ゴンドワナ多雨林保護区① 光と陰:renさんの旅行ブログ
今回はオーストラリアにある大陽の都ゴールドコースト。
そして行き先は、ゴールドコースト内陸え車で約50分の世界遺産「スプリングブルッック国立公園」です。
住宅街、ユーカリ林、高原の景色、薄暗い亜熱帯雨林など海からどんどんと景色の移り変わりを運転しながら楽しみました。
途中、コアラを探しながら(見つかったのは爪痕だけだった)ユーカリ林を形成する地盤を確認。
なんと・・・
岩盤地帯でした。
すごい。。。 岩の上には植物はなかなか根を張れないのに。。
普通の植物は土壌が無いと根を張れないのですが、根から酸を出し、溶かして行くユーカリの根は、溶岩が固まった場所にでも根を張る事が出来るそうです。
岩盤や砂岩(シドニーの地盤)などでも根を張れる強さ。
山火事にあぶられる事によって発芽をする生命力。。。
土地が古く、過酷な環境条件のオーストラリア大陸で発生したユーカリ類はまさに現時点での森の支配者です。
ここゴールドコーストの内陸部は、、
オーストラリアが孤立してから発生した固有の植物層であるユーカリ類
と
大陸同士がまだ分かれる前に存在したゴンドワナ大陸時代の多雨林
の
両方がまだ現存する珍しい世界遺産という事です。何故珍しいかって?
数千万年から数億年前など、異なる時代に出て来た植物層が一カ所に残っている事かぁ。。。う〜〜ん。。ユーカリ類と多雨林の特徴を比べてみよう。
ユーカリ=乾燥し始めた2000万年前に大分布。
多雨林=2億年前に発生した植物が残る。
ユーカリ類は山火事が繁殖に必要な通称「Dry Forest」
ユーカリの森は大陽の光が100%林床まで届く「Open forest」
多雨林は雨と強力な大陽が繁殖に必要な通称「Rainforest」
多雨林は林冠が形成された、大陸の深海「Closed forest」
どんなものでしょう?ややこしいかな。。
一方では繁殖に雨と大陽が必要。一方では高い熱が繁殖に必要。。
全く対照的な生態が隣接しています。これは地質学的にゴールドコーストはポケットと言われる場所で、山岳地帯の地形が、オーストラリアの西や真ん中では枯渇淘汰され、砂漠化した多雨林を乾燥から守っている地域なのです。
だから2000万年前(オーストラリアが乾燥し始めた時期と一致)に爆発的に発生したユーカリ林と、大陸同士がくっついていた時代に発生していた2億年前以上のジュラ紀の植物層が一カ所に残っているのだそうです。
現代森から古代の森へタイムスリップが出来る世界遺産ですね!!
楽しみ、楽しみ、わくわくでした。
ちなみに正式名称ですが、
初登録は1986年NSW州側だけが登録され「Australian East Coast Sub-Tropical and Temperate Rainforest」でした。
1994年に拡大登録としてQLD側「Central Rainforest Reserve of Australia・中東部多雨林保護区」になっていました。
そして2007年の世界遺産委員会会議で名称が「Gondwana Rainforest Australia ゴンドワナ多雨林地帯」になりました。
そして今回のスプリングブルック国立公園の総面積は2,954ヘクタール。
ラミントンと同じく火山の外輪山の一部。国立公園内には亜熱帯雨林、(寒)冷帯雨林、温帯雨林、乾燥帯雨林やユーカリ林が生育します。
ちなみにオーストラリアは残された森はたったの5%。うち75%がユーカリ類です。多雨林は約0.3%のみだそうです。この0.3%しか無い多雨林の森は、ケアンズからタスマニアまで絶海の孤島のごとく残っています。
僕はまず目指した場所は、スプリングブルッック国立公園の冷帯雨林。またBest of all展望台とも言われています。
南極大陸にて花粉の化石が発見された植物の生き残りに会いに行くべくBest of all展望台へ・・・
ここは標高980m、亜熱帯性気候のゴールドコーストで最も雪の降る確率の高い場所。森の散策歩道は往復700mと書いてある。
そんなに歩かない場所です。
ただ非常に寒い。。12、3度くらいしかなかったと思います。駐車場は昼間だから明るいのに、入り口から見る森の中は薄暗い。。
お目当ては樹齢2世紀のナンキョクブナと南半球最大のカルデラの景観。。。
さて。。結果は・・・それ以上に。
森の・・古の息吹を感じました。
薄暗い森では様々な植物たちが光さす限られた大陽をめぐり懸命に生きていました。
この極寒の地で・・・
大陽の恵みを考えさせられました。
光と陰は離す事はできない。。
人生でも言える事ですよね。
光にも陰にも感謝できるようになる事は大切なんだな。
たくさんのインスピレーションをもらった
周囲7mはあろうかと思う樹齢2000年のナンキョクブナの前で目をつむりました。
森の中でゆっくりと目をつむる・・・深呼吸・・・森に溶け込む・・・ 寒さが心地よい・・・
そうすると・・・
まぶたの外から太陽の明るさを感じるんだ。
立ったままで・・座って・・・樹の根元・・・樹に登って・・日陰で・・日向で・・・明るい森、暗い森・・。
森の中のいろいろな場所で目をつむると、太陽の光の強さが分かります。
目を開けたままだと感じない植物の気持ち・・・・太陽の恵み・・
目をつむると感じる植物の心・・
目をつむると、聞こえる自然の声。
目をつむると感じる自然の空気。
目をつむると嗅げる自然の香り。
目を開けると生きてる事が嬉しくなる。
*国立公園の注意上として歩道からそれない事。
*生き物には餌を与えない事。
*何も持ち出さない事。
*落書きやゴミを捨てない事。

