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六義園は、徳川五大将軍・綱吉の側用人・柳沢吉保が、自らの下屋敷の庭園として、元禄8年~元禄15年(1695~1702年)の7年かけて造営された大名庭園(日本庭園)です。将軍・綱吉は、この庭園が完成した後幾度も訪れています。<br /><br />柳沢吉保が、「古今和歌集」で詠み込まれた「和歌の浦の景観」を再現しようとしたもので、約2万7千坪の平坦な土地に土を盛って丘を作り、千川上水を引き入れて池を掘り、「回遊式築山泉水庭園」として造園されています。<br /><br />明治に入って三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎が六義園を買取り、維新後荒れていた庭園を整備し、別邸としています。その後の関東大震災による被害にもほとんど会うこともなく、昭和13年(1938年)に岩崎家より東京市に寄贈され、一般公開されるようになりました。<br /><br />また、東京大空襲の被害を受けることもなく、造園時の面影をそのまま残してきました。昭和28年(1953年)には、国の特別名勝に指定された貴重な文化財で、小石川後楽園とともに、江戸の二大庭園に数えられています。<br />

東京都心の紅葉・・江戸の二大庭園で特別名勝の、六義園(りくぎえん)をめぐります。

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2016/11/29 - 2016/11/29

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旅行記グループ 東京公園.庭園めぐり

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YAMAJI

YAMAJIさん

六義園は、徳川五大将軍・綱吉の側用人・柳沢吉保が、自らの下屋敷の庭園として、元禄8年~元禄15年(1695~1702年)の7年かけて造営された大名庭園(日本庭園)です。将軍・綱吉は、この庭園が完成した後幾度も訪れています。

柳沢吉保が、「古今和歌集」で詠み込まれた「和歌の浦の景観」を再現しようとしたもので、約2万7千坪の平坦な土地に土を盛って丘を作り、千川上水を引き入れて池を掘り、「回遊式築山泉水庭園」として造園されています。

明治に入って三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎が六義園を買取り、維新後荒れていた庭園を整備し、別邸としています。その後の関東大震災による被害にもほとんど会うこともなく、昭和13年(1938年)に岩崎家より東京市に寄贈され、一般公開されるようになりました。

また、東京大空襲の被害を受けることもなく、造園時の面影をそのまま残してきました。昭和28年(1953年)には、国の特別名勝に指定された貴重な文化財で、小石川後楽園とともに、江戸の二大庭園に数えられています。

旅行の満足度
4.0

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  • 染井門から入園です。<br />イベント時などに臨時開門します。今日は紅葉の夜間ライトアップ時期です。

