ポルト旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今朝南のエヴォラを発って一路ポルトガルを北上。<br />昼には途中ブサコに寄ってランチをとったが300キロ<br />を超える観光バスの旅。<br />高速の検問で止められ時間がかかった。ワインの街<br />ポルトには大分遅れて到着。その上大変な土砂降り。<br />ポートワインの醸造所見学とサンフランシスコ教会<br />には行けた。<br />ツアー4日目の翌朝は9時出発。今日からは大西洋沿岸<br />沿いに南下する。70キロほど走って水の都アヴェイロ<br />へ。絵タイルのアズレージョで知られる街だ。<br />写真はアヴェイロの街です。

ポルトガル周遊ツアー(3)ポルトからアヴェイロへ

7いいね!

2003/10/30 - 2003/10/31

707位(同エリア1103件中)

0

19

YOSHITO

YOSHITOさん

今朝南のエヴォラを発って一路ポルトガルを北上。
昼には途中ブサコに寄ってランチをとったが300キロ
を超える観光バスの旅。
高速の検問で止められ時間がかかった。ワインの街
ポルトには大分遅れて到着。その上大変な土砂降り。
ポートワインの醸造所見学とサンフランシスコ教会
には行けた。
ツアー4日目の翌朝は9時出発。今日からは大西洋沿岸
沿いに南下する。70キロほど走って水の都アヴェイロ
へ。絵タイルのアズレージョで知られる街だ。
写真はアヴェイロの街です。

PR

  • ポルトには午後3時着予定が大幅に遅れもう<br />4時半過ぎていた。途中ランチの遅れ、検問そ<br />してポルトでの大渋滞。<br />リスボンに次ぐ第2の都会でローマ時代には<br />カレの港「ポルトゥ・カレ」と呼ばれ、それが<br />この国の名前ポルトガルとなった。

    ポルトには午後3時着予定が大幅に遅れもう
    4時半過ぎていた。途中ランチの遅れ、検問そ
    してポルトでの大渋滞。
    リスボンに次ぐ第2の都会でローマ時代には
    カレの港「ポルトゥ・カレ」と呼ばれ、それが
    この国の名前ポルトガルとなった。

  • ポルトを流れるこの川はドウロ川と言う。<br />かつてワインを運んだ船・ラベーロが停泊し<br />ていた。我々のバスはその川沿いに止まった。

    ポルトを流れるこの川はドウロ川と言う。
    かつてワインを運んだ船・ラベーロが停泊し
    ていた。我々のバスはその川沿いに止まった。

  • 道路沿いには白い2階建ての家があり、屋根の<br />上には鍔広の帽子に黒いマントを羽織った男<br />の看板。そして SANDEMAN の文字。<br />ツアー一行はそのワイン醸造所へ招き入れら<br />れた。

    道路沿いには白い2階建ての家があり、屋根の
    上には鍔広の帽子に黒いマントを羽織った男
    の看板。そして SANDEMAN の文字。
    ツアー一行はそのワイン醸造所へ招き入れら
    れた。

  • ワイン工場の見学はスクリーン上でワインの<br />歴史が日本語で語られていた。最後に試飲は<br />Tinto 赤とBranco 白が用意され一杯づつ<br />グラスが回された。<br />赤はルビーポルト。案の定甘い。私には白に<br />しては少しコクもあるホワイトポルトの方が<br />口に合った。しかしこれも飲み慣れた14−<br />15度のワインと違ってかなり強い。聞けば<br />19度と言う。私はこちらを買った。<br />私が別にまとめて手配していたワインはヴィ<br />−ニョ・ヴェルデと言いこのポルトより更に<br />北のブラガで造られる。若いワイン或いは緑<br />のワインと呼ばれる。こちらは9度前後でアル<br />コール度が低く、軽快で爽やかな飲み口だっ<br />た。少し炭酸も入っていた。

    ワイン工場の見学はスクリーン上でワインの
    歴史が日本語で語られていた。最後に試飲は
    Tinto 赤とBranco 白が用意され一杯づつ
    グラスが回された。
    赤はルビーポルト。案の定甘い。私には白に
    しては少しコクもあるホワイトポルトの方が
    口に合った。しかしこれも飲み慣れた14−
    15度のワインと違ってかなり強い。聞けば
    19度と言う。私はこちらを買った。
    私が別にまとめて手配していたワインはヴィ
    −ニョ・ヴェルデと言いこのポルトより更に
    北のブラガで造られる。若いワイン或いは緑
    のワインと呼ばれる。こちらは9度前後でアル
    コール度が低く、軽快で爽やかな飲み口だっ
    た。少し炭酸も入っていた。

