2009/05/23 - 2009/05/24
89位(同エリア472件中)
ベームさん
マウルブロン修道院を後にしシュトウットガルト近郊の歴史のある美しい町エスリンゲンに行き1泊します。
マウルブロン修道院の神学校を逃げ出したヘッセはその後自殺未遂を起こしたり、精神病院に入ったり、カンシュタットのギムナジウムに入ったりした後1893年16歳の時エスリンゲンの書店で働くことになった、がたった2日勤めただけでそこを逃げ出してカルフに戻ってしまう。そしてカルフの時計製作所で機械工として働くことになる。
郷土の期待の星から一転して機械工の見習いに。そこでは学校時代ヘッセの足元にも及ばなかったかっての仲間達から実技の教えを乞うことになる。ヘッセの心境やいかに。
写真は聖ディオニス教会。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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5/23、4日目。
シュトゥットガルト中央駅。
マウルブロン修道院を見て再びバスでミュールアッカー駅へ。ミュールアッカー発RE11:55、シュトゥットガルト着12:39。同12:55発Sバーンでエスリンゲン13:12着。 -
エスリンゲン。
エスリンゲン駅は左下。
①:キールメイヤーハウス/インフォメーション。
②:マルクト広場。
③:聖ディオニス教会。
④:聖パウル大聖堂。
⑥:ザーレマーホーフ。
⑦:聖母教会。
⑧:シュヴェルホーフ。
⑨:シェルツ塔。
⑩:エスリンゲン城。
⑫:アラーハイリゲカペレ。
⑬:ケッスラー醸造所。
⑭:小ヴェネチア。
⑮:マイレ、公園。
⑰:ニコライカペレ。
⑱:インナー・ブリュッケ。
⑲:ポスト・ミヒャエルの泉/騎士造りの家並み。
21:ドイツ最古の木組みの家。
22:市博物館・ゲルベスハウス。
28:市庁舎。
29:旧市庁舎。
33:ヒンテレ教会。
35:ヴォルフス塔。
39:エスリンゲン劇場。 -
エスリンゲン駅13時12分着。
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エスリンゲン駅。
町の名が最初に記録に現れるのは777年。ネッカー川の渡し場とワイン取引で発展。1212年帝国自由都市。17世紀末のプファルツ継承戦争でフランス軍に町の大部分が破壊された。
ネッカー河畔の地方の小都市だが大都市シュトウットガルトに近いせいか意外に賑やかな町だった。シュトゥットガルトにいかれたら是非この町にも足を伸ばされんことをお勧めします。それ程綺麗な町でした。 -
エスリンゲン:駅から10分、ホテルシェルツトーアに荷をおろす。
今回旅行の”最高級ホテル”。一泊91ユーロ。バスタブ付きのツインで良いホテルだった。 -
エスリンゲンのホテルシェルツトーア(シェルツ塔)。
次の写真シェルツ塔のそばにある。シングルで予約したがツインの部屋に。 -
エスリンゲン:シェルツ塔。地図⑨.
13世紀。駅からメインストリートを歩いてきた突き当りにある。旧市街の入口。
塔の上から突き出た棒の上に人が乗っている。もちろん人形です。 -
エスリンゲン:シェルツ塔。
反対側。 -
エスリンゲン:シェルツ塔のそばのレストランで昼食。
ギリシャ風のサラダらしい。最初スパゲッティを注文したら、うちはギリシャ料理店だからスパゲッティはない、といわれた。ほんまかいな。魚介類の入ったサラダはヴォリュームがあり付いてくるパンをかじっているとお腹が一杯になった。ビールとで15ユーロ。 -
エスリンゲン:マルクト広場の入口にそびえる聖ディオニス教会。
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エスリンゲン:聖ディオニス教会。地図③.
8世紀の城壁の基礎の上に建設。1320年。2本の塔の間に橋が渡してあるが、一方の塔が沈下し始めた為鉄骨を渡して支えたもの、今は塔を結ぶ橋として使われている。 -
エスリンゲン;マルクト広場にやってきた。地図②.
聖パウル大聖堂左と少し離れて小高い所にある聖母教会。 -
エスリンゲン:広々としたマルクト広場。
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エスリンゲン:マルクト広場。
大きな建物はキールメイヤーハウス。 -
エスリンゲン:キールメイヤーハウス。地図①.
1582年。観光案内所が入っていて地図を貰う。 -
エスリンゲン:マルクト広場の市庁舎。地図28.
1763年。 -
エスリンゲン:シュヴェルホーフ。地図⑧.
これらの建物が広場の周りをぐるっと囲んでいる。 -
エスリンゲン:シュヴェルホーフ。
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エスリンゲン:聖ディオニス教会。
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エスリンゲン:聖ディオニス教会。
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エスリンゲン:聖ディオニス教会。
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エスリンゲン:聖ディオニス教会に入ってみる。
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エスリンゲン:聖ディオニス教会。
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エスリンゲン:聖ディオニス教会。
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エスリンゲン:聖ディオニス教会。
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エスリンゲン:広場の片方にある聖パウル大聖堂。地図④.
1268年。ドミニコ派最古の教会。 -
エスリンゲン:聖パウル大聖堂。
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エスリンゲン:聖パウル大聖堂。結婚式はハイデルベルクでもマウルブロン修道院でも見かけた。
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エスリンゲン:市庁舎の先にある旧市庁舎。地図29.
16世紀、ルネサンス様式。 -
旧市庁舎。
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帝国自由都市の象徴。
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エスリンゲン:旧市庁舎。
美しいファサード。 -
エスリンゲン:旧市庁舎。
天文時計は1592年のもの。 -
エスリンゲン:旧市庁舎の裏側。
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エスリンゲン:ケッスラー醸造所。地図⑬.
ドイツで一番古い発泡酒ゼクトの醸造所。 -
ゼクトケラー ケッスラー。
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エスリンゲン:ケッスラー醸造所。
その年のゼクトが試飲できる。勿論私も。 -
エスリンゲン城。地図⑩.
14世紀。 -
エスリンゲン城の下に広がるブドウ畑。
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ブドウ畑。
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エスリンゲン城。
坂道がややきつい。 -
だらだらと坂を上ってエスリンゲン城の通称太った塔に到着。
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エスリンゲン城からのエスリンゲンの風景。
2本の塔は聖ディオニス教会。 -
エスリンゲン城からの眺め。
聖ディオニス教会。 -
エスリンゲン:エスリンゲン城から。
ここで一人の日本人女性から”日本の方ですか?”と声を掛けられた。そばにドイツ人(多分)の男性と小さな子供が居る。数年前ここに嫁いできた、ここで日本人に会うのは珍しい、と言う。
こんなドイツの田舎町で頑張っている日本人女性が居るなんて、と思うと少々ホロリとした。 -
エスリンゲン:聖母教会。地図⑦.
市民たちが造った教会。 -
エスリンゲン:聖母教会。
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エスリンゲン:聖母教会。
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小さな市街をマルクト広場から時計回りにぐるりと歩く。
エスリンゲン:フランチスカーナ(別名ヒンテレ)教会。地図33.
1840年再建。 -
エスリンゲン:ヒンテレ教会。
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エスリンゲン:ヒンテレ教会。
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エスリンゲン:ヴォルフス塔。地図35.
1220年頃。 -
エスリンゲン:ヴォルフス塔。
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エスリンゲン:小ヴェネチア。地図⑭.
バンベルクにも小ヴェネチアがあった。なにもヴェニスの名を借りなくてもそれなりの美しさがあるのに。 -
エスリンゲン。
水路のある一郭。水はネッカー川から引いているのだろう。 -
エスリンゲン。
水の流れは豊かでした。 -
エスリンゲン:アラーハイリゲカペレ。地図⑫.
13世紀。 -
エスリンゲンの町並み。地図26辺り。
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エスリンゲンの町並み。
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下部が石造りの木組みの家。
多分防火と腐食防止の為でしょう。 -
エスリンゲンの街並み。
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エスリンゲン:ザーレマーホーフ。地図⑥.
元救貧院。13世紀。 -
エスリンゲン:ザーレマーホーフ。
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エスリンゲン:ドイツ最古といわれる木組みの家。地図21.
他でもドイツ最古と銘打った木組みの家があったような気がする。”本家とか元祖とか最古”が幾つもあるのはいずこも同じ。 -
エスリンゲン:ポスト・ミヒェルの泉。地図⑲.
中世、郵便配達夫ミヒェルが冤罪により斬首されるが、毎夜自分の首を持って真犯人の家に現れ、ついに犯人が自首してでたという逸話を題材にしたもの。 -
エスリンゲン:ポスト・ミヒェルの泉。
郵便配達夫ミヒェル、自分の首を抱えて馬に乗っている。 -
エスリンゲン:騎士造りの家。地図⑲の辺り。
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エスリンゲン。
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エスリンゲン劇場。地図39.
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エスリンゲン:市博物館ゲルベスハウス(黄色の家)。地図22.
14世紀。 -
エスリンゲン:インナー・ブリュッケ。地図⑱.
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エスリンゲン:ニコラウス・カペレ。地図⑰.
1300年。カルフにあるニコラウス・カペレとそっくり、橋の上にあるのも同じ。 -
エスリンゲンの公園。地図⑮。
日は高いけど歩き疲れたので今日はおしまい、ホテルに帰る。 -
5/24、5日目。
昨日は久しぶりにゆっくりバスタブに浸かり今日はいよいよヘッセの生まれた町カルフへ。
エスリンゲン:ホテルの朝食。
8時からだが出発が早いのでと頼んだら7時30分にしてくれた。
手を付ける前に写真を撮ればよいのに。ここでもゆで卵。ハム・ベーコン類はここに限らずドイツのどこでも辛く、口に合わなかった。
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この旅行記へのコメント (1)
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- パンジーさん 2010/09/15 00:11:58
- 初夏のエスリンゲン!
- べーム様、こんばんは。
さっそく五月のエスリンゲンにお邪魔させていただきました。
やっぱり私の思ったとおり!初夏のエスリンゲン、美しいですね。
エスリンゲン城から見るブドウ畑や町並みは素晴らしいです。
私は中世のクリスマスマーケット目当てで行ったので
その当時はゼクト醸造所やお城についての知識もなく
この町の本当の魅力を知らなかったことに気がつきました。
美しい写真で教会の中も案内していただき、とても楽しませていただきました。
それに、この町の書店でヘッセが働いたことがあったとは全然知りませんでした。
ヘッセやゲーテを巡ってゆっくりと旅をされるなんて素晴らしいですね。
私は全然不案内なのですが、ハイデルベルク城の公園とかウィーンとかで
ゲーテの胸像に出会ったことを覚えています。
あちこちに足跡を残しているのですね。
旅行記、楽しみにゆっくりと拝見させていただきます。 パンジー
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