2008/11/21 - 2008/11/30
5554位(同エリア8651件中)
lucaさん
貯まったANAマイレージでニューヨーク旅行です。
5日目はメトロポリタン美術館に出かけ、夕方はゼロハリバートンのスーツケース探し・・
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ANA
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-
前の晩(というか朝)遅くまで日本と仕事の件で連絡取り合って、ようやく起きたら雨だったので屋内でゆっくりできる美術館へ行くことにしました。
まずはメトロポリタン美術館へ (The Metropolitan Museum of Art、略称:『メット』 The Met)
ホテルからいつもの道を歩き、グランドセントラル駅からいつものようにレキシントン・アベニュー線で、アッパーイーストの86丁目の駅を目指しました。
駅からは今度はセントラルパークへ向けて西へ歩き、セントラルパークにぶつかったら南へ下ります。
バスがガンガン走ってるんで、もう少し距離があれば乗ってみても良かったかも。 -
この時期、見た目すっごく寒そうに見えるダブルデッカーの観光のバス。2階部分がオープンになってます。
雨の日は全員カッパ着用なんですね!
バスといえば、前日行ったワシントンD.C.へも、格安、チャイナバスでの移動方法もあります。
予約→http://www.gotobus.com/
なんと片道20ドル。
(片道155ドルだったアムトラックのアセラ。)
チャイナバスは本数も多くてチャイナタウンを通りかかったとき、大型のバスが何台もとまっているのをみました。
でも乗ってる客層がさまざまなんだろうなと思うと、ちょっと勇気がいりますね・・ -
METが見えてきました。
そうそう、地下鉄を降りてからここまで雨の中を歩いてきましたが、私たちの投宿しているKITANOでは部屋に傘が置いてあります。
1本だけだったのでドアマンにもう1本貸してもらえないか頼むとあいにく出払っているとのこと。
しかもこの傘、重くて大きい!
部屋に傘があるってホテルのページに書いてあったので折り畳み傘を日本から持ってこなかったのですが、やはりいつもどおり軽くて小さい折りたたみ傘を2本、持参すれば良かったです。
ちなみに持ってくれば良かったもの、忘れたもの
・厚いタイツ・・・・現地H&Mで買いました。
・電卓・・・・・・・チップや消費税の計算に必須。携帯で代用したけど面倒。
・電子辞書・・・・・いつも日本で持ってるのに、なぜか忘れた。わからない単語があったとき、解決策が無い!
・腕時計・・・・・・いつも携帯で時間を見るので、携帯をカバンから出して時間を見て、っていう作業が面倒。飛行機の中みたいに電源切らなきゃいけないときも、時間がわからないのが不安だから。 -
METの入口の階段。
前は工事中みたいですね。 -
入ってすぐのホール。
センターにあるインフォメーションに各国語でのパンフレットと各国の言葉を話す職員がいます。
私は日本語のパンフレットがあったので中国人のスタッフにもらったんですが、すぐ横に韓国人と日本人(?)の職員もいることに後で気づきました。
ここでもらう折りたたみのマップでは部屋番号が書いていなくて、内部はかなり迷子になります。
ブルーガイドの、「ニューヨーク わがまま歩き 」というガイドブックがあるんですが、これに部屋番号が書いてあったのでそれをもらったマップに書きこんで部屋を回りました。
ちなみに行く前、うちのdaが熱心に読んでたのが千住博さんの書いた「ニューヨーク美術案内 」(光文社新書)
アートが好きな人はぜひ読んでみてください。 -
チケットブースはホールの両側にあって、すいてるところに並べます。
私たちはCityPassがあるのでこの列には並ばなくってすみます。
正面を入って左手の奥にグループデスクがあり、そこでcitypassを見せるとMのマークのついた小さなバッジをもらえます。
これが入場券になるので襟とかにはさんでつけます。
(ピンとかじゃなく、二つに折り曲げて挟むタイプ)
ベンチで休んでいた長い口髭をはやしたインド人の二人組の男性はおひげにバッジをつけていました。 -
ここは上着や大きな荷物を預けるクローク。
入ったときはチケットブースより長蛇の列だったので私がバッジとパンフレットをもらいにいき、daにはコートを預けるのに並んでもらいました。
冬の間はとにかくコートが邪魔!
