2009/08 - 2009/08
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ベイグラントさん
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"こんなにも綺麗な光を放つ生き物がいる"、と知った時からずっとこの目で見たいと願っていたウミホタル。
どこへ行けば見れるのか、どうやって見れるのか、ようやく手がかりを見つけて知ったのが、この香川の瀬戸内海に浮かぶ島、粟島。
ここに、神秘的なウミホタルの魅力を夏休み中の子供達に教えているコースがあるというので、そちらに混ぜてもらうことにしました。
「こんなに広い海に、こんなに小さくて不思議で美しい生き物が潜んでいるんだ・・・」とめっちゃ感動。
忘れられない旅になりました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル
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-
岡山からの移動は、楽しみにしていたアンパンマントロッコ。
-
風光明媚な瀬戸内海をトロッコで渡れるこの素敵過ぎる列車は、夏場限定、一日一便オンリーの、予約必須の臨時列車です。
カワイ過ぎる!
ヤバイ。
乗り込む人たちは、私以外はみんな子供連れで、若干浮き気味だけど・・・、気にしない! -
トロッコについては、岡山編に書いたのでそちらをご覧ください〜。
http://4travel.jp/traveler/lonelyvagrant/album/10394644/ -
気持ちのいい海風に吹かれて、瀬戸大橋を渡る。
最高。 -
JR四国マーク。
あぁ、東日本を越えて、東海を越えて、関西を抜けて、とうとう四国まで来ちゃったんだよね。
感無量。 -
そうこうしているうちに、着きました!詫間。
ここから、コミュニティバスで港まで移動して、そこから渡し舟で島へ向かいます。 -
駅前に咲いてたかわいいお花。
-
港に着いた。
この粟島汽船で島まで渡ります。 -
結構な人が乗ってる。
みんな子供連れ・・・。
きっと、同じコースを受けに行く人たちなんだろな。 -
出発!
ああ、船っていいねぇ。
めったに乗らないから、嬉しさも倍増。 -
島に着きました。
乙姫様の絵とか描いてある。
浦島伝説のある島みたいです。 -
街の中心街?
のどか〜。
ひたすらのどか〜。 -
丸いポストも街並に合ってる。
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島にいる間、唯一見かけたお店らしいお店。
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今回お世話になる、ルポール粟島さん。
やっぱ一緒の船で来た人たちは、みんなここに吸い込まれていく。
目的は同じなんだね。
楽しみだねぇ、ウミホタル!(*^_^*) -
同じ敷地内には、海員学校の跡が残っています。
国立粟島海員学校。 -
立派な洋風建築です。
すごく目立つ鮮やかなペパーミントグリーン。 -
保存状態が素晴らしいです。
-
この学校の中で、ウミホタルについてのレクチャーをしてもらえました。
学生さんに戻ったみたい♪
興味深々です。 -
ここの館長さんと、昔からこの島でウミホタルの魅力を伝える努力をしていらっしゃるウミホタルおじさんとで、ウミホタルって何なの?どういう所にいるの?どうやって捕獲するの?というようなことをイロイロと教えてくださいました。
ウミホタルはミジンコの一種。
外的な刺激を受けると、真っ青に光る体液を放出する不思議な生物なんだそうです。
そして、海に沈める仕掛けをみんなで作りました。 -
みんなで目の前の海まで行って、その仕掛けを沈めました。
このまま夜まで待ちますよ〜♪
あとは自由時間。
島の散策に出発〜。
反対側にある西浜というビーチまで行ってみよう。 -
みんな考えることは同じ。
でも、シャイな自分は一人ノンビリ歩くとします〜。 -
途中の道端のお地蔵さん。
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粟島中学の跡地。
今は、住んでる人が少なくなってしまって、子供もほとんど居ないので、この島の学校はみんな閉じてしまったそうです。
寂しいですね・・・。 -
道端には、あちこちに可憐なお花が咲いてて癒される〜。
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-
西浜着いた!
誰も居ない、ノンビリした海。
綺麗だなぁ(*^_^*)
久しぶりに裸足になって、波打ち際を歩きました。
冷たい水が心地よい! -
あるお宅の軒下にあった植物。
見たことない。
何の実? -
集落の中を歩いて帰ることに。
ここは、美容院みたい。
「次回営業日は 8月24日」って看板が出ている。
毎日はやらないんだね。
納得。 -
お!マンホールは、亀に乗って竜宮城へ向かう浦島太郎さんだよ!
