タンザニアの旅 キリマンジャロ国立公園への旅:marukunさんの旅行ブログ
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私をキリマンジャロへ連れてって――。
ところで、ところで、である。
今回ケニヤ訪問を選んだのはワケがある。
動物に感心がないわけではない、それもある。
しかし、私は来年キリマンジャロ登頂を計画してる。
キリマンジャロはタンザニア側から登頂するのが一般的ルートだ。
ぜひ、今回ケニヤ側から万年雪のアフリカの富士山を像をバックなどにしてこの目に焼き付けたかったのだ。
アンボセリは神奈川県と同じくらいの面積だ。
晴れ渡ったときには、群馬からも雄姿が拝める富士山より高い山のはず・・・。
その雄姿がそろそろ見えてきてもよさそうなものだが・・・・。
遠くには乾燥した地帯独特の渦巻きが何本も舞っていた。
雲、といえば、そういえば、いつの間にか分厚い雲が垂れ下がっている。
少し、不安になってきた。
雲の切れ目の地平線は裾野が広がっている。
少し不安になってきた。
ムンバイ経由ではるばる、ここを目指してやってきたのだ・・・。
「まさか、正面の雲の後がキリマンジャロ?」
「イエス・・・いつもだいたい雲の後ね」
パトリックはつまらなさそうに、あっさり言った・・・・・・・・。
PS――――
翌年1999年、一念発起して一人でキリマンジャロ登頂を試みました・・・・・。
ポーターを務めてくれたアビ君はアタシの手紙攻勢に、「ペン送れ!」ばかり・・・。
当時は、タンザニアの麓町アルーシャからずっと4日間深い霧でした・・・・・・・(TT)
ウルフピークで酸欠でもあり断念しました。
(ホンマモンの頂上知らず・・・・)
アタシって、なんでいつもこうなんでしょう(涙
誰か、アタシを救いあげてください(笑
厚い雲が垂れ込める早朝、2日間のアンボセリに別れを告げ、アバーディアへ向かう。
再びナマンガ・ゲートからナイロビまでとって返し、さらに北へニエリの町をめざす。
アバーディアは山岳地帯の森のなかに動物たちが生息している国立公園だ。
「Hちゃん、よくキリマンジャロの頂上を発見したね」
私は車中でHを労った。
「だって、みんな、あれは雲だって言い張るんだもん」
Hはふくよかな頬をさらに膨らます。
実はキリマンジャロ――――日中かすかに山の頂を垣間見せていたのだ。
雪が被ってあるからほとんど雲と区別がつかなかったのだ。
私たちは頑なに拒否していた。
「そう、あれはキリマンジャロの雪です」パトリックの裁定で、私たちはあっさり軍門に下った。
私はアンボセリ初日の夜、ロッジで書き綴った妻宛のハガキをMに見せた。
『―― 子どもたちは元気にしてますか?
迷惑かけるけど、私は充実した毎日を送っています。
昨日、厚い雲の切れ目に雪を戴くキリマンジャロの山頂と
地平線に沈む夕日を見て、
―夕焼けに溶かし込む様々な邂逅―が濃縮され、
涙がでそうになり、(もちろん流したけど)感動しました―― 』
こんな内容だった。真実よ何処へ?の脚色テンコ盛りだ。
しかしMはいつものように、―嘘くさー!―、―わざとらしー!―などと突っ込まない。
むしろ素直に文面に感動しているようだった。やっぱり、変な子だ・・・・・・・。
「ええなぁ。仲よさそうで」ハガキを返しながらポツリと漏らした。
『送り出してくれてありがとう。大好きだよ、ママ』なんて最後に書いてる部分をさしているのだろうと察した。
でも、その最後の部分こそ、すごく嘘くさいんですけど・・・・・・(笑)。
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