1995/08/06 - 1995/08/13
3044位(同エリア4266件中)
まゆままさん
ウィーンを後にしプラハへ訪れる。
プラハのお目当てはアールヌーヴォー建築巡り。
旧市街広場からパジースカー通り、マサリク河岸までアールヌーヴォー建築のオンパレード。
息つく間もなく次々にやってくるすばらしい景観、
細部にまで及ぶ興味深い装飾に私たちは興奮!感動!陶酔!
ついに二人して笑いが止まらなくなる。
感動が過ぎると笑いがこみ上げてくるものなんだなとその時初めて知る。
プラハ万歳〜!!
プラハにはまってしまった私たちは翌年も又訪れることになったのだった。
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ヤン・フス像を中心に四方を歴史的建築群に取り囲まれた旧市街広場。
あらゆる時代の建築物が織り交ざり絶妙のハーモニーを奏でる。 -
旧市街広場の東面に立つゴシックの教会、
ティーン教会 -
同じく旧市街広場南面の建物群
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同じく旧市街広場の南面、スグラフィトが描かれたシュトルフ館。
ゴシック様式の後ネオルネッサンスに。 -
市庁舎のカラクリ時計
毎時0分を指すとカラクリ時計が動き出す。
5分も前になると観光客が沸いてきて時計を取り囲む。
時間ちょうどに時計は動き出すが動きは地味であっと驚くようなことは何もない。
期待を裏切られた観光客はため息をついて去ってゆく。
が又一時間後にはカラクリ時計の前で人々はひしめき合う。 -
旧市街広場を抜けパジースカー通りへ進むと
さまざまな興味深い彫刻が張り付いた建物が次々に現れる。無名の建築物であるらしいがどの建物もオリジナリティーがあって本当に楽しい装飾がなされている。私たちが楽し過ぎて笑いが止まらなくなった場所。 -
シロカー通り?97は中世のお城を模したファサード。四階角には槍を振り上げた戦士が竜を退治しようとする像がある。
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四人の顔のレリーフとチェコ民話の一節が刻まれている建物
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パジースカー通り?68
角のニッチには商業の神様メリクールの胸像。屋根上にも片手高々と上げたメリクール像が。 -
カプローヴァ通りの10匹の鯉の家のレリーフ
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「女の争い」(田中充子氏による)と題された彫刻がファサードを飾る。
建物の入り口を争っている人の彫刻で飾るなんて何を思って作られたのだろうか気になる。 -
ロット館
プラハで初めて出会ったスグラフィトという技法で描かれた壁画はとても美しいものだった。 -
一分の家
こちらもスグラフィトで描かれている。 -
ヴィールの家
こちらもスグラフィトで描かれた装飾が美しい。 -
こちらの建物は壁の模様が立体的に見えるが実はスグラフィト描かれたトロンプルイユ(だまし絵)なのだ。近寄ってみるとなんのことはない絵だとわかるが遠くから見ると本当にだまされる。
建物を豪華に見せるために描かれたのか?しかしすぐばれると思うのだが・・謎・・ -
プラハの街並み
少し高台に上るとプラハの素晴らしい景観が・・ -
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ウ・ノヴァークの館
プラハのアールヌーヴォースタイルをつくったポリーフカの設計
ファサードを覆うこのモザイクはなんと美しいのだろう! -
トピチョ出版社
ポリーフカ設計 -
プラハ保険会社
ポリーフカ設計
ポリーフカは
小企業銀行
チェコ通商省
現プラハ市役所
市民会館などを手がけている。
最後の装飾三昧のアールヌーヴォー建築と言われる市民会館はその年も翌年訪れた時も修復中で見れずじまいだった。 -
ホテル・パジーシュ
外観も内装もアールヌーヴォー調のホテル
翌年訪れた時にこのホテルに泊まってみることに。
部屋の内装はシンプルで思ったより狭くて不満足だったなあ・・ -
ホテル・エヴロパ
後期アールヌーヴォー建築の傑作。 -
黒いマドンナの家
プラハで最初に建てられたキュビズムの建築 -
アルフォンス・ミュシャの生家
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プラハ最終日の朝、マサリク河岸に訪れる。
パジースカー通りに引けをとらないくらいに興味深い
装飾付きのアパートが約1キロメートルの間に17軒ほど並んでいる。
写真では小さくて分かりにくいが細部を観察すると一つ一つの建物が個性を持っていて面白い。 -
六つの顔が張り付いている建物。
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同じくマサリク河岸のアパート
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マサリク河岸の建物、フラホル合唱団の建物は門などのモザイク装飾が大変美しい。
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戦士が張り付いた建物。
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マサリク河岸の全てのアパートの写真を撮り終え、
私たちの建築巡礼の旅?2は幕を閉じる。
プラハのこの素晴らしい街並みに魅了された私たちは来年ももう一度プラハへ行きたい!という思いがこみ上げてくる。
私たちの建築巡礼の旅は更に続くのであった・・
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この旅行記へのコメント (8)
-
- wiz さん 2007/11/01 20:53:25
- 発見?!
