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<br />1989年6月7日(1ドル=3000〜3180インティ)。<br />朝、両替をしようと、サンマルティン広場へ行く。<br /><br />すると、ドルキャッシュで3000インティ、トラベラーズチェックで2700インティだという。<br />広場で立っている人が両替するのだから、トラベラーズチェックのレートが悪いのは理解できる。<br /><br />ただ、6月5日にドルは3350インティまで上がってたのが、突然3000インティに下がったのはびっくり。<br />ちなみにこの日の朝は3000インティで、昼ごろには3150まで上がり、夕方には3180になった。<br /><br />Pueblo Libre地区にある博物館(国立人類学考古学博物館)へ行こうと、コレクティボ乗り場に歩き出す。<br />すると、町に軍が出ていて、コレクティボ乗り場の通りが封鎖されていた。<br /><br />それで、シェラトンホテルまで歩き、タクシーをつかまえた。<br />タクシーに乗って、有名な「黄金博物館」へ行こうと考えたわけだ。<br /><br />タクシーの言い値は最初12000インティ(4ドル)と吹っかけたが、交渉して7000インティに下げた。<br />黄金博物館とは「MUSEOS MIGUEL MUJICA GALLO」のこと。<br /><br />ここには、実は2つの博物館があった。<br />「ORO DEL PERU」という黄金博物館、それと「ARMAS DEL MUNDO」武器博物館が同じ建物にはいっている。<br /><br />黄金博物館といって思い出すのが、コスタリカの首都サンホセのものと、コロンビアの首都ボゴダにあるもの。<br />世界三大黄金博物館は、サンホセ、ボゴダと、リマの3つを指す。<br /><br />僕は中米を下ってきた時に、サンホセの黄金博物館は見ている。<br />ボゴダの黄金博物館は、南米大陸を出るのをコロンビアにするつもりなので、そのときに見れる。<br /><br />だから、ペルーにいるときにリマの黄金博物館を見ることは、僕にとっては重要だった。<br />黄金博物館で目に付いたのは、インカの儀式用のナイフ「TUMI」。<br /><br />あとは、特に目立つようなものはなかった。<br />黄金というと金無垢のものを期待するが、実際は薄く延ばした金で物の表面を覆う場合がほとんど。<br /><br />黄金の杖とはいっても、杖の表面に黄金の薄板が張ってあるだけだ。<br />黄金で僕が思い出すのは、ブルガリアの博物館のこと。<br /><br />ここには、死者のチンコを金で覆っていた。<br />だから、チンコ型の金の筒があったわけだ(頭の部分にはもちろん帽子もあった)。<br /><br />もちろん死者なので、チンコは縮んでいて、小さくて、訪問者の心もなごんだ。<br />遺跡から出てくる土器や人物像には、性器を極端に大きく描くものがある。<br /><br />大きな男性器をみると、男性も女性も、自分が知っているものと比較するので、ガッカリする。<br />だから、金製の小さなチンコカップは、とても優越感が得られるものだ。<br /><br />新婚旅行やカップル旅行、浮気旅行でブルガリアへ行ったら、博物館へ行くことをすすめておきます。<br />2人の仲がよくなることでしょう。<br /><br />黄金博物館は地下にあった。<br />階段を下りる壁に、日本語の「ペルーの黄金展」のポスターが貼ってあった。<br /><br />日本橋三越で「ペルーの黄金展」をやったようで、そのときのポスターだ。<br />黄金博物館が期待はずれだったのに比べると、武器博物館は結構興味深かった。<br /><br />ただ、陳列されているものが多すぎて、よく整理されていない感じがした。<br />日本の甲冑や日本刀もあったが、とにかく世界中からひたすらかき集めてきたという印象。<br /><br />さて、ここまでで結構時間を使った。<br />次は、最初に行くつもりだった「国立人類学考古学博物館」へ行こうと考える。<br /><br />この博物館は、リマの西側のプエブロリーブロ地区にある。<br />黄金博物館はリマの東側だ。<br /><br />だから、リマ南部のミラフローレス地区を経由すれば、ローカルバスで移動できるだろう。<br />まず、MonterricoからMIRAFLORESへ、コレクティボに乗る(280インティ)。<br /><br />しかし、コレクティボの中で考えたら、移動に時間をかけていたら、博物館の閉館時間(午後5時)が来てしまう。<br />そこで、AREQUIPAのANGAMOSの角で降りて、タクシーを捕まえた(5千インティ)。<br /><br />博物館の入場料は6000インティ。<br />いままで僕が見てきたモチカやチムーの土器が興味深い。<br /><br />これから向かうナスカの土器にも個性がある。<br />AYACUCHOを中心とした「WARI帝国(800-1000AD)」があったというのが興味深かった。<br /><br />インカの縄文字キープ(quipus)の実物を見た。<br />思っていたよりも縄が細いのにちょっと驚く。<br /><br />博物館の閉館時間で追い出される。<br />AVENIDA BRASILからPLAZA BOLOGNESIへコレクティボに乗る(270インティ)。<br /><br />シェラトンホテルでIHT(International Herald Tribune)を買う(6500インティ)。<br />リマに来た日に財布を忘れた、日系人経営の食堂「マチュピチュ」へ行く。<br /><br />今日は、リマの東から南から西へと、動き回って疲れた。<br />豪華に、ビステック、ワンタン、タジャリンを取って、ビールを3本飲む(13300インティ)。<br /><br />部屋へ戻ったが、数日前に知り合っていた日本人旅行者が僕の部屋にやってきた。<br />また、外へ出て飲み、旅の話をした。<br /><br />明日は、また別の博物館へ行きましょうか。<br />「MUSEO RAFAEL LARCO HERRERA」には、エッチな土器があるらしいからね。<br /><br />しかも、いろんな体位でエッチをしている土器らしい。<br />これはゼッタイに見逃せないよ(笑)。<br /><br />http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/south_america/museo_de_oro.htm<br />

