2012/04/08 - 2012/04/08
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YAMAJIさん
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佐倉城址公園は、「日本100名城」に選定されています。
又、2007年2月16日には、「日本の歴史公園100選」に選ばれました。
佐倉城は印旛沼へ注ぐ鹿島川、高崎川を外堀とし、台地上に土塁を加えて築城した平山城で、石垣を用いていません。戦国のなかごろ、千葉氏の一族鹿島幹胤によつて初めて築かれたと伝えられ、別名、鹿島山城とも呼ばれていました。千葉邦胤もここに本城を移そうとしたがなかばにして果たせず、後に徳川家康がその要害に着目し、土井利勝に命じ1611年から7年間をついやし、1618年ごろ完成しました。以来、徳川幕府は江戸の守りとして老中格の譜代の諸侯九氏を封じました。
1746年山形から堀田氏が再び移封し、六代126年間11万石を領有して明治維新に及んだが、1873年(明治6年)第一軍管第二師団の営所が置かることがきまり、城の施設はことごとく壊されました。
1874年(明治7年)日本最初の軍隊歩兵第二連隊が佐倉に駐屯し、多くの部隊が編成・訓練され、西南戦争、日清戦争、日露戦争にこの地から出征して往きました。1909年(明治42年)には、第二連隊にかわつて歩兵五七連隊が移転し、1944年(昭和19年)のフイリピン戦でこの地から出征した多くの兵士の命が失われ、歩兵五七連隊は壊滅しました。
佐倉城、佐倉連隊跡地は、1964年(昭和39年)に公園として計画され整備が進められ、「歴博」の愛称で親しまれている国立歴史民俗博物館が、1983年(昭和58年)3月に、この佐倉城址公園跡に建設され開館しました。
佐倉城趾公園は、春の桜、初夏の菖蒲、晩秋の紅葉の時期には、沢山の人々で賑わいます。「歴博」の見学を含めて、たっぷり1日楽しめます。駐車場は全て無料で5ヶ所有り、「歴博」にはレストランもあります。是非、散策してみては如何ですか。
第1版 2006/12/01
第2版 2007/04/01
第3版 2008/06/21
第4版 2009/04/04
第5版 2010/04/16
第6版 2012/04/08
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佐倉城址公園案内図。
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成田街道(国道296号線)沿いの水壕。
台地の麓の周囲に水壕が作られ、成田街道沿いと鹿島川沿いに現存しています。 -
田町門跡より国立歴史民俗博物館を望む。
現在歴博のある場所は椎木曲輪と呼ばれ武家屋敷がありました。田町門から椎木曲輪へ上がる坂は、愛宕神社の下にあるため「愛宕坂」とよばれていました。 -
古園石仏大日如来像。
日本を代表する臼杵磨崖仏の複製で、愛宕坂の途中にあります。あと1週間ほどすると背後のいろはモミジが真紅に輝きます。 -
国立歴史民俗博物館に一番近い駐車場。
駐車場は、台地下に2箇所と台地上に3箇所あります。桜の満開の時期には、臨時駐車場も設けられ、車でくる人には助かります。 -
国立歴史民俗博物館。
原始・古代から現代に至るまでの歴史や日本人の民俗世界をテーマに、実物資料に加えて精密な複製品や学問的に裏ずけられた複製模型などを積極的に取り入れ、日本の歴史と文化について、誰でも容易に理解を深められるよう展示されています。 -
国立歴史民俗博物館コンコース。
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馬出し空壕。
椎木曲輪と椎木門の間にありました。 -
「歴博」横の芝生広場。
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兵営の便所跡。
佐倉連隊跡の数少ない遺構です。 -
佐倉城の礎石。
「歴博」の研究棟を建設する際に、発掘調査され旧陸軍の営所跡を発見した。兵舎跡の基礎には、大量の石が詰めてあり、その石は佐倉城が建設された際の礎石と判明した。陸軍の営所を置く際に、佐倉城の建物が取り壊され、その基礎が転用された物でした。 -
本丸を囲む空壕。
空壕は本丸跡と二の丸跡の間、二の丸跡と三の丸跡の間、三の丸跡と自由広場の間などに、残っています。 -
モミジの紅葉にズームアップ。
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本丸へ通じる一の門方向を望む。
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一の門(案内図よいトリミング)。
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一の門跡。
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本丸を囲む土塁。
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本丸跡。
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銅櫓(案内図よりトリミング)。
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銅櫓跡。
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夫婦モッコク。
佐倉城の築城の際に本丸等に植えられた庭樹の一つと考えられています。このモッコクは、二株であるが根元が癒合しており、樹高11M以上ありモッコクとしては巨木です。 -
天守閣跡。
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天守閣跡より本丸跡を望む。
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本丸跡の桜並木と土塁。
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本丸に通じる台所門方向を望む。
