武庫川学院・甲子園会館:まゆままさんの旅行ブログ
甲子園会館は、旧甲子園ホテル(昭和5年竣工)を昭和40年、武庫川学院が譲り受け教育施設として再生したもの。
設計は、フランク・ロイド・ライトの愛弟子、遠藤新が手がけた。
当時、帝国ホテルのマネージャーで、ホテル界の第一人者といわれた林愛作の理想に基づいて計画され、
「東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル」と並び称され、皇族、政財界人、上級軍人などの社交場としてにぎわった。
日本に残る数少ないライト式建築。
見学は要予約、ガイド付きで約1時間半ほどかけ、案内していただけた。
http://www.mukogawa-u.ac.jp/~kkcampus/
玄関の回転扉。
玄関周りの柱に使用されているのは風化に強いという石川県産の日華石。
温かくやわらかい色合い。
玄関の階段には竜山石が使われている。
この回転扉は、映画「ALWAYS三丁目の夕日」の中でも使われたらしい。
打出の小槌をモチーフにしたつくばい。
打出の小槌から水がふり落ちてくるイメージ。
水きん窟のように水の流れる音がする。
これ以外にも打出の小槌をモチーフにした装飾が建物のあちこちにちりばめられている。
つくばいの向かいの上には五つの窓が開けられている。
太陽光線がこの五枚の窓から差し込んだ時には幻想的な光景が見られるようだ。
他にも光と影の効果を考えた演出が見られる。
1階西のホール。
狭い入り口から突然目の前に広がるホール。
視覚的にも空間の変化が楽しめるようになっている。
当時はこのホールではダンスパーティーや披露宴などが毎日のように行われていたそう。
建物の内外に使われているタイルはこのボーダータイルとテラコッタタイルの二種類。
粘土に鉄粉を混ぜて焼いているので独特な斑点が現れる。
様々な色合いが出た素焼きのタイルを自由に並べて自然な感じを出している。
このボーダータイルは4cm弱の厚みを持つ奥行きのあるタイルで貼っているのではなく積み上げて使用されている。
こちらの装飾テラコッタタイルは京都のタイル会社、泰山窯で焼かれたもの。
ボーダータイルと同じく鉄分の黒っぽい斑点が特徴で光の加減で様々な模様が浮かび上がる。
独特の凸凹感のあるタイルが四枚一組になっている。
大きなガラスが使われた窓。
上の方のガラスは当時の古いガラスが使用されていて、外を眺めるとかすかに波打っている。
上下に開く窓はワイヤーで吊り下げられ軽く開くように工夫がされている。
約1時間半の甲子園会館の案内が終わり、
甲子園会館と競演する建築として2007年に誕生した新校舎、「建築スタジオ」の方へも希望者だけ案内していただけた。
この建物はコンペにより日建設計という会社が設計、竹中工務店が施工したもの。
建築学科の学生さんたちが講義を受ける部屋も驚くほどゆったりとしたスペース。
一人に一つ畳一畳分くらいの大きな机、前は壁全面がホワイトボードに。
他にも一人一台のパソコンルームもあったりで、設備も環境もすばらしい〜ここの学生さんたちは恵まれてるなあ・・
屋上庭園は環境に配慮し、緑化されている。
この庭園は水遣りはしなくてよいそうで、水分は下からにじみ出てくるしくみになってるそうだ。
白い四角の物体はきれいな空気と光を取り込む為のものだそう。

昨日、「美の巨人たち」で見ました。
もう1年経ったのですねぇ〜。
まゆままさんの旅行記から予備知識を得ていたので、TVの解説がよくわかりました。というか、まゆままさんの解説の方が丁寧でした(o^-')b
バーの床は寄せ木風でタイルに見えなかったし、ランプも光りすぎ・・(=_=)
それにしても日本のファミリーのために建てられたこのホテル、立派なものですね!!
武庫川に建築学科があることを知りませんでしたが、この建物で製図をしている女子学生は恵まれていると感じました。
すーぽん

スーポンドイツさん、こんばんは!
「美の巨人たち」見てなかったんですが、旧甲子園ホテルが出てたんですね?!
私のコメントは説明していただいた方からの受け売りですが;
お役に立てて?よかったです〜
元バーのタイルの床は私的にはとても好きなところだったんですが、テレビではうまく写ってなかったんですね・・
建築学科の学生さんたち、ほんとにこんな建物で学べるとはうらやましいですよね〜
夏休みも半ば過ぎましたね〜私は子供たちと苦闘の日々で・・
精神的にもぐったり気味です;
スーポンドイツさんも夏ばてにはお気をつけてお過ごしくださいませ。

まゆままさん
ここは高速道路で素通りするところでした。こんなに立派な建物があったとは!
打出の小槌は遠藤新のオリジナルモチーフとありましたが、この近くに阪神の駅「打出」や打出の浜があります。何か関係があるのかしらん。
それにしても洋と和の調和が素晴らしいですね。
天井の和紙による市松模様の照明、家を建てるならまねしてみたいです。もと酒場だったところのタイルはさまざまな色と形の配置が絶妙で、なんて斬新!水きん窟の音も聞いてみたかったです。緑釉の瓦や手作業で丸く削られた柱のデザイン、細かなところまで神経が行き届いているのですね。
夏休み直前、いよいよベトナムですね。気をつけて、楽しんできてくださいね。いってらっしゃ〜い (~o~)/

スーポンドイツさん
書き込み、投票、どうもありがとうございます〜!
そういえば、打出、という地名、ありますよね。
説明には地名のことは何も出なかったのですが、やっぱり何か関係あるんでしょうかね〜
天井の照明はほんとに斬新ですよね!
凹凸もつけられていて空間の変化が楽しめるようになっています。
でも張替えなどのメンテナンスが大変らしいです;
タイルはいろんな色の釉薬が掛ったものが絶妙に組み合わさっていてほんとにきれいでした。
泰山のネーム入りのものや、トンボの柄が入ったものなどよく見るといろいろなタイルが混じっていて面白かったです。
柱や柱の装飾も手作業で削り取られたノミの跡、なども見られて、ひとつひとつ丁寧に
作り出されていったということがよくわかりました。
いよいよベトナム行きが近づいてきました〜
精一杯楽しんできたいと思います。

こんにちわ!
毎日本格的に暑くなってきましたね。
夏バテ、熱中症には気をつけて下さいね。
東の帝國ホテル、西の甲子園ホテルって
言われてたんですか・・・
知らなかったです。
そして、こんなガイド付きツアーがあるんですね。
見事な装飾やタイル、彫刻に感動します。
今はホテルとしては使われてないけれど、
こんなホテルがあったら、泊まってみたいな。
たらよろ

たらよろさん、いつも書き込みありがとうございます〜
ほんとに暑くなってきましたね。
暑いとやっぱりバテてしまって一気に行動力半減です・・
ほんとに明治村にある帝国ホテルと並んでも引けをとらないくらい立派な建物でした。
やっぱりガイド付きツアーは何もわからない者にとっては
見どころも見逃すことなく見れるので有難いですね。
ほんとにこういう味わいのあるホテルに泊まってみたいものですよね〜〜

こんにちは。
旧甲子園ホテルじっくり見学されてきたんですね。細部の装飾もじっくり見られていてさすがです。床のタイルには思わず、下向き?と思ってしまいました。
それにしても打出の小槌すごいよくでてきますね。
これご家族ぬきのお一人で参加されたんですよね。ベトナム前に大丈夫ですかー?
べるつく

べるつくさん、こんにちは〜
書き込み&投票ありがとうございます〜!
この床のタイル、いいでしょう〜〜
なんともいえない色合いが出ていてとても気に入ってしまいました。
この部屋は今は学生の購買部として利用されてるようですが日常的にこんな良いものに囲まれて過ごせる学生がうらやましい〜
打出の小槌は遠藤新が日本人にも満足してもらえるようなもの
ということで考え出されたオリジナルの日本的なおめでたいモチーフだったそうですが、ほんとにあちこちに登場してますよね〜
ガラスやレリーフはこれは打出の小槌か?!っていうくらい斬新なデザインのものもありますが・・
これは平日でしたのでもちろん一人で行ってきましたよ。
ベトナム前なのに先日引いた風邪がなかなか治らず、焦ってます。
激しい運動だけは避けてるんですが・・
でも又近々、今公開中のヴォーリズの六甲山荘へは見学に行っておこうと思ってます。

まゆままさん こんばんは
製作中にお邪魔します。
さすがラフランク・ロイド・ライトの愛弟子
明治村の帝国ホテルに通じるものがありますね。
ここっていつも公開しているんですか?
実物見てみたい。 コメントが入ったころまた見せてもらいます。

ぬいぬいさん、こんばんは!
甲子園ホテル、かなりよかったですよ!
ほんとに明治村の帝国ホテルを彷彿とさせる建物で、
ライト風な中にも遠藤新のオリジナルも加わり、和洋折衷な雰囲気がすばらしい建物でした。
帝国ホテルは大谷石が使われてるのですが、ここでは風化に強い日華石という黄色味の帯びた石が使われているようです。
他に外壁や内装に使われてる鉄分を含んだ装飾のテラコッタタイルがとてもいい感じです。
HPのアドレスも貼りましたが、見学は大体、月火水のようです。
1時間半たっぷりと説明付きで案内があり、満足できます。
又機会がありましたらどうぞ〜
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