- まゆままさん、こんばんはー!
新しい旅行記を拝見に・・・っと思っていたのに、ついつい、
「また中欧に行きたい・・・。」と考えながら
まゆままさんの欧州の建築巡礼編を再度見直していました。
地図と通りの名前を照らし合わせながら見ましたよー(笑)
それで、このプラハ編の中で・・・
まゆままさんが最終日に訪れた絶賛の!「マサリク河岸」ってどこだろう?
って探していたら・・・たぶん、Masarykovo Nabreziって通りのことですね?!
で、自分の写真を見直しました! 私ここの通りを遠景で撮ったんです!
下記リンク写真の左1/3のあたりにある建物のTOPが弧を描いている建物は
まゆままさんが載せているフラホル合唱団の建物では??と思って!!
http://4travel.jp/traveler/mojo/pict/10982386/src.html
私がこの写真を撮ったのはダンシングビルを撮りに行った時で、
上の写真をなぜ撮ったかというと・・・
「うわっ、なんてかっちょいい通りだー!」 と思ったからです(笑)
まゆままさんも書かれている通り、興味深い建物群の連なる通りでしたねー
なのに、その前をなぜ歩いてみなかったんだろうと今さら後悔(苦笑)・・・。
(〜ちなみに写真の右後方がダンシングビル↓の建っている位置です。)
http://4travel.jp/traveler/mojo/pict/10982380/
Google Mapsの航空写真も貼っておきまーす♪
http://maps.google.co.uk/maps?f=q&hl=ja&geocode=&time=&date=&ttype=&q=Masarykovo+Nabrezi&sll=50.078928,14.414063&sspn=0.006706,0.014291&ie=UTF8&ll=50.078666,14.414191&spn=0.026824,0.057163&t=k&z=14&om=1
まゆままさん、ココで合ってますよね?!
他の欧州建築巡礼編も見直しましたが・・・
ローマ編などなかなかここまで徹底して書いている旅行記はないと思います、
改めて・・サスガです!! ブラボー!!
- まゆままさん からの返信 2007/11/01 21:41:42
- RE: 発見?!
- voodooさん、こんばんは!
書き込みありがとうございます〜!
voodooさんが中欧、なんて言うから私も又行きたくなるじゃないですか〜!(笑)
どうも、地図と照らし合わせてまで旅行記見ていただけるなんて・・ありがたいです・・・
voodooさんが遠景で撮られてる写真、マサリク河岸だと思います。
私がここを訪れたのは当時、「丸善(株)建築巡礼シリーズ31 プラハのアールヌーヴォー 田中充子著」
を読んだからです。
ここにマサリク河岸のことが国民劇場からヴルタヴァ川沿いに上流へほぼ1キロの間に17軒のアパートが
立っていて、ここもヨゼフォフに引けをとらない面白い壁面装飾がある。
と書かれていたのでぜひ行かねば、と思ったのでした・・
ヨゼフォフやマサリクの辺りのアパート群は無名の建築家がデザインしたもので芸術的にも建築的にも価値が低いとされてるそうですが・・
私的にはすご〜く興味深いレリーフがあちこちに貼り付いていて
マジで笑いが止まらなくなりましたよ〜(感激で)
この本によると内部にも息をのむほどのすばらしいステンドグラスが
残されていたりするそうで・・
voodooさん、もし行かれるのでしたら、ここは一軒、一軒内部へ立ち入って
レポートしてきてもらいたいくらいですよ〜
voodooさんにその任務を託します(笑)
- wiz さん からの返信 2007/11/01 22:11:01
- RE: 発見?!
