2010/08/23 - 2010/08/24
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ベイグラントさん
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お城好きなら絶対に外せない国宝四城のひとつ、犬山城とその城下町を巡ってきました。
日本各地にお城はありますが、建築当時の天守がそのまま残っているものはたったの12個。
そのうち国宝に指定されているのは、姫路、彦根、松本とこの犬山の4つしかありません。
木造建築って、保存がたいへんなんですねぇ・・・。
地元の皆様がお城を大切にしながら今まで残してくださっているのを有難く感じながら見てきました。
ちょうど夏の、鵜飼のシーズンでもありました。
間近で見るのは初めての鵜飼も楽しみにして行きました。
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- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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犬山到着は夕方になった。
犬山到着時に見た、初めて見る電車。
セントレアって書いてあるから、中部国際空港行くやつかな? -
夕暮れの川面で、鵜飼の準備に向かう鵜匠の船と、それを見学するお客さんをたくさん載せ観光船がすれ違う。
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これが鵜かな?
見たことが無いのでどんな鳥かイマイチ分からず・・・。
東京ではあまり聞かないよね。 -
夜もとっぷり暮れまして・・・。
川上から何艘もやってきた篝火を焚いた鵜飼船。
真っ暗な中、ぽわんと浮かぶ篝火がとても幻想的。
いいもんだねぇ。 -
お船に乗ってる皆様は、すごく間近で実際に鵜が魚を捕らえる様子を見ることができます。
ワタクシは、川べりから観察。 -
素敵な伝統芸能ですね〜。
いつまでも大切に残して欲しいです。 -
鵜飼を見終わって、犬山散策を開始。
観光のメインストリートと思われる所まで歩いてきてみましたが、だーれも居ない・・・。 -
暗い・・・・。
一杯飲もうかと出てきたはいいが、開いてる店が無い・・・。
というか、普通に民家が多い。
全然観光化されていなくて、普通に人々が住んでいらっしゃる街なんですねぇ。
おとなしく散歩して帰ります。 -
翌日は有楽苑という庭園へ。
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犬山城の麓にある雰囲気のいい日本庭園です。
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手入れの行き届いた、素晴らしいお庭。
石畳が、すべて違ったパターンで造られているのが凝っています。 -
この古い建物は、旧正伝院書院。
織田有楽斎が建仁寺塔頭正伝院内に建てた隠居所を移築してきたもので、内部には貴重な狩野派の襖絵が残っているのだそうです。 -
こんな貴重な建物に座って、お茶がいただけるというのでのんびり一服。
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素晴らしい晴天。
視界いっぱいに広がる緑。
最高に気持ちがいいです。 -
この横にある茶室は、国宝の如庵。
こちらも正伝院から移築されたものだそうです。
日本にある国宝の茶室は、ここを含めて3つだけだそうです。 -
次はこちらも国宝の犬山城へ。
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おー、あれが天守閣!
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ワンダフル。
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中に入ってみます。
見事に木造。
そのへんの、いざ中に入ったら味気ないコンクリート造りの再建城とは風格が違います! -
天守から眺める犬山の街。
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創建1537年、現存する日本最古の木造天守閣だそうです。
ありがとう!
450年以上も残っていてくれてアリガトウ!
大満足のお城見学(^o^)
では、お昼を食べに行こう〜♪ -
犬山のマンホールは、犬山城と鵜飼のコンビネーション。
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なに?このパイナップルみたいな不思議な花。
初めて見る〜。 -
今日のおランチはココ!
前に犬山に来た時に知って、それからずーーーーっと「行ってみたい!」と願っていた、なり多さん♪ -
有形文化財、奥村邸を使った創作フレンチのお店です。
この門が入口。
人力車がお出迎え。 -
ゴージャスなお屋敷だなぁ。
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建物を見られるだけで嬉しい♪
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こんな雰囲気の中、お食事もできるなんて・・・。
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超幸せだわ〜♪
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カラフルな前菜の盛り合わせ。
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メインは、お魚は白身、お肉はミートローフでした。
ちょこっとだけカレーが付いてくるのが面白かった。 -
最後のデザートもかわゆく3種盛りで、いろんなものを少しずつ食べたいワタクシ的には大満足。
これ以外にも、店頭のスイーツコーナーで販売しているというロールケーキのおすそ分けとかもあって、もうお腹いっぱいです!
美味しかった〜。
幸せ〜。 -
お食事の後、敷地内を探検。
大きな蔵がある。
犬山城の櫓を移築してきたものだって。
お殿様とどういう繋がり?? -
離れがこれまた風情があってイイ!
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キリシタン燈籠だって。
このバッテンの部分を十字架に見立ててるのかな?
これも貴重でしょ〜。 -
水琴窟もあったので、水を流し入れてみた。
チロリン、チロリン、と、地下からなんとも涼やかな音が聞こえてくる〜。
ステキ。 -
井戸のバケツ一つにしてもこの風格。
こんなところにまで美しい彫刻を施して・・・。
奥村邸、細部まで見ごたえたっぷり。
最高に素敵な邸宅でした。 -
再びお散歩に。
夏の花が咲いている。 -
昨日の夜、真っ暗だったメインストリートに来てみました。
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古き良き街並。
五平餅屋さんとか、お店もちゃんと開いてる! -
そうそう!
こういうのを見たかった〜。 -
犬山祭のからくり人形を展示してある施設に寄ってみる。
ひとつひとつが結構大きいんだね。
休日だと実際に動かして見せてくれるらしいが、残念ながら平日で見られなかった。 -
犬山祭の車山を展示してある施設もある。
13台残る三層構造の車山は、県の有形民俗文化財に指定されているそうです。
大きくて、ちょうちんがたくさん付いていて、これ、夜見たら綺麗だろうなぁ〜。
これ、ボタンを押すと10秒くらい提灯に電気が付くんだけど、写真を撮りたい位置とボタンの位置が離れているので、一人旅の人にあまり優しくない(笑)
何度ボタンと往復したことか。 -
上からも眺められる。
素敵だね〜。
これは、もう自分で押すのは無理だから、下歩いてる優しそうなお兄ちゃんに声かけて頼んでボタン押してもらった。 -
これは、お祭りの時にお子さん達が着る衣装。
ものすごく豪華。
金糸で形作られた登り龍が首回りに施されている。 -
こっちは更に豪華。
すごいわ。
実際着てるの見てみたい。 -
今度、お祭りの時期にゆっくり来てみよう。
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よくぞこんなに古くて素敵な街並みを残しておいてくださいましたな〜。
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この通り沿いにある、磯部家住宅を見せてもらいます。
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京都の町家のように、どこまでも奥に深い構造です。
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お台所。
めっちゃ渋い。 -
奥まで奥まで、どこまでも続く。
いやー、本当にすごいお宅があるもんだなぁ。 -
いいねぇ。
古い街、古い建物好きなワタクシにはたまらない街だわ。 -
では、そろそろお楽しみのライン温泉に向かいますか。
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その前に、古い建物を利用したカフェ、犬山おどきさんで一休み。
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カフェのテーブルの脇には、提灯作りの作業場が。
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久々に飲んだミルクセーキ、美味しかった〜(*^_^*)
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そしてこちらがライン温泉。
来たかった〜!
とうとう辿り着いた〜! -
犬山では最後の一軒になってしまったらしい銭湯。
入口からとってもレトロで、一気に気分が盛り上がる。
さらに、番台に座るおばあちゃまがとっても優しくて感動・・・(T_T)
「東京からライン温泉の噂を聞きつけて来たのです」と言ったら、「うちは温泉って言っても、本当の温泉じゃないのよ。あの頃は銭湯を温泉って呼んでたのよ・・・。」って恐縮していらっしゃるので、「本当の温泉だと思って来てるんじゃないのです。本物の素敵な銭湯だと聞いて、来たのです。」と言ったら、嬉しそうに笑って「ありがとうございます。ゆっくりして行ってね。」と言ってくださった。 -
木造の、しっかりした造りのロッカー。
おばあちゃま、一人で切り盛りしてるんだって。
「毎日大変ですね」と言ったら、「でもね、毎日楽しみに来てくださる皆さんが居るから頑張ってます」と嬉しい一言。
実際、夕方早い時間なのにご近所の方たちが入れ代わり立ち代わり訪ねてきている。
この銭湯はおばあちゃまのおじいちゃんが大正の頃建てられたものだそうで、そこからずっと大切に続けてきているということだった。
おばあちゃまは、タオルも石鹸も無いワタクシに両方貸してくださった。 -
こんなに正統派レトロな銭湯、なかなか無いよ!
そしてなにより素敵なのが、浴室の壁の絵がヨーロッパの古城なのですよ。
あんなお風呂の壁、初めて見た。
オシャレ!
この犬山の周辺の景色がライン川のあたりに似ていると言われたことから、川下りも「ライン下り」と呼ばれていますよね。
この壁絵もきっとライン川のほとりの光景を描いたものなのでしょう。
すごく素敵だったけど、たくさんの人たちがご入浴中だったので、写真は撮れなかった。 -
こんなベビーベッド、昔通ってた銭湯にもあったなぁ。
それにオカマみたいなドライヤー、懐かし過ぎる(T_T)
いろいろと郷愁に浸りながらお風呂入ってたら、地元のお母さんが話しかけてくれて仲良くなった。
あがった後の更衣室では「ここが一番涼しいから」といつもは自分が陣取るのであろう扇風機の真ん前の特等席を、ワタクシに譲ってくださった。
「本当に素敵な銭湯で、また犬山に来たら絶対に寄りたい」と言ったら、「いつでもおいで。この時間にくれば、必ず会えるから」と言ってくださった。
番台のおばあちゃまも、「わざわざ遠いところを来てくれて有難うね。また絶対に来てね」と言ってくれた。
なんか・・・・、温かい人ばかりで、身体だけでなく心もほっこりした。
お宿のお父さん、お母さんも優しかったし、いい街や、犬山♪
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