１日目②積丹ブルーはホントに青かった～小樽・旭川・美瑛・富良野・帯広の旅

2013/09/26 - 2013/09/29

LCCを利用した3泊4日の夫婦の旅。

新千歳空港でレンタカーを借りて、積丹半島に高速を利用して向かいました。
お目当ては積丹ブルーを見ることです！


〈スケジュール〉
１日目　新千歳空港→積丹半島→小樽　243㎞走行
２日目　旭山動物園→上野ファーム→美瑛→富良野　306㎞走行
３日目　雲海テラス→帯広でガーデン＆駅巡り→富良野　361㎞走行
４日目　富良野→新千歳空港　233㎞走行

〈3泊4日　１人分の費用〉
飛行機往復17880円＋レンタカー6300円＋宿泊7825円＋チケット4400円＋燃料＆高速代5215円＝41620円
※飲食代、お土産代は含んでません。

エリア 積丹半島(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配

11:07に新千歳空港でレンタカーを借りて出発。

小樽まで高速（ETCカードで1450円）を使い、そこから積丹半島に向かいます。

でも、その前にお昼を食べなきゃね！

12:20　小樽の『青塚食堂』へ。

駐車場が分からなくて、店先でニシンを焼いているおばちゃんに聞いたら、店から道路を挟んで向かい側の海岸のような駐車場を教えてもらいました。
ダイナミックな駐車場だね。