    染井門から入園です。
    イベント時などに臨時開門します。今日は紅葉の夜間ライトアップ時期です。

  • 六義園の案内図です。

    六義園の案内図です。

  • 野点傘と緋毛氈そして紅葉がお出迎えです。

    野点傘と緋毛氈そして紅葉がお出迎えです。

  • 剡渓流(ぜんけいのながれ)です。

    剡渓流(ぜんけいのながれ)です。

  • 山陰橋(やまかげはし)です。<br />イロハモミジのグラデーション(緑、黄、橙、赤)が綺麗です。

    山陰橋(やまかげはし)です。
    イロハモミジのグラデーション(緑、黄、橙、赤)が綺麗です。

  • 橙色のイロハモミジです。

    橙色のイロハモミジです。

  • つつじ茶屋です。<br />明治年間に、つつじの古木材を用いて建てられています。

    つつじ茶屋です。
    明治年間に、つつじの古木材を用いて建てられています。

  • つつじの古木で建てられています。<br />つつじの木は成長が遅く、太いつつじの古木を集めるのに苦労したようです。

    つつじの古木で建てられています。
    つつじの木は成長が遅く、太いつつじの古木を集めるのに苦労したようです。

  • 水香江(すいこうえ)です。<br />かってここには水が流れ、蓮の花が咲いていたと伝わっています。

    水香江(すいこうえ)です。
    かってここには水が流れ、蓮の花が咲いていたと伝わっています。

  • 順光で撮影しています。<br />色ずきの悪い葉がめだち、葉先が湾曲したり枯れるものも見られます。今年の紅葉は外れ年です。

    順光で撮影しています。
    色ずきの悪い葉がめだち、葉先が湾曲したり枯れるものも見られます。今年の紅葉は外れ年です。

  • 逆行で撮影しています。<br />同じイロハモミジの木とは思えない鮮やかさです。

    逆行で撮影しています。
    同じイロハモミジの木とは思えない鮮やかさです。

  • いかがですか。

    いかがですか。

  • ツツジです。

    ツツジです。

  • 草木染屋ともみじ茶屋です。<br />もみじ茶屋; 甘酒300円、おでん500円、玉こんにゃく400円、鶏おこわちまき400円など販売していました。

    草木染屋ともみじ茶屋です。
    もみじ茶屋; 甘酒300円、おでん500円、玉こんにゃく400円、鶏おこわちまき400円など販売していました。

  • 三福団子です。<br />上新粉を蒸して杵でついた三福だんごは、大福、幸福、裕福の三つの福が一体となった縁起の良いだんごです。炭火で焼いた三福だんごを、特製のくるみ味噌を付けてもらい;310円でした。<br />

    三福団子です。
    上新粉を蒸して杵でついた三福だんごは、大福、幸福、裕福の三つの福が一体となった縁起の良いだんごです。炭火で焼いた三福だんごを、特製のくるみ味噌を付けてもらい;310円でした。

  • センリョウです。

    センリョウです。

  • 銀杏です。

    銀杏です。

  • エナガが多数群れていますが、残念ながら写っていません。

    エナガが多数群れていますが、残念ながら写っていません。

  • 千鳥橋近くのイロハモミジです。

    千鳥橋近くのイロハモミジです。

  • 吹上茶屋(ふきあげちゃや)です。<br />抹茶や甘酒の販売とオリジナル手ぬぐいなどのお土産の販売もしています。

    吹上茶屋(ふきあげちゃや)です。
    抹茶や甘酒の販売とオリジナル手ぬぐいなどのお土産の販売もしています。

  • 池を眺めながら抹茶が楽しめます。<br />抹茶と上生菓子のセットで;510円です。甘酒は;300円です。

    池を眺めながら抹茶が楽しめます。
    抹茶と上生菓子のセットで;510円です。甘酒は;300円です。

  • 吹上茶屋前の老桜です。

    吹上茶屋前の老桜です。

  • 吹上の松です。<br />吹上浜(ふきあげはま)のシンボルで、樹齢300年あります。

    吹上の松です。
    吹上浜(ふきあげはま)のシンボルで、樹齢300年あります。

  • 千鳥橋(ちどりばし)です。

    千鳥橋(ちどりばし)です。

  • 千鳥橋からの眺望です。

    千鳥橋からの眺望です。

  • この鯉達は良く太っています。

    この鯉達は良く太っています。

  • カルガモです。

    カルガモです。

  • 滝見茶屋(たきみちゃや)です。<br />あずまやの横を渓流が走り、岩の間から落ちて水しぶきを上げています。

    滝見茶屋(たきみちゃや)です。
    あずまやの横を渓流が走り、岩の間から落ちて水しぶきを上げています。

  • 水分石(みずわけいし)です。<br />枕流洞(六義園の水源)からの水が、滝のように流れ落ちる所にある岩を「水分石」といい、ここから水の流れが三つに分かれて池に注ぎます。水の量が少なく滝見とはいきません。<br />

    水分石(みずわけいし)です。
    枕流洞(六義園の水源)からの水が、滝のように流れ落ちる所にある岩を「水分石」といい、ここから水の流れが三つに分かれて池に注ぎます。水の量が少なく滝見とはいきません。

