アラビアンナイトの世界 イエメン ―神学の街タリムにて:marukunさんの旅行ブログ

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アラビアンナイトの世界 イエメン ―神学の街タリムにて

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アラビアンナイトの世界 イエメン ―神学の街タリムにて



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―100万本のナツメヤシの町からつづき



――太鼓の音は一定のリズムを保ちつつ速度を増していった。
ステップには一定の決まりがあるらしく、なかなか真似できそうにもない。
今晩、ドライバーたちがカーステレオから流すアラビア歌謡で踊っていた姿をみようみまねで私が踊ったマガイモノとは明らかに違っていた。
輪をつくって見物する朗らかな南のひとびとが、手拍子をはじめ歓声をあげた。
近くのひとびとが、ビデオカメラで撮っていた私に気づき、前にいるひとをかき分けて一番前に座らせてくれた。
「ヤバーン、タマム(日本、いいね)」
北イエメンの男たちはひとに笑顔をみせることはめったになく、気難しいといわれる。
長らく閉鎖的な山岳部族社会で内向的にならざるをえないのは理解できる。
南のひとは違う。
砂漠の青空のようにくもりひとつなく、どこまでも聡明な印象を受けた。
ひとの輪の向こうに建つ、モスクの屋根のエメラルドグリーンが眩しい。
今回の旅で最もなごませてくれ、お気に入りの町となったのはサユーンだ。
いや、あらゆる旅のなかでもっともお気に入りといってもいい。
なごりおしいが、広場の祭りを離れ、神学の町タリムへ向かう。

エリア: 中近東 >>イエメン >>タリム
テーマ: 遺跡・史跡・歴史
時期: 1996年05月〜05月
投稿日: 2009年01月09日
写真: 全4枚
満足度: 評価なし
観光: 評価なし
ホテル: 評価なし
グルメ・レストラン: 評価なし
ショッピング: 評価なし
交通: 評価なし
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  • タリム 写真

    タリムに近づくにつれ、尖塔がたくさん見えてきた。
    その昔、スンニー派イスラム教徒の中心地で、アラビアをはじめアフリカ各地からも多くの神学者が学んだとされる。


  • タリム 写真

    町に往時の活気はなく、当時の栄光の面影を残すものは少ないが、それでもこのこじんまりとした町に360ものモスクがあるというから驚きだ。
    町外れのアズ・ムダール・モスクを外からのみ見学した。
    高さ50メートルもあるミナレットは、インドや東南アジア建築の影響を感じさせられる。
    モスクの隣は図書館があり、イスラム神学や法典に関する貴重な蔵書が膨大に保管されている。


  • タリム 写真

    タリムでもスークを訪れた。
    やはり、サナアのように殺伐とした雰囲気はなく、のんびり歩くことができる。
    ナシプサからもらったサメの燻製はカツオブシの味と同じだった。


  • タリム 写真

    スークの見学の後、これまた博物館になっている元宮殿の中庭で休憩だ。
    急に頭痛と眩暈がして、―すわマラリアか―と訝ったが、紅茶に含まれている薬草が原因のようだ。


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  • 登録:2006年01月05日

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