でも持って歩くと疲れるし・・
時間に余裕をもっていくことをおすすめします。
(受け取るときもやっぱり並びます。) -
やっと身軽になり、見学開始!
もちろん、全部1日では見て回れないので、今日はエジプト美術とヨーロッパ絵画・彫刻、それからリーマン・コレクションに絞って見学することに。
東洋(もちろん日本のも)も見たいですがワシントンでのこともあるし、無理しないスケジュールで!
エジプトは「王家の紋章」(漫画です・・)や、ハムナプトラの影響で東京までエジプト展を見に行ったり、ロンドンの大英博物館でミイラを見たりと、けっこうはまっています・・ -
しかし広い!
部屋が何個あるんだろうか・・
ワシントンのナショナルギャラリーも広かったですが、ここは小さな部屋がいくつもいくつもあり、一人ならともかく、ちょっと油断するとツレがどこにいったかわからなくなるんです。
なんかMETにいた時間の半分はツレを探してた気がします。これだけ広いと、勝手に見ればいいって思っても、あとで永遠に会えないのでは?という気が・・ -
エジプト美術はこういう装飾品を見るのもすっごく楽しみ!
これがかつてはその時代の耳元や胸元を飾ってたかと思うとワクワクします。
上品で小さな細工が高貴な感じ・・ -
ちなみに毎日時間は決まっていますが日本人の職員によるツアーが行われています。
たしかこの日は11時半からだったかな?
行くのが遅くて間に合わなかったのですが途中で遭遇したので一緒に解説を聞いたりしてました。
無料だそうです。
参加したい方は早めに美術館に行って時間を確認すると良いと思います。
見ていると有名なところだけをピンポイントで回っているようだったので(そうじゃなきゃ終わりません・・)とりあえず参加して説明を聞いて、あとでゆっくり自分の見たいところを見てもいいかも。 -
ハトシェプスト女王の彫像です。
古代18王朝の女性のファラオ。
残っているハトシェプスト女王の像はどれも口髭をつけ、胸も平らな男性みたいなのばかりですが、ここMETの彫像だけ、女性っぽい姿になっているそうです。
去年でしたっけ。
彼女のミイラがDNA鑑定で確定されたの。 -
綺麗な色の石の装飾品の数々。
こういうのは見逃しそうな小さな部屋にあるので、根気よく見て回らないと素通りしてしまうかも。 -
サックラー・ウイングにある、デンドゥール神殿です。
ローマ皇帝のアウグストゥスがヌビアに建設した神殿です。アスワンハイダムの建設でナセル湖の湖底に沈むところを救出され、エジプトからアメリカに感謝の印として贈られたものだそうです。
外に向けた窓がガラス張りで、明るい場所です。
(神殿のために増設されたホールだそうです)
ちなみにメトロポリタンではカメラはOKですが、フラッシュやビデオは禁止。あちこちの職員がマナーの悪い観光客をさりげなく注意してまわっています。 -
ミイラの棺。
大英博物館と違って’生ミイラ’はなかったと思います。 -
エジプト美術を見たあとは2階に上がり、南側までまっすぐ歩き、19世紀ヨーロッパ絵画へ。
ルノワールの「ジョルジ・シャルパンティエ夫人と子供たち、ジョルジェとポール」
ルノワール、何点あったかな。
これだけ短期間に色々見ると記憶がごっちゃになります! -
千住さんの本にも解説があった、ゴッホの「糸杉」
写真より実物が凄い!