  • ムラサキシキブです。

    ムラサキシキブです。

  • 雪吊りです。

    雪吊りです。

  • 吹上浜(吹上茶屋)が見えます。

    吹上浜(吹上茶屋)が見えます。

  • 蓬莱島(ほうらいじま)です。<br />蓬莱島の周りに、マガモやキンクロハジロ、ホシハジロが写っています。

    蓬莱島(ほうらいじま)です。
    蓬莱島の周りに、マガモやキンクロハジロ、ホシハジロが写っています。

  • 中の島が見えます。<br />正面の中の島には、妹山(いものやま)と背山(せのやま)の二つの山があります。

    中の島が見えます。
    正面の中の島には、妹山(いものやま)と背山(せのやま)の二つの山があります。

  • サザンカです。

    サザンカです。

  • 心泉亭(しんせんてい)です。<br />お茶室ですが、一般の人も集会所として利用出来ます。有料予約制です。

    心泉亭(しんせんてい)です。
    お茶室ですが、一般の人も集会所として利用出来ます。有料予約制です。

  • 宜春亭(ぎしゅんてい)です。<br />お茶室ですが、一般の人も集会所として利用出来ます。有料予約制です。

    宜春亭(ぎしゅんてい)です。
    お茶室ですが、一般の人も集会所として利用出来ます。有料予約制です。

  • お茶室側の門と門を覆うイロハモミジです。

    お茶室側の門と門を覆うイロハモミジです。

  • ここのイロハモミジは見事でした。<br />葉に変色・湾曲、枯れは無く、順光でも逆行でも発色は見事です。、

    ここのイロハモミジは見事でした。
    葉に変色・湾曲、枯れは無く、順光でも逆行でも発色は見事です。、

  • 内庭大門(ないていだいもん)です。<br />正門から庭園の中心に入るための門です。

    内庭大門(ないていだいもん)です。
    正門から庭園の中心に入るための門です。

  • しだれ桜です。<br />高さ約15m、幅は約20mある、流れる滝のような見事な大木の桜で、東京お花見ランキング上位の人気スポットです。

    しだれ桜です。
    高さ約15m、幅は約20mある、流れる滝のような見事な大木の桜で、東京お花見ランキング上位の人気スポットです。

  • 大きなイロハモミジです。

    大きなイロハモミジです。

  • 田鶴橋(たづばし)です。<br />中の島へ通じる橋で、現在封鎖されていて渡ることが出来ません。

    田鶴橋(たづばし)です。
    中の島へ通じる橋で、現在封鎖されていて渡ることが出来ません。

  • ハゼの木です。

    ハゼの木です。

  • ハゼの木は少ないですが、今が紅葉真っ盛りで、色付きも皆いいです。

    ハゼの木は少ないですが、今が紅葉真っ盛りで、色付きも皆いいです。

  • 休憩所兼売店です。

    休憩所兼売店です。

  • 出汐湊(でしおのみなと)からの眺望です。

    出汐湊(でしおのみなと)からの眺望です。

  • 指南丘(しるべの丘)と千鳥橋が見えます。

    指南丘(しるべの丘)と千鳥橋が見えます。

  • 渡月橋(とげつきょう)です。<br />2枚の大きな石を組み合わせた石の橋で、六義園の多くの橋のなかでも注目のスポットです。周囲のイロハモミジも綺麗でした。

    渡月橋(とげつきょう)です。
    2枚の大きな石を組み合わせた石の橋で、六義園の多くの橋のなかでも注目のスポットです。周囲のイロハモミジも綺麗でした。

  • 渡月橋です。<br />回り込んで、ちよっと小高い、芦辺茶屋跡から撮影しています。

    渡月橋です。
    回り込んで、ちよっと小高い、芦辺茶屋跡から撮影しています。

  • ドウダンツツジです。

    ドウダンツツジです。

  • ドウダンツツジです。

    ドウダンツツジです。

  • 蛛道(ささがにのみち)です。

    蛛道(ささがにのみち)です。

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