タンナ島旅行記(ブログ) 一覧に戻る
タイトルを見て、「?」という人も多いと思います。<br /><br />バヌアツという国を知らない人も多いかもしれません。<br />バヌアツ共和国は南太平洋に浮かぶ83の島々からなる国。<br />面積は島々を合わせて新潟県程度、そこに20万人強の人々が暮らしています。<br /><br />ダイビングをする人や旅行先を常々探している人以外には<br />あまり馴染みのない国なのですが、2006年7月にイギリスのシンクタンク「nef」が「世界一幸福度指数の高い国」にバヌアツを選びました。<br /><br />ちなみに日本は178ヶ国中、95位。<br />上位ですが、2位はコロンビア、3位コスタリカ、ドミニカ、パナマと続きます。<br />イタリア66位、ドイツ81位、イギリス108位、カナダ111位、フランス129位、オーストラリア139位、アメリカ150位、ロシア