  • 醸造所の中のカウンター。ツアーの人々も<br />結構ワインを求めていた。当然エージェント<br />にはキックバックがあることでしょう。

    醸造所の中のカウンター。ツアーの人々も
    結構ワインを求めていた。当然エージェント
    にはキックバックがあることでしょう。

  • サンディマンを出ると外はすっかり暗くなっ<br />ていた。バスに戻るとこれからサンフランシ<br />スコ教会へ。しかしその頃から次第に雨足が<br />強くなってきた。<br />14世紀初頭に建てられたこの修道院付属の教<br />会には200キロに及ぶ金が使われていると言う。<br />あらゆる彫像、装飾が金箔で覆い尽くされてい<br />る。ポルトガル観光はその中心にいつも教会<br />がある。カトリックはまさに富の集る権力の<br />中枢に存在していたことを理解する。

    サンディマンを出ると外はすっかり暗くなっ
    ていた。バスに戻るとこれからサンフランシ
    スコ教会へ。しかしその頃から次第に雨足が
    強くなってきた。
    14世紀初頭に建てられたこの修道院付属の教
    会には200キロに及ぶ金が使われていると言う。
    あらゆる彫像、装飾が金箔で覆い尽くされてい
    る。ポルトガル観光はその中心にいつも教会
    がある。カトリックはまさに富の集る権力の
    中枢に存在していたことを理解する。

  • このサンフランシスコ教会は実は現役の教会<br />ではなく博物館になっていると言う。高い天<br />井の何処からか厳かに鳴り響く賛美歌はどう<br />やらテープの仕業と知って興醒めする。<br />見学を終わったが外は土砂降り。バスにも戻<br />れない始末。結局ホテルには7時過ぎにチェッ<br />クインした。

    このサンフランシスコ教会は実は現役の教会
    ではなく博物館になっていると言う。高い天
    井の何処からか厳かに鳴り響く賛美歌はどう
    やらテープの仕業と知って興醒めする。
    見学を終わったが外は土砂降り。バスにも戻
    れない始末。結局ホテルには7時過ぎにチェッ
    クインした。

  • 翌朝は一応雨が上がっていた。<br />いつもの習慣で出発前にはホテルの近くに<br />散歩に出た。しかししばらくするとやはり<br />ポツポツ降って来た。

    翌朝は一応雨が上がっていた。
    いつもの習慣で出発前にはホテルの近くに
    散歩に出た。しかししばらくするとやはり
    ポツポツ降って来た。

  • 9時にはポルトのホテルを出発。<br />およそ70キロ南下して水の都アヴェイロへ向<br />う。この街は絵タイルのアズレージョで知ら<br />れる。特にこのアヴェイロ駅が有名である。<br />壁面に施されたブルーのタイルが印象的。<br />

    9時にはポルトのホテルを出発。
    およそ70キロ南下して水の都アヴェイロへ向
    う。この街は絵タイルのアズレージョで知ら
    れる。特にこのアヴェイロ駅が有名である。
    壁面に施されたブルーのタイルが印象的。

  • 同じくアヴェイロ駅の2階部分。

    同じくアヴェイロ駅の2階部分。

  • 駅のプラットフォーム。金曜日の昼前。電車<br />を待つアヴェイロ市民の日常。そこへ24人の<br />東洋人が小さな駅の内外をタイル絵を写真に<br />撮りながらウロウロ動き回る。観光客慣れし<br />いるとは言え彼等にもカメラは氣になる。

    駅のプラットフォーム。金曜日の昼前。電車
    を待つアヴェイロ市民の日常。そこへ24人の
    東洋人が小さな駅の内外をタイル絵を写真に
    撮りながらウロウロ動き回る。観光客慣れし
    いるとは言え彼等にもカメラは氣になる。

  • これがまさにアヴェイロ駅の全景である。<br />白地にブルーの絵タイル。建築物としても<br />美しい。品格がある。

    これがまさにアヴェイロ駅の全景である。
    白地にブルーの絵タイル。建築物としても
    美しい。品格がある。

  • 駅前のビル。この白い建物も結構絵になる。<br />実はこのビルの1階にある菓子店にこの街の<br />もう一つの名物がある。<br />それはオヴォス・モーレスと言うお菓子。<br />添乗員曰くポルトガルの最中。<br />卵の黄身を砂糖で味付けして最中より少し<br />固めの皮で包んである。試食すると結構甘い。<br />一箱10ケ程入って5.70ユーロ。約¥740.<br />日持ちすると言うので日本へ持ち帰ったが<br />甘すぎて家族には敬遠された。

