シャトーレストラン ジョエル・ロブション Restaurant Joel Robuchon 東京フレンチ最高峰その序章:marukunさんの旅行ブログ
明方、高層階にあるホテルの部屋がぐらぐら揺れる。
それくらい強い強風がハマにも届いていた。
朝の散歩は予定を変更して徒歩ではなくみなとみらい線にて。
元町中華街へ。
東門から大通りをまっすぐ善隣門まで。
どこもかしこも「世界チャンピオン」と看板がかかる肉まん屋の店頭は、どこも開店前であった。
あまりにもの寒さと強風で、もうどこへも行けなかった。行きたくなかった。
昨日、強行軍ながら夕刻、馬車道周辺を、夜、ドックヤードから汽車道を経て赤レンガ倉庫を廻った。だから悔いなく東京へ帰られる。
山下公園へと自然と速足になる。
ハニーは相変わらずっとずっと後だ。
そういえば、いまさらながらなのだが、これまでお互い肩を寄せ合い、肌触れあいながら歩いてた記憶があまりない。
こうして歩む散歩にしても、歩んできた人生にしても(笑)。
氷川丸横の水上バス・観光船連絡船へ。
軒並み、というかすべて強風のため欠航だという。
「横浜みなと」をめぐる水上バスシーバスを楽しみにしていたがしかたがない、またみなとみらい線で戻ろう。
みなとみらい駅で降り、クイーンズイースト地下街のみなとみらい109のCECIL McBEE(セシルマクビー)へちょっと立ち寄ったのが最後、娘たちと電話でやりとりする土産物漁りのハニーはアリの巣ならぬマヌカン地獄に陥りつつあった。
そして案の上そのとおりになった。
携帯テレビで子供とやりとりをしお気に入りの一品を土産にする。
恐ろしい時代だ。
みなとみらい線で横浜に出て、湘南新宿ラインで恵比寿に行く予定が、苦手な寒さと、思わぬ歩く構内移動、そしてさんざん私を待たせた癖に買い物疲れ気味のハニーはみなとみらい直結の東急東横線で渋谷にでればと提案する。
いずれにしてもひと駅乗り換えなのにな。
でも微妙に私が間違っていた。快速は順調に渋谷へ向かう。
中目黒で「同13番ホームで日比谷線乗換」とアナウンスがあった。中目黒の次が恵比寿だっけ?と頭の中に過ったが、そのまま渋谷へ向かう。
やはり次は中目黒だった―――。
歩く歩道を急ぎ歩きでガーデンプレイスへ急ぐ。
エントランスパビリオンを通りすぎ、シャトー正面のセンター広場には、冬季期間限定の名物バカラのシャンデリア。高さ約5m、幅約3m、クリスタルパーツ総数8,472ピース、ライト総数250燈の世界最大級だ。
そしてそのシャンデリアを3階建ての建築物に相当するアルミ製ラチスパネルの展示ケースで覆われている。
『 Baccarat ETERNAL LIGHTS −歓びのかたち−』
展示期間はなんと今日までだ。
「これ君にプレゼント」
この展示ケースを目の前にして何千人ものカップルの片方が言わしめたであろうセリフを吐いてみる。
案の定、ハニーはさして反応もせず、「正面に小さなルビーが埋めてあるよ」と、とても冷徹な観察眼でもって応えてくれた。
なにそれ?
どでかいシャンデリアをしばし見とれてもらったフリをしたあと、シャトー広場へ移動。
正面のフランスロアーヌ地方の古城らしき建物を撮りまくる私に「これ何なん?」と相変わらず世間知らずなハニーである。
やれやれ、でもサプライズのしがいがある。
「博物館でないん?」とそっけなく答える。
そう、これもバカラの展示物と同じだ。当たらずとも遠からずでもある。
世界最高峰のガストロノミー、シャトーレストラン、東京ミシュラン三ツ星、グランメゾン、そんな横文字大賛辞で名の通るこのレストラン。
しかし、バブルなとある時代の産物、現代の張りぼてである、ことに変わりはない。
そこに嬉々として集う吾等おのぼりさんもその蜃気楼の片棒を担ぐ通行人Bさんに過ぎない。
昨日のミッシェル・トロワグロと違い、随分と気構えてシャトー向かって右側のエントランスをくぐる。
頑なになっていた心がほぐれたのは、またしても綺麗な受付のお姉さんがただった。
「わぁ!綺麗なお姉さん、貴女に遭うためにココにきました!」
やっぱり、私はアホゥですね・・・・・・・。
ガストロノミージョエルロブション。
最高のオペレッタの開演のベルが鳴った。

バカラのシャンデリア見ることが出来て良かったですね。
遠く離れていても煌々と輝いていました。
世界最大級と言われるだけある美しさでしたね。
シャトーレストラン一度は行ってみたいけど庶民の私には一生縁が
ないと思います。

お便りありがとうございます。
バカラ、、、その良さがよくわかってはいないのですが(笑
夜お邪魔したら素敵なのでしょうね、最終日に見られてラッキーでしたが。
レストランは庶民かつおのぼりさんであり、庶民であるがゆえに見栄っ張りの私が、清水寺どころかスカイツリーの展望台から飛び降りる覚悟で訪問しました(笑
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