコメントはいる前なのでわかりませんが、
滞在の感想はいかがでしたか?
さすが一流の料理旅館でしたか?
想像していた以上に和モダンな感じで驚きました。
旅行記の完成をお待ちいたしております。
たらよろ
- みにくまさん からの返信 2008/09/14 00:13:47
- RE: 俵屋旅館
たらよろさん、こんばんは〜。
俵屋旅館行ってきました!
とりあえず写真は載せたものの、コメントがものすごく遅れていて申し訳ないです<(_ _)>
ここ2週間連続で2泊の旅行をしてしまっているので、工事中旅行記が13くらいと、未登録旅行記が7つもたまってしまいました。
たくさん旅行記がたまった時は、料理の記事から仕上げないと時間とともに記憶が飛んだり、他のお店とごっちゃになったりするので、旅館の記事は後回しになってしまっています・・・。
言い訳はおいておいて、俵屋さん、さすがに前評判通りの良い旅館でした。
特に凄かったのはお部屋や、館内のアーネストスタディというスペースにあるインテリアなどですね〜。
とにかく細部にまでこだわった造りに驚きの連続でした。
料理も前評判どおり(?)まぁまぁでした。
美味しいは美味しいのですが、料理だけをとった場合には、前回行った京都吉兆さんに一歩も二歩も後れをとってしまいますね〜。
総合的に判断して、私の中での日本一旅館は「半水盧」のまま不動です。
頑張って旅行記を仕上げますので、もう少しお待ちください<(_ _)>
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