すごい迫力のタッチです。是非本物を見てほしいです。
今回の旅行で最も印象に残ってる作品のひとつかも。 -
あ、いました。ゴッホさん。
ワシントンのナショナル・ギャラリーにも自画像がありましたが、こっちも親しみやすい感じに展示してあります。
しかしこれだけの作品群がロープもガラスもなく、
「触るな」と注意書きがパンフにありますが、触れそうな場所に展示してあるのが不思議です。
我が家に子供はいませんが、いたら絶対連れて行くべきではないですね。分別がつくまでは・・ -
マチスです。
MOMAでも同じモチーフの絵のもう少し大きいのが展示されてましたが、ここにもありました。 -
ドガって踊り子の絵で有名ですが、彫刻も踊り子さん。
リボンやスカートがついてます。 -
ロバート・リーマンの中庭。
リーマンコレクションは照明が暗くって、私のカメラだと綺麗に撮れませんでした。残念! -
クリスマスツリーの大きいのが飾られていたんですが、近づいてよく見るとフィギュアがたくさん。小さくても精巧な細工で見てて飽きません。
-
予定にはなかったのですが欲張ってヨーロッパの装飾美術へ。
けっこう長いこといたのがこの部屋、木張りの壁の模様がすべて木目の寄せ木(?)で構成されているのがもう不思議で不思議で・・・
daが日本にもあるって言ってましたが、今まで見ても気づいたことなかったのかな?? -
ドイツのノイシュバンシュタイン城にもこんなキンキラの寝室がありましたが、こういう部屋が次々あります。
-
ルノアールの「ピアノに寄る娘たち」
フランスにあるオルセー美術館にもあったはず、と思って調べたら、メトロポリタンのこれと、他にもあって、4点のヴァリアントがあるそうです。
バッジがあるので外に出ても良かったのですが、地下にダイニングがあったので、そこで食事(遅いランチ)を食べました。
サラダバーやグリルなど、いろいろな種類の食べ物があって、そこで集めた好きな食べ物をレジに持って行って計算してもらい料金を支払うシステムでした。
サラダバーは重量制でした。 -
METに何時までいたか覚えていませんが、外に出て77丁目の駅まで歩き、59丁目の駅まで地下鉄で移動。
今回、冬のニューヨークに来るにあたり、衣類やブーツ、毛皮・帽子などなど、スーツケースがいっぱいになってしまったので、この際、ひとつ買って、買ったものを入れて帰ろう!ともくろんでいました。
いつもは暖かいカリフォルニアだし、知りあいの家でコートも貸してもらったりして、スーツケース2つのうち一つはそのおうちへのお土産なのです。
(というか頼まれモノ)
うちにあるスーツケースは大2個・小1個の計3個なのですが、どれも古く「大」は重いです。
ひとつは自分で買ったもので、あとのふたつは、両親それぞれが使っていたものをもらったものです。
二人とも仕事や趣味で世界中飛び回っていたので、ボコボコです(笑)
今回も、「角のヘコミは最初からです」の承諾書をカウンターで書かされました。
詰め込むのでheavyのシールを貼られることもしばしば・・
今回は空港で計量すると1つ22キロ。エコノミーだったら超過です。
それで出発前からゼロハリのポリカーボネイトの軽いのを買うことに決めていました。
ゼロハリはアメリカのブランドなのでこっちで買えば安いかな?と。 -
名前、確認しなかったのですが、道端にあった教会のツリーで、皆勝手に入って写真撮ってたので私も。
スーツケースの続きです。
あらかじめ調べてきたカバン屋さんが場所がわからず、どうも通販専門で店舗ではないようです。
それでJCBプラザのニューヨーク店に調べてもらうことに。
JCBプラザ・ニューヨーク
http://www.jcb-global.com/plaza/newyork.html
毎回、各都市でJCBプラザに寄って色々現地情報を聞いてます。
場所は少しわかりにくいですが、5番街のすぐそば。ヘロンタワーの23階でした。
閉店間際でしたが、スーツケースが買える加盟店2店を紹介してもらい、気になっていたレストランのメニューを2店舗分プリントしてもらい、ミュージカルの日本語の解説なんかも頂いて帰りました。
カバンのお店はすぐそばだったのでその足で行ってみることに。
日本だとデパートで色々なブランドのスーツケースが選べますが、ニューヨークのデパートにはリモワやゼロハリは一切無し。
2店舗の紹介(どっちもJCBのショッピングパスポートで10%引き)
【Hides in Shape】
http://www.hidesinshape.com/
JCBプラザから歩いてほんとにすぐです。55thと56thの間。ゼロハリは地下にありました。
お店の人がほんとに親切でした。
【Eastside Luggage Shop】
http://www.merchantcircle.com/business/Eastside.Luggage.Shop.212-697-5820
こっちはグランドセントラル駅の北側、駅からは北に出て割とすぐですが、入口がすごくわかりにくいかも?
