大阪市立愛珠幼稚園&綿業会館内部見学:まゆままさんの旅行ブログ
今年の6月に国の重要文化財の指定を受けた愛珠幼稚園の一般公開が12月8日に行われた。
ちょうどその日、いつもなら第四土曜日が内部見学日である綿業会館もこの月だけ第二土曜だというので両方行くならこれは一石二鳥!
この日は子供たちのもちつき大会があったのだが餅をついてる場合ではない!と判断。もちつきの付き添いを旦那に委ね、一人出かけたのでした・・
残念ながら愛珠幼稚園は園児を守るためということで撮影は玄関まで。
とても幼稚園とは思えぬような大寺院を思わせるような格調高い造り、明治時代から大切に使われてきた遊戯室の素敵な大空間に感動〜
そして、綿業会館では見たかったタイルタペストリーに圧倒され、様式の異なる数々の豪華絢爛な部屋を堪能できた!
大阪市立愛珠幼稚園の創立は明治13年に遡るが現在の敷地に明治34年に移転された。
基本設計は当時保母さんによる原案で、保母さんならではの利便性や工夫を盛り込んだものになっているという。
1時過ぎに着くと玄関から門の外まで列が続き、入場の制限がされていた・・
現役で使われている幼稚園なので普段は内部は見ることができないのだが、こんなにたくさんの人が来ているとは!
私の身近な周りには建物を見に行く人なんてまず、いないのだが、意外と好きな人はいるんだなあ〜と思ってしまった。
園舎の構成は敷地のまわりに瓦葺きの高塀をめぐらせ、南正面には塀重門という大名屋敷などに用いられる格式の高い形式の門を置いている。
その北側には遊戯室の大空間を覆う大屋根が続き、大寺院を思わせる格調高い外観。
ほんとにこの入り口はこれから幼稚園へ入るとは思えない雰囲気。
この先には遊戯室が続いている。
遊戯室の天井は格天井という格式の高いもので中央には古風なシャンデリアが下がっている。
遊戯室の南・北・西の三面には大正14年に造られた2階式回廊がめぐらされている。
その回廊には昔のなつかしい絵本やおもちゃなどがガラスのケースに入って展示されていた。
他にも明治34年から時を刻んでいるという大きな時計などがかけられていて時が止まったような素敵な大空間が広がっていた。
基本設計は保母さんがしたという園内にはさまざまな工夫が。
園庭には土を盛り上げて廊下との段差をなくし、バリアフリーに。
床板は二重になっておりおがくずを敷き詰め冷気、湿気対策に。
トイレは屋根が別棟になっており臭いを逃げやすくしている。などなど。
奥には和室もあり月に一度園児たちのお茶会なども開かれるそう。お茶室からは草木が植わったちょっとしたお庭も眺められ風流な感じ。
外見だけでなく造りもしっかりとしていて、創設者である当時の船場の人々がいかに子弟教育に力を入れ、お金を惜しまなかったかが伺うことができる建物なのだ。
この屋根が別になっている部分が換気をよくした外から見たトイレの部分。
小さな子供たちが使っている幼稚園なのでさぞ建物の傷みが激しいかと思いきや思ったよりきれいに大切に使われていることが伺えた建物。
小さな頃からこんな環境で育った子供たちは物を大切にする素朴な良い子に育つ気がする〜
この後2時半から綿業会館の内部見学ツアーだったがまだ時間が少し早い。
前回建築巡りで巡った近くの青山ビルはたしか喫茶店が入っていたはず・・
と思って地図を見ながらやって来た。
前に見た時には緑の蔦でびっしり覆われていた建物も
蔦が絡まるのみの秋の装いになっていた。
そして2時半からの1時間の綿業会館の見学ツアーへやってきた。
綿業会館は紡績を中心とした会員制クラブとして昭和6年に竣工、翌年に開館した。
東洋紡績の専務であった岡常夫氏の「綿業の進歩をはかるために」という遺言により寄付された100万円
と協会からの50万円の寄付により建設された。
今の価値でいうと75億円ほどが費やされ贅を尽くして建てられた建物だった。
鉄筋コンクリートでは昭和に出来た関西では初めての建物で、渡辺節氏、村野藤吾氏により設計された。
特徴は会員制の倶楽部ということで好きな部屋を使ってもらうということから部屋ごとに様式が異なるデザインで設計されている。
デザイン面のすばらしさだけでなく、設備面でも先駆的な工夫がなされているという。
一階ロビーはイタリアルネサンス風に装飾されイタリア産の大理石トラバーチンが用いられ左右対称のシンメトリーにデザインされている。
柱の中には冷暖房用のダクトが通されている。
正面にある銅像は東洋紡績の専務岡常夫氏。
戦時中にはこの銅像とシャンデリアが取り去られたが
銅像は当時のものが復元されている。
その談話室の中でも圧巻なのは暖炉横のこのタイルタペストリー!
これが見たかった!
京都の泉涌寺の窯場で焼かれたというタイル。
さまざまな柄があるように見えるが種類は五種類。
窯の温度上薬のかけ具合によって微妙に出来上がりが違うタイルを一枚一枚設計者の渡辺節が貼り付けていったという。
すごくきれい!ほんとに感動〜〜
そして隣の部屋特別室へ。
戦前派ほとんど開けられていなかったため開かずの間と言われた部屋。
主に皇室の方が来られた時に使用された。
イギリスのクイーン・アンスタイルで造られている。
市松模様の床にはアンモナイトの化石が入った大理石が使われている。
このアンモナイトはこの部屋で一番大きなもの。
会議室を出て地下へ。
途中の廊下にかかっていた天神祭りが描かれたろうけつ染めは京都の作家、佐野猛夫氏の作品。
地下のグリルを最後にこの階段を上がり、見学ツアーはお開きに。
約1時間の説明付ツアーで慌しくはあったが建物を満喫!
この地下での食事付見学ツアーもあるとのことで、又来てみたいな。

まゆままさん、
昨年も色々な建築写真で楽しませていただきありがとうございました〜
今年も何卒宜しくお願い致します♪
表紙の写真は綿業会館のタイルタペストリーだったんですねー!
色鮮やかなタイルですね!
レリーフや細かい装飾を見るの楽しいですよね♪
この写真はアップで撮られているので質感?が分かって良いです!
なんとなくドメネクのカタルーニャ音楽堂(バルセロナ)
:内部ホールのカラフルなタイル装飾を思い出しました!!
まゆままさんが見たかったと書かれているとおり
旅行記を見ていてもここがハイライトっという感じが伝わってきます。
私はいくつか上に写っている1階ロビーのところで
シャッターを切ったらダメ×!!と云われてしまいました〜悲しかった(ーー;)
地下のグリルのモザイクタイルの黒・白・金の配色は
ウィーン工房のデザインを彷彿させるような感じ!
愛珠幼稚園はいろいろ工夫がされているんですね・・
こちらの内部は見た人だけのお楽しみですね!
また内部公開があったりするのかしら・・・。
時期的に、ヨドコウ迎賓館のバルコニーからの
紅葉もいい感じ〜! 気持ちいい青空でしたね!!
P.S.新しいプロフィール写真は・・・御家族分にお手製どんぶり?!

voodooさん、あけましておめでとうございます〜!
たくさんの投票とコメントありがとうございます〜!
タイルタペストリー、やきものなだけに一つとして同じものがなく、
さまざまな色が混じり合って
とてもいい感じの景色を作り出していました〜
どう撮ればこのタイルの素晴らしさが伝わるのだろう〜と
タイルの前に張り付いてあれこれ撮ってしまいました。
質感?分かってもらえてよかったです〜
カタルーニャ音楽堂、私は外からしか見れなかったのですが
中のタイル装飾、またvoodooさんの旅行記で確認しておきます〜(笑)
地下グリルのタイル、まさにそうですよね。
上のゴージャスさとはうって変わってちょっと抑え目、シックな雰囲気でした。
写真ダメ、って言われたんですか〜!
私は前入った時もバシバシ撮ってましたが、気付かれなかったのかな?
ヨドコウ迎賓館はほんとに見晴らしのいい場所に立ってましたよ。
バルコニーからの眺めも、応接室の窓からも・・
まさに周りの自然を取り込んだ建物、っていう感じでした。
プロフィール写真は自作の「人面家族丼」です・・
下から息子、娘、私、旦那です。私以外は似てるといううわさ(笑)
この前これで親子丼食べました〜
今年もどうぞよろしくお願いします〜!
また中欧旅行記の続き楽しみにしています♪

いやぁ〜^^;
カタルーニャ音楽堂の内部写真があったら
リンク貼ろうと思っていたんですが、
あそこも撮影禁止なので、私のところにもなくて。。。
Youtube http://uk.youtube.com/ を見ていたら
カタルーニャ音楽堂Palau de la Musica Catalanaでの
コンサートを撮影されてる方はいました〜。
あ!やっぱりどんぶりだったんですねー(良かった、正解!!)
うふふ・・・かわいいですねー♪

あ、撮影禁止だったんですね〜
見れなくて残念・・
今貼ってもらえたリンク、コンサートの?が
見つかりませんでした・・
私が見方まちがえてるのかな??

・・・申し訳ない・・分かりづらかったですね^^;
えっと、YoutubeのTOPページでPalau de la Musica Catalanaを検索すると、
それに関するいろいろ・・がヒットするんですが
(リンク貼っておきながら^^;)あんまり良い映像が見つからないです(笑)
↓ここにけっこういろいろキレイな写真載ってました!
http://mosaicartsource.wordpress.com/2007/01/08/mosaics-of-the-palau-de-la-musica-catalana-barcelona-spain/
(あと見れたら・・・)360度パノラマ(動画)
http://barcelona.arounder.com/category/fullscreen/ES000007251.html
なんだか話がそれてすいません〜ちょっと違うかな・・・?
タイルタペストリーって景色になっているんですね?!
因みに私は、真ん中のお花っぽく見えるタイルを見て
カタルーニャ音楽堂を思い出しました!

すみません〜〜
わざわざ探していただいて・・・
voodooさん、いろいろ探し出してくるの得意ですよね。
この写真、すごくきれいですよね〜〜
しばしうっとり眺めてしまいました。
こんな劇場で音楽でも聴けたら気分も最高でしょうね〜
このタイルも日本で焼かれているもののデザインはヨーロッパ調ですよね。
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