『黄金博物館、武器博物館、国立人類学考古学博物館を見るために、リマ中を動き回る@リマ/ペルー/南米』

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1989/06/07 - 1989/06/07

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みどりのくつした

みどりのくつしたさん


1989年6月7日(1ドル=3000〜3180インティ)。
朝、両替をしようと、サンマルティン広場へ行く。

すると、ドルキャッシュで3000インティ、トラベラーズチェックで2700インティだという。
広場で立っている人が両替するのだから、トラベラーズチェックのレートが悪いのは理解できる。

ただ、6月5日にドルは3350インティまで上がってたのが、突然3000インティに下がったのはびっくり。
ちなみにこの日の朝は3000インティで、昼ごろには3150まで上がり、夕方には3180になった。

Pueblo Libre地区にある博物館(国立人類学考古学博物館)へ行こうと、コレクティボ乗り場に歩き出す。
すると、町に軍が出ていて、コレクティボ乗り場の通りが封鎖されていた。

それで、シェラトンホテルまで歩き、タクシーをつかまえた。
タクシーに乗って、有名な「黄金博物館」へ行こうと考えたわけだ。

タクシーの言い値は最初12000インティ(4ドル)と吹っかけたが、交渉して7000インティに下げた。
黄金博物館とは「MUSEOS MIGUEL MUJICA GALLO」のこと。

ここには、実は2つの博物館があった。
「ORO DEL PERU」という黄金博物館、それと「ARMAS DEL MUNDO」武器博物館が同じ建物にはいっている。

黄金博物館といって思い出すのが、コスタリカの首都サンホセのものと、コロンビアの首都ボゴダにあるもの。
世界三大黄金博物館は、サンホセ、ボゴダと、リマの3つを指す。

僕は中米を下ってきた時に、サンホセの黄金博物館は見ている。
ボゴダの黄金博物館は、南米大陸を出るのをコロンビアにするつもりなので、そのときに見れる。

だから、ペルーにいるときにリマの黄金博物館を見ることは、僕にとっては重要だった。
黄金博物館で目に付いたのは、インカの儀式用のナイフ「TUMI」。

あとは、特に目立つようなものはなかった。
黄金というと金無垢のものを期待するが、実際は薄く延ばした金で物の表面を覆う場合がほとんど。

黄金の杖とはいっても、杖の表面に黄金の薄板が張ってあるだけだ。
黄金で僕が思い出すのは、ブルガリアの博物館のこと。

ここには、死者のチンコを金で覆っていた。
だから、チンコ型の金の筒があったわけだ(頭の部分にはもちろん帽子もあった)。

もちろん死者なので、チンコは縮んでいて、小さくて、訪問者の心もなごんだ。
遺跡から出てくる土器や人物像には、性器を極端に大きく描くものがある。

大きな男性器をみると、男性も女性も、自分が知っているものと比較するので、ガッカリする。
だから、金製の小さなチンコカップは、とても優越感が得られるものだ。

新婚旅行やカップル旅行、浮気旅行でブルガリアへ行ったら、博物館へ行くことをすすめておきます。
2人の仲がよくなることでしょう。

黄金博物館は地下にあった。
階段を下りる壁に、日本語の「ペルーの黄金展」のポスターが貼ってあった。

日本橋三越で「ペルーの黄金展」をやったようで、そのときのポスターだ。
黄金博物館が期待はずれだったのに比べると、武器博物館は結構興味深かった。

ただ、陳列されているものが多すぎて、よく整理されていない感じがした。
日本の甲冑や日本刀もあったが、とにかく世界中からひたすらかき集めてきたという印象。

さて、ここまでで結構時間を使った。
次は、最初に行くつもりだった「国立人類学考古学博物館」へ行こうと考える。

この博物館は、リマの西側のプエブロリーブロ地区にある。
黄金博物館はリマの東側だ。

だから、リマ南部のミラフローレス地区を経由すれば、ローカルバスで移動できるだろう。
まず、MonterricoからMIRAFLORESへ、コレクティボに乗る(280インティ)。

しかし、コレクティボの中で考えたら、移動に時間をかけていたら、博物館の閉館時間(午後5時)が来てしまう。
そこで、AREQUIPAのANGAMOSの角で降りて、タクシーを捕まえた(5千インティ)。

博物館の入場料は6000インティ。
いままで僕が見てきたモチカやチムーの土器が興味深い。

これから向かうナスカの土器にも個性がある。
AYACUCHOを中心とした「WARI帝国(800-1000AD)」があったというのが興味深かった。

インカの縄文字キープ(quipus)の実物を見た。
思っていたよりも縄が細いのにちょっと驚く。

博物館の閉館時間で追い出される。
AVENIDA BRASILからPLAZA BOLOGNESIへコレクティボに乗る(270インティ)。

シェラトンホテルでIHT(International Herald Tribune)を買う(6500インティ)。
リマに来た日に財布を忘れた、日系人経営の食堂「マチュピチュ」へ行く。

今日は、リマの東から南から西へと、動き回って疲れた。
豪華に、ビステック、ワンタン、タジャリンを取って、ビールを3本飲む(13300インティ)。

部屋へ戻ったが、数日前に知り合っていた日本人旅行者が僕の部屋にやってきた。
また、外へ出て飲み、旅の話をした。

明日は、また別の博物館へ行きましょうか。
「MUSEO RAFAEL LARCO HERRERA」には、エッチな土器があるらしいからね。

しかも、いろんな体位でエッチをしている土器らしい。
これはゼッタイに見逃せないよ(笑)。

http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/south_america/museo_de_oro.htm

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