値段は2店舗とも同じでした。
問題は、ポリカのスーツケースは何種類かあるのですが、私たちの欲しかったのはかなり見た目がアルミに近い質感のタイプで、それは国産(日本)なのです。ということでアメリカ国内ではどうも発売されていないようです。
ポリカで取扱のあった特大サイズのは、ZRP29-W(29インチ)で、495ドル。10%オフなら税金入れても4万円台で買えます。たしかに安い・・
もっと割安感のあったのはアルミ製ので、日本国内定価19万ちょっとのが、1025ドル。ほぼ半額。
でも重い・・目的に逆行する・・恰好はいいんですけどね。結局妥協せず、見送りとなりました。 -
街のあっちこっちに角松みたいにツリーがツインとリース。
クリスマスの飾り付けが朝歩いたときより増えていることが多いです。
夕食はひさびさに米が食べたくなり、かつ濱さんへ。
http://www.katsuhama.com/
ニューヨークではしょっちゅう日本人を見る、ということはあまりなかったのですが、ここに来ると日本人のお客さんがたくさん!! -
だんだん写真と関係ない日記になってきました(笑)
ごはんの写真撮ろうと思ったんですが、店内があまりゆったりしていなくって、隣の人と席が近いので撮りづらかったです。
帰りにはいつものようにグランドセントラル駅の中にあるRiteAIDでビールとお水買って、ホテルへ帰宅。
ビール(ハイネケン)は6缶で8.99ドル。
水が1.5ドル。
変わんない!!
ホテルの部屋に置いてあるお水は5ドルです・・ -
ホテルに戻り、例によっておなかがいっぱいになるとすぐ寝てしまう私はベッドでバタっっ。
それがこの日、一日歩きまわってよほど疲れていたのか、daもお風呂のお湯を溜めている5分かそこらの間に寝てしまい、気づいたら1時間以上経ち、バスルームの縁いっぱいにお湯が・・・
アメリカのホテル、ほとんどだと思うんですが、バスタブの外は排水設備がありません。
あふれたお湯が部屋のカーペットへ乗り越えてくる直前でした。
日本人にありがち、とよくガイドブックに書いてありますがついに自分もやってしまいました。
ふんだんにあるバスタオルでお湯をふいては絞り、の繰り返し。疲れました。
連携プレーでほぼお湯は完全にふき取って綺麗になったのですが、下の部屋も心配だし、、、 -
このタオルを見たら、何が起きたかルームメイドには一目瞭然でしょう・・
しかたなくカミングアウトすることに。
イヤダー。
フロントに電話すると、すぐにエンジニアがくるとのこと。さっきの写真のブロワを持って、白人の大男がやってきました。
水そのものはもうなかったので、電話で下の階への水漏れをチェックするように、という指示を出し、結局ルームチェンジすることに。
チェストやテーブルの引出し、窓際、コーヒーテーブルの上、デスクの上、洗面所、クローゼットに金庫と、荷物をかなり暮らす体制にしていたので、クローゼットのハンガー以外の荷物をすべてまとめ、ベルボーイにきてもらい、新しい部屋に運んでもらいました。クローゼットのハンガーは直接運んでもらいました。 -
新しい部屋は階数は少し低くなり6階ですが、前の部屋と微妙に違います。
○洗面台はひろーくなりました!
○バスルームのトイレと洗面台の間に仕切りの壁があります。
○デスクのコンセントがさらに増えてます。
×クローゼット内のチェストが2段くらい減りました。
×またまたバスローブが1着しかないです。また1ドルかー。 -
液晶テレビが壁付です。
前よりテーブルがすこしだけ大きく、サイドにあったコンセントが前面に配置され使いやすくなりました。
バスルーム、オーバーフローの問題です。
今回は保険には加入してなかったのですが、賠償責任保険がクレジットカードの保険に付帯されているはずなので明日、JCBに電話してみることにしました。
旅先のトラブルはパニックになってもいいことないので、とりあえず落ち着いて寝ることに。
きのうも寝てないもん。
ワシントンに行く前、バスルームの洗面ボウルで少し洗濯したんですが、水が合わないのか、NYの湿度が低いのか、とにかく手が乾燥して大変なので、残りはもう持って帰ってから洗濯することにして、ルームチェンジしたついでに使わない衣類をもう片付けてしまいました。
そういえばルームメイドさんはお茶目な人で、私がパイプに干していたソックスを模様ごとにそろえて干し替えてくださってました★
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