- そうそう!
翌年のプラハ編へのカキコミに対する
まゆままさんのレスだったかで?
「丸善(株)建築巡礼シリーズ31
プラハのアールヌーヴォー 田中充子著」
と書いてあるのを見たので、その本を検索すると・・・
今現在入手しにくそうな感じが・・・?!
同じ田中充子氏の「プラハを歩く」という本も
読者評価がいいみたいですね^^
まゆままさんが楽しいと思った場所で
私もかっちょいいーと思いながら
写真を撮ったことがなんか嬉しかったです(*^ー^)ノ
- まゆままさん からの返信 2007/11/01 22:30:40
- RE: 発見?!
- ああ、この本のこと以前、書いてましたか〜
今入手しにくいんですね。
近くだったらお貸ししますのに・・(笑)
プラハを歩く、っていうのも出てるんですね。
読んでみたいですね。
voodooさんと時は違えども、同じ場所共感できて私もうれしいです!
私はこのダンシングビル、見逃してました。
このプラハの町並みにこんな斬新なビルが建ってたなんて・・
そうそう、プラハと言えば私が二年連続行ったにもかかわらずっと修復中だった市民会館も華麗なアールヌーヴォー建築なはずで・・心残りなんですよね〜
- wiz さん からの返信 2007/11/01 23:13:13
- RE: 発見?!
- 私が中欧3都市旅行をしたときって妹と一緒だったんですね・・
で、特にプラハは最終訪問都市だったのもあって、
妹は足が痛い〜喉が渇いた〜疲れた〜ってうるさくて(苦笑)
私としてはもっと歩きたかったっていう心残りが強くて!!
P.S.見直して読み返してたら・・・
ブダペストでは早朝に温泉にも浸かってたんですね♪
- まゆままさん からの返信 2007/11/01 23:30:27
- RE: 発見?!
- 妹さんとは趣味は違うんですか?!
妹さんの喉が渇いた〜、疲れた〜って話で
今、思い出しました・・
私はあの時、うっかりホテルの蛇口からの生水を飲んでしまい
プラハの街を歩いていた時キョーレツな腹痛に見舞われたんですよ・・
今までにないくらいの腹痛で何度もトイレに駆け込みながら、友人に心配されながらも
ここで倒れるわけにはいかない!と根性で歩きまわってました・・
ブダペストは温泉天国ですよね〜
あれは友人を置いていったのに、開店時間が予定より遅くて
いつまでも帰ってこない私を友人は一体どうしたのか!とかなり不安にさせてしまったようで・・
かなりお騒がせでした。
- wiz さん からの返信 2007/11/01 23:49:38
- RE: 発見?!
- そうですね〜
妹は建築物見るのは好きみたいなんですが
(事実、妹が勤めていた建築系の会社の男性社員が
ダンシングビルを撮ってきて自分もそれを見たい!
と言ったのでそれがきっかけで撮りに行きました^^;)
かなり喉が渇きやすいタイプ?なのか(笑)
ブダペストではジェルボー、
ウィーンではデーメル、
プラハではカフェ・エヴロパ等々
まぁカフェも入りたかったからいいんですが
入るとゆっくりしちゃって・・・
疲れたら・・まぁ今回はもういいかと思っちゃうタイプ?かも(苦笑)
- まゆままさん からの返信 2007/11/02 15:03:27
- RE: 発見?!
- 妹さんのお蔭で中欧の主要な?カフェは制覇ですね〜
ウィーンのカフェは独特でしたよね〜
私たちもウィーンではカフェ、巡りました。
詩人?と相席になったり・・人間観察面白かったです。
私の自己満足の旅行記をこうして何度も目を通していただけて
あらためて感謝です!
voodooさんのお蔭で私も気分はヨーロッパにプチトリップできました〜
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