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台所門跡。
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正岡子規の句碑。
1894年(明治27年)正岡子規が、本所ー佐倉間が開通した総武本線に初乗りし佐倉を訪れた時読んだ歌。「佐倉」「常磐木や冬されよさる城の跡」と刻まれています。 -
平成18年10月21日建設された佐倉の偉人、堀田正睦公の銅像。
1825年佐倉藩主になり、文武の奨励、藩民の生活の向上、藩校の拡充、諸侯に先駆けた蘭学の導入など、藩政の改革に努力されました。また1841年幕府老中に就き、1855年には老中首座となり、「攘夷」が叫ばれるなか、欧米列強に対抗する為には、貿易により国を富ませる必要があると「開国」を唱え、「日米修好通商条約」の締結に全力を傾けたことで知られています。 -
平成20年6月14日建設されたタウンゼント・ハリスの銅像。
ハリスは1855年に初代駐日総領事として着任し、堀田正睦公とともに「日米修好通商条約」の平和的締結に尽力した人物です。条約締結150年を記念して正睦公の銅像と並び建立さました。 -
三逕亭。
日曜と祝日には、表千家・裏千家の茶人によるお抹茶が、400円で楽します。 -
三逕亭の庭、石灯篭と蹲。
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三逕亭の庭、モミジが見頃。
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三の丸跡の桜。
桜の花が満開の時には、ブルーシートが敷かれ、お花見、酒盛り、カラオケで賑わいます。 -
自由広場横のイチョウ並木。
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山茶花の花の絨毯。
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山茶花の花にズームアップ。
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あずまや。
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あずまやから紅葉観賞。
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姥ヶ池。
天保年間にこの池のまわりで家老の娘をおもりしていた姥があやまって娘を池に落としてしまい、娘はそのまま沈んでしまつた。姥は困り果て身を投げたと伝えられ、以来「姥が池」と言われるようになつた。初夏には白いヒツジグサが池を埋め尽くす、また、鯉や亀も多数生息しているが、ブルーギルが爆発的に増えているのは困る物です。 -
赤トンボと睡蓮。姥ヶ池でのワンショット。
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訓練用の12階段。
兵士が高所からの飛び降り訓練に使用されたコンクリート製の階段。木製の台とは違い、壊すのが大変なため、戦後も残ったと考えられています。 -
菖蒲園。
紫・黄・白など色とりどりの花菖蒲、約9000株が咲き誇ります。
毎年欠かさず手入れされ、初夏(6月中旬)には見事な菖蒲が見られます。 -
菖蒲園を囲む様に植栽されているアジサイ。
菖蒲と同時期に花が咲きます。 -
菖蒲園より佐倉市役所を望む。
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馬出し空壕のサクラ。
シメイヨシノなど50種類、約1100本の桜が咲き誇ります。 -
本丸跡の花見客。
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本丸跡のサクラと出店。
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ソメイヨシノにズームアップ。
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三逕亭とサクラ。
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三逕亭近くのハナモモ。
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ハナモモにズームアップ。
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サクラとあずまや。
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三の丸跡のサクラ。
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三の丸跡のサクラ。
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三の丸跡の花見客。
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三の丸跡のキクモモ。
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キクモモにズームアップ。
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姥ヶ池のコブシ。
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国立歴史民俗博物館のロビーより馬出し空堀の桜を望む。
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歴博ロビーよりの桜にズームアップ。
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臨時駐車場の見事なサクラ。
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