1999/06/18 - 1999/06/25
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YOSHITOさん
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今回のアメリカ行きツアーは41名と言う大所帯。
それもシニアが多い。
私にとってアメリカ観光は初めてである。かつて仕事では
行っているが観光の時間はあまりなかった。
今回のコースはNew Yorkを振り出しにカナダのナイヤガ
ラ。そしてアメリカに戻ってWashingtonとアレキサンド
リア。
8日間の日程である。移動も多く結構ハードなスケジュール
だった。多くの年配者の誰一人ダウンせず無事帰国。
写真はメトロポリタン美術館前の通りのスナップ。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
アメリカはヨーロッパと違って朝着くので私
は苦手だ。飛行機の中で眠れないので現地に
入ってすぐ観光と言うのが辛い。
ケネディ空港から観光バスでマンハッタン島
に入り最初の訪問地はサウス・ストリート・シ
ーポート。有名なウオール街に近いピア17へ
歩く。 -
ピア17からは北に向い国連ビルの訪問。
本部ビルに入るのは初めてで楽しみにしていた
が一階ロビーの一部のみ。
本部ビルのすぐ裏はイースト・リバーが流れて
おりクイーンズボロ橋を望む。初夏の陽射しは
強く眩しいほど。 -
この年はNYの同時多発テロの2年前に当りまだ
極めて平穏であった。当時は新しいNY市長の
もと危険なニューヨークの汚名は消えてきて
いた。私の知っている80年代前半のNYでは地
下鉄の車両にはことごとく落書きで埋め尽く
されていたが。
ランチのあとはメトロポリタン美術館訪問。
丁度『セザンヌからゴッホへ』『アッシジ聖
フランシス秘宝展』の大きな垂れ幕が下がっ
ていた。 -
館内でフリータイムになってもさて何処から
見て回るかいささか戸惑う広さ。
歴史の浅いアメリカとは言え1872年(日本で
は明治5年)にオープンしている。特に20世紀
に入るとロックフェラーやモルガンなどの富豪
の協力をえてコレクションも充実した。
写真は武具の間にて撮影。
私が唯一承知していたのは現代彫刻のある5
階の屋上のルーフガーデン。マンハッタン島
に林立するビル街が一望できる。 -
夕食はバスで市内を南に下りチャイナ・タウン
へ。中華レストランへ入る。焼きそば、エビ
チリ、ブロッコリーなどの6品。ご飯は長い米
で炊き方は硬く美味しくない。バドワイザー
の小壜で$3.50
夕食の後はエンパイヤー・ステート・ビルから
のNYの夜景見学。大変な人でエレベーター
前の行列。
初日のホテルはハドソン川を渡って隣のニュー
ジャージー州へ移動。既に10時は回っている。
丁度ヤンキースタジアムの試合が終わった処
で渋滞に巻き込まれる。ホテルには11時過ぎ
に到着。初日から無謀なスケジュール。この
ツアーのタイトルが『快適な翼全日空で行く
至れり尽せりアメリカ東海岸周遊8日間』が
皮肉としか言いようがない。 -
NY2日目。朝ニュージャージーのホテルを出
発。バスはマンハッタン島の北から南へ縦断
する。バッテリパークの船乗り場へ直行して
9時の第1便に乗る。
ニューヨークの初夏はこれ以上は望めないと
思うほどの見事な快晴。リバティ島まではお
よそ15分。
写真後方にはこの2年後に倒壊した世界貿易
センタービルも見える。 -
小さな島に着くと、やはり一人でこのツアーに
参加している背の高い太った男が
「一緒に行きましょう」
「そうだね、それじゃ一緒に行こうか!」
とテンガロンハットを被ったその男に応える。
彼はミノルタ・カメラの35mmとビデオ・カメラの
2台を抱えている。私はこの時から自分の中で
松村君と呼んでいた。
昔NYへ出張で来た時にはバッテリパークからこ
の自由の女神を眺めたことはある。リバティ島
まで来て見上げる自由の女神はとても大きい。 -
自由の女神は1886年(明治9年)に独立
戦争でイギリスに勝ったアメリカに支援して
いたフランスが贈ったもの。このリバティ島
のすぐ並びにかつてヨーロッパ大陸から渡っ
て来た移民が必ず通った米国移民局の赤いレ
ンガ造りの3階建てがあ見える。 -
午後1時にはNY市内ハードロック・カフェで
ランチ。ハンバーグ+フライド・ポテト+オニ
オン・トマト付きの大皿。ペプシー・コーラ
がまたでかいグラスに一杯。デザートには厚
いクッキー。午後2時過ぎから6時半までは
NYで自由行動。
松村君とはセントラル・パーク入口のプラザ
ホテル前まで来ていた。彼とはここで一旦別
れ4時過ぎにはK書店にいると告げた。 -
私は一人で盛んにカメラのシャッターを切っ
ていた。トランプ・タワービルもその被写体
の一つ。ガラス張りの階段式の構造。その
屋上には緑の植物が茂っている。
ビルの中にも入ってみる。 -
4時過ぎ、ロックフェラー・センターのK書店
に寄る。本当に久しぶりだ、1階にはカウン
ターのコーヒー・ショップ。10席ほどの椅
子は皆日本人で埋まっていた。私も割り込ん
でマスターにアイス・コーヒーをオーダーす
る。添乗員も言っていたようにNYの中心地
に日本語が通じて、トイレも自由に使える本
屋として日本人の観光客は必ず寄ると言う。
20分もして$3.50を払うと私は2階に上
がる。旧知のI店長を訪ねる。 -
ニューヨーク3日目の朝は久しぶりにゆっくり。
11時半にホテルを出発してNYの北のラ・ガー
ディア空港へ向う。午後からNY州のバッファロ
ー空港には遅れて4時20分過ぎに到着。
ここからは観光バスで陸路カナダへ向う。
NY編はここで終わりますがもう少し写真をと言
う方は次ぎのHPをご覧下さい。
http://travelingmaki.kilo.jp/home15/ny1999a.html
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