かわいい〜。 -
海上タクシーだって。
島ならではですねぇ。 -
せっかくなので、もうちょっと海員学校の中を歩いてみることに。
クラシカルな雰囲気がいいですね〜。 -
ここで、坂口憲二さん主演の"機関車先生"という映画のロケが行われたそうです。
写真もいつくか残ってる。
オトコマエだなぁ。 -
仕掛けを引き上げに来たよ!
岩にへばりついているのは牡蠣?貝? -
仕掛けの中に・・・・・・・・・・。
あー、いるいる!!
目を凝らすと、小さな、小さな、あまりにも小さなウミホタルが!!
たくさん泳いでる。
こういうものなんだ〜(*^_^*)
写真には撮れない〜。
小さすぎる。
だって、ミジンコの仲間なんだもん。
1mmくらいしかないチビッ子たちなんだもん。
この中に写ってる、グレーっぽいような埃っぽいような粒々の点、これがウミホタルなんです。 -
ちゃんとウミホタルが確保できたことが確認できたので、いったんお宿に戻って、ゆっくりと晩ご飯を食べながら暗くなるのを待ちます。
新鮮な魚介類のお刺身や酢の物、焼き物・・・ -
おいしい焼肉や角煮や天ぷら・・・・
-
そして締めには釜飯と、大充実のディナーでした。
美味しかった〜。
ご馳走様でした!
すっかり暗くなった。
では、そろそろ実際に光るウミホタルを見に行きますか!
ドキドキ、ドキドキ。 -
みんなで足元に気をつけながら桟橋まで行って、仕掛けの中のウミホタルを網に集めます。
仕掛けひとつひとつの中の海水を、順番に網の中にザザーッとあけていくと、その刺激を受けたウミホタルが、真っ青に光る体液を放出します。
あんなに小さな体で、この真っ暗闇にいる自分達の周囲がブワッと明るくなるくらいの光を放ちます。 -
ドボドボドボ〜っと海に注がれたその青い光が、海面にプワ〜っと広がっていく様子は、それはそれは幻想的。
子供達から、一斉に「うわーーーーっ!!」という歓声があがる。
感動・・・・(T_T)
すっげーーーーーー感動・・・(T_T)
こんなに綺麗なもの、見たこと無いよ。 -
網の中に集められたうみほたる。
ああ、ダメだね。
写真じゃ、全くこの美しさは伝わらないね。
自分の目で見ないと。 -
カクテルグラスに入れられたウミホタル。
すっごい光る!
なんて深い青なんだろう・・・。
どうして、こんなに強い光を放てるんだろう・・・。 -
一匹だけ撮ってみた。
ほんとに小さくて、でも健気に光っていて愛おしい・・・。 -
お部屋に、少しだけ持ち帰ってきた。
こんな形をしているんだねぇ。
それにしても小さい。
鼻息で吹っ飛びそう。 -
お部屋の電気を暗くしてみたよ。
まだ光っている。
なんて綺麗な生き物なんだろう。
すごい、すごいや。
来てよかった。
ほんとここまで来てよかった。
大満足。
ルポールの皆様、素晴らしい企画を有難うございました!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- kaz-ykさん 2009/12/11 17:28:16
- 始めまして
- ベイグラントさん 今日は
小生のブログにお越し願い有難う御座いました。
足跡を辿り「ウミホタル」に、お邪魔しました。
綺麗な写真でご紹介頂き感謝します。
「金毘羅」懐かしく拝見しました。夏の暑い奥の院まで、ご苦労様でした。
奥の院は、スタミナ切れで、未踏破です。興味深く拝見しました。
来年は、なにか良いことあるのでは
又お邪魔します。御礼まで
- ベイグラントさん からの返信 2009/12/11 22:19:07
- RE: 始めまして
- kaz-ykさん こんばんは!
こちらに来てくださって有難うございます。
ウミホタル、とても神秘的で鮮やかな青い光を放っていました。
「この日本にも、まだまだ見たことのないものがあるもんだなぁ!」と感動しました。
実物はこんな写真ではとても表現できない美しさでした。
なんとか自分のベストは尽くしましたが・・・、全然表現不足・・・。
写真はもっともっとうまくなりたいといつも思っています。
金毘羅のあの長い長い階段・・・・、登られたのですね?
本当にしんどかったですね(笑)
休み休み、ふーふー言いながらようやく辿り着けた頂上には、まるでご褒美のような美しい風景が広がっていました。
ずっと下界が見えないままあそこまで登り続けるから、最後のあの感動が待っているんだなぁ、と今気がつきました。
こんど機会があったら、是非上まで挑戦してみてください。
そうですね、来年、いいことあるといいなぁ!
嬉しいお言葉、どうも有難うございました。
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