この駐車場がいっぱいになったら、道路を少し奥に進んだデッカイ駐車場を使用するんだそうです。

お昼時でしたが、お客さんは半分ほど埋まってました。

定食にすると、大きなニシンが食べきれないと読んだ旦那はニシン丼（945円）を注文。

肉厚のあるニシンを一口食べて「美味い」とコメントしてました。
ニシンとご飯の間に敷いてある漬物のようなのが、美味しかったそうです。

私は、せっかく北海道にきたので、海鮮が食べたくて、お刺身定食（1890円）を注文。

つぶ貝とホタテがプリプリ。
小さなホタテが入った味噌汁も面白い。

旦那と、半分こして食べたのですが、もう動けないというほどお腹一杯になりました。

青塚食堂から丘の上のニシン御殿が見えます。

今日の目標、積丹半島はまだまだ先なので、ニシン御殿には寄らずに出発します。

13:00　積丹に向かって出発！

積丹までの道は、地図では海岸に沿っているように見えますが、それほど海は見えず、林道とトンネルの連続でした。

民宿 青塚食堂 グルメ・レストラン

14:30　島武意海岸に到着。

ここまで、山を登っていったので海あんまし見えず。

無料駐車場に車をとめて、島武意海岸に通じる小さなトンネルを通ります。

このトンネル、小さかった、そして、真っ暗でした。
「なんも見えないよ〜。怖いよ〜」とボヤキながら進むと…。

島武意海岸 自然・景勝地

トンネルから出た瞬間、目の前に青い海原が！

切り立った奇岩が海から生えていて、なかなかの景色。

「これが積丹ブルーかぁ〜」
旦那としみじみ。

はるか下の方に、海岸が見えます。
たぶん、これが島武意海岸。

そこまで、続く階段があるのですが、今回はパス！

だって、海岸にいる人が豆粒サイズなんですもん。
とてもあそこまで行って帰る自信がありません。

島武意海岸 自然・景勝地

14:50　島武意海岸を出発。

神威岬に向かいます。

道路もこれまでの林道から、海沿いへ。
積丹ブルーと奇岩がいい感じ！

トンネルの海側には旧道時代の閉鎖されたトンネルがだいたいあります。
旧道大好きの旦那が、何やら語りまくり、チェックしまくってました。

15:08　神威岬に到着。

無料駐車場にとめて、灯台まで出発…と思いきや、ヒグマ注意の看板が。
灯台までの道でも、あっちこっちにラジオを流してクマよけをしていました。

この後、とある事件で出会う警察官の方によると、親子のクマがウロウロしているんだそうです。

私「灯台までの道は狭いですが、クマにあったらどうしたらいいですか？」

警察官「出会っちゃったらどうしようもないね。逃げずに、ゆっくり後ずさっていくとクマがいなくなるかもしれない」

だそうです。
出会ったらどうしようもないのか…。

神威岬 自然・景勝地

　遊歩道の入口にある「女人禁制の門」をくぐると、動物の背中のような大地に、一本道が続きます。

神威岬灯台まで片道２０分は遠いので、迷うところですが、あまりの絶景に行くことにしました。

前方には海、振り返ると雄大な山々が見えます。

ちなみに、ツアーらしき団体さんは「女人禁制の門」までで添乗員さんにターンさせらてました。
こっから先が、絶景なのにね。

神威岬 自然・景勝地

しばらく進むと『念仏トンネル』が見えてきます。
右の一番小さい穴がそうです。

以前は、神威岬に行くにはこのトンネルを通る必要があったそうです。

海岸まで降りていくジグザグの道らしきものは残っているんですが、念仏トンネルまでの海岸線が一部海に沈んでいるで、どうやってあそこまで行くのか不思議です。

神威岬 自然・景勝地

灯台までの道は道幅が狭くてアップダウンがあります。

おまけに道の7分の1ほどが写真の金網張りなんです。

吹き上げられても飛ばないように金網にされているんでしょうが、下が透けて怖い！

雨の日は絶対滑る気がする。
晴れの日に来てよかった。

道は狭いですが、よく整備されていて、綺麗でした。

それに、動物の背骨を歩くような道も独特で楽しい！
360度、北海道らしい雄大な風景がみれて、ゼイゼイいいながら歩いたかいがあります。

ここは駐車場やトイレも、よく整備されていて、綺麗です。

島武意海岸のトイレは新しいですが、汚かったので行くならこっちがおススメ。

岬の先端に到着。

1888年に初点灯して、1960年に無人になるまでは、灯台の職員が家族と一緒に生活していたそうです。

掲示されている住んでいたころの古い写真と見比べて、ここに家があったんだろうな、この塀は当時の名残か…と、ノスタルジックに浸ります。

岬から見る海の色は美しいです。

底の岩が見えるくらい透明度は高いですが、絵の具をおとしたかのようなブルーです。

旦那が「気持ち悪いくらい青いね！」と、じっと海底を眺めてました。

積丹ブルーを堪能して、16:00に駐車場に戻ります。

駐車場では管理人らしきオッチャンが、灯台まで行こうか迷っている観光客に、
「今日の日入りは17:30だよ〜。18:00にココは閉まるから今から行くとちょうどいいよ〜」と誘ってました。オッチャン商売上手（？）です！

夕日を目当ての観光客が増えてきました。

ここで、事件発生です！

駐車していた私たちのレンタカー車に、他の車がバックする際、ぶつけてしまっていたんです。でも、ぶつけた方は、警察を呼んで私たち来るのを待っていてくれました。

良い人〜。
まずそのことに感動して、怒るのを忘れちゃいました！

神威岬の駐在さんは不在だったので、美国から警察官の方が事故証明書を書きにきてくれました。

レンタカー屋さんに連絡すると、こちらに非はないので相手の保険で修理代は全てでるとのこと。

ぶつけられた箇所も、バンパーが少し凹んでライトにヒビが入っている程度で走行には問題なかったので、そのまま旅を続けることにしました。

この事件で、１時間ロスをして、17:00に小樽に向かって出発です。

神威岬 自然・景勝地

この旅行記へのコメント （2）

• 水仙さん 2013/10/03 07:51:01

  青い海、すごいですね。

  車の接触事故は本当に良い方でよかったです。旅行中に嫌な思い出にならなくてよかったですね。
  北海道の廻るコースがいいなと思いました。北海道は距離を走るから行きたいところをよく考えない時間が足りなくなりますね。参考になります。ありがとうございます。行けたらいいなぁ。

  MIKIさん からの返信 2013/10/03 13:04:11

  RE: 青い海、すごいですね。

  コメントありがとうございます。
  
  車がレンタカーだったので、修理代どうしようと焦りました。
  でも、相手の方が警察を呼んで待っていてくれたので本当に良かったです。
  よい北海道の思い出になりました。
  
  旦那が地図マニアだったのが幸いでした。
  北海道の行きたいところをリクエストしたら、数日悩んで地図を熟読してコースを決めてくれたので効率よくまわることができました。
  ちなみに、旦那は『人間カーナビ』と、周囲からあだ名されてます。
  
  北海道は、雄大な景色が見れる数少ない場所の一つですよね。
  本州とは、スケール感が違って日本じゃないみたいでした。
  
  おススメです！