これのことだったのですね!?
そう思いながら旅行記を拝見していたら
あまりの美しさに感動しました。
被写体に対する深い理解と愛情を感じます。
ケアンズの北にある熱帯雨林には実は数年前新婚旅行で行きました。
そこにも南極ブナあったのかな??
しかしこの旅行記だけじゃなくて他の旅行記も
めちゃめちゃ写真も文章もステキですね。
あとでお気に入り登録の申し込みさせていただきますので
よろしくお願いしますm(._.)m

南極が起源の樹木です♡
あ〜〜
ナンキョクブナの北限がゴールドコーストなのでケアンズには残念ながらもう絶滅しています。
新婚旅行でケアンズですか?
ケアンズはどこに行かれたのでしょうか?
お気に入り登録!!やった!ありがとうkumさん

早速の承認ありがとうございます♪
ケアンズはグレートバリアリーフで体験ダイブをして(その頃はまだオープンウォーターを持ってなかった)、デインツリー国立公園に2泊してます。ケアンズに泊まっていたときに「わくわく動物ツアー」という日本語ツアーに参加したのですが、ゴルフ場にカンガルーを見に行ったりして、めちゃめちゃ楽しかったです。残念ながらパソコンが壊れたため写真は残っていませんが。
オーストラリアはインコ好きにとってはアマゾンと並ぶ聖地なのでまた行きたいです。
ステキな旅行記のアップをこれからも楽しみにしていますね。

アマゾンとデインツリーは鳥類の宝庫ですよね。
あとはマダガスカルかな?
kumさんの写真のインコはオーストラリアのですよね。
本当に好きなのが伝わって来る。

ふたたびお邪魔します^_^;
圧倒される大樹ナンキョクブナ!
気の遠くなるような長い年月を生きている樹、
そばにいって話かけ
そして樹の言葉をきいてみたいです。

僕は行く場所で写真を撮る時は、土地に感謝をしてから写真を撮らさせてもらいます。
まずは目の前の土地を好きになる事。友達になる事から始めます。
そよ風さん、是非、この森にいらして下さい。
森も喜びますよ。

7月半ばにゴールドコーストを訪れて、帰国してからずっと探していたんです。
Springbrook国立公園のツアーのときに、エコガイドの方がして下さった数々のお話を、後から思うとICリコーダーとかを持って行って録音しておけばよかったと思いました。
とても興味深く、そして、心に残るガイド。
そのお話の内容も、もちろん興味深かったのですが、何より、ガイドのかたの「言葉の響き」にとても感動したのを覚えています。
でも、なかなか全部は思い出せない。。
実はわたしは、今回ゴールドコーストへは下見のつもりで訪れました。
次回、子どもたち(わたしの英会話スクールの生徒たち)をゴールドコーストへ連れて行くためのものです。それで、帰ってきてから子どもたちにゴンドワナ多雨林の話をしようと思ったのですが、あのツアーで知った知識も、自分が感じた何かさえ、言葉にするのが難しくて、インターネットで何日もゴンドワナのことを知ろうと探していました。
やっとここに見つけました。しかもあの時の言葉を! 感動しました。
そして、renさんがあの時のエコガイドの方だということもすぐに確信しました(*^_^*)
素敵な旅行記ですね。
先日は大変お世話になりました。また、色々な場所の旅行記を、素敵な写真と共につくってくださいね。
楽しみにしています♪ そして、また、ゴンドワナ行きます♪
子どもたちと一緒に!次回はみんなで予習してから参加します♪

あーりーさん
お元気ですか?
僕は7日に日本から帰って来まして、いろいろな方とインスピレーションを分かち合えればなぁっと思い4travelに投稿し始めました。
探して頂きましてありがとうございます♡すごく嬉しいです。
その時に感じる自然のメッセージを自分なりの言葉にしたと思うので、実は僕もあの時どのような言葉を言ったのか、あまり覚えていません笑。
打ち寄せる波のように言葉が浮かび消えていく毎日です。
雨でも晴れでも自然の表情を逃さない事は日々大切だと思います。
もし子供たちに会えるのなら非常に楽しみです。教えるのではなくて、一緒に遊びたいですね。
子供たちの潜在能力を自然の中で調和させてあげたら、楽しいだろうなぁ。

ますます楽しみになってきました。
子供たちに会えるのが楽しみだと言っていただいて、とても嬉しいです。
renさんのお話や、あの自然に触れたら、子供たちは何を感じるかな。。
すごくわくわくします♪
実際連れて行くのは来年になるのですが、あっという間に時は流れますね。
その時には、よろしくお願いします♪

あ〜〜り〜〜さん
お待ちしていますよ〜〜
ネイチャーゲームもしましょう、より感性をひらかせる事が出来ますからね.
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