    駅前のビル。この白い建物も結構絵になる。
    実はこのビルの1階にある菓子店にこの街の
    もう一つの名物がある。
    それはオヴォス・モーレスと言うお菓子。
    添乗員曰くポルトガルの最中。
    卵の黄身を砂糖で味付けして最中より少し
    固めの皮で包んである。試食すると結構甘い。
    一箱10ケ程入って5.70ユーロ。約¥740.
    日持ちすると言うので日本へ持ち帰ったが
    甘すぎて家族には敬遠された。

  • 駅は町外れにありバスで街の中心プブリカ広<br />場へ出る。街には運河が引かれており路上の<br />石畳が丁度アズレージョのように色々な文様<br />が入っていた。

    駅は町外れにありバスで街の中心プブリカ広
    場へ出る。街には運河が引かれており路上の
    石畳が丁度アズレージョのように色々な文様
    が入っていた。

  • しばらく添乗員について市内を回ったところ<br />で一旦解散になった。そんなに大きな町では<br />なく私は写真を撮る為に運河沿いに独りで歩<br />く。<br />

    しばらく添乗員について市内を回ったところ
    で一旦解散になった。そんなに大きな町では
    なく私は写真を撮る為に運河沿いに独りで歩
    く。

  • 運河にはカラフルなペイントをされた<br />小舟モリセイロが何隻か見られた。こ<br />れは運河の潟に発生する海藻を取るた<br />めの舟と言われる。この藻は牧草を育<br />てるための肥料として使われる。<br />    <br /><br />

    運河にはカラフルなペイントをされた
    小舟モリセイロが何隻か見られた。こ
    れは運河の潟に発生する海藻を取るた
    めの舟と言われる。この藻は牧草を育
    てるための肥料として使われる。
        

  • 運河の前の小さい公園まで来た時べン<br />チにかける男性と目が会った。私は反<br />射的に<br />「地元の人ですか?」<br />「いや、違いますよ」<br />「どちらから来たんですか?」<br />「ノルウェーからです。ポルトガルへ魚<br /> の輸出の仕事をしています」<br />「アア・・アヴェイロには出張ですか」  <br />それからしばらく私もベンチに座って話<br />をしていた。気がつくとランチの集合時<br />間。急いで席を立った。

    運河の前の小さい公園まで来た時べン
    チにかける男性と目が会った。私は反
    射的に
    「地元の人ですか?」
    「いや、違いますよ」
    「どちらから来たんですか?」
    「ノルウェーからです。ポルトガルへ魚
     の輸出の仕事をしています」
    「アア・・アヴェイロには出張ですか」  
    それからしばらく私もベンチに座って話
    をしていた。気がつくとランチの集合時
    間。急いで席を立った。

  • お昼のレストランはチョッと脇道の二階<br />にあった。今日のランチはスープに烏賊<br />グリル。これは私の口にあった。一緒に<br />添えられたジャガイモなどの野菜も味付<br />けが合う。丸焼きの烏賊を2匹ペロリと<br />平らげた。デザートのクリーム・プリン<br />は甘さもまあまあ。<br />

    お昼のレストランはチョッと脇道の二階
    にあった。今日のランチはスープに烏賊
    グリル。これは私の口にあった。一緒に
    添えられたジャガイモなどの野菜も味付
    けが合う。丸焼きの烏賊を2匹ペロリと
    平らげた。デザートのクリーム・プリン
    は甘さもまあまあ。

  • アヴェイロの街角で見つけた靴磨き屋。<br />東京では今や珍しい風景である。結構<br />大仕掛けな店構えだ。普通日本ではお<br />客が腰掛ける一番簡単な椅子があるだ<br />けだが。<br /><br />私が立ち止まってチョッとシャッター<br />を切ると、フラッシュで気付いたお客<br />が私を見て手を上げた。私も笑顔で応<br />える。<br /><br />午後1時半、今日の目的地コインブ<br />ラへ向かう。<br /><br />

    アヴェイロの街角で見つけた靴磨き屋。
    東京では今や珍しい風景である。結構
    大仕掛けな店構えだ。普通日本ではお
    客が腰掛ける一番簡単な椅子があるだ
    けだが。

    私が立ち止まってチョッとシャッター
    を切ると、フラッシュで気付いたお客
    が私を見て手を上げた。私も笑顔で応
    える。

    午後1時半、今日の目的地コインブ
    ラへ向かう。

この旅行記のタグ

7いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ポルトガルで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ポルトガル最安 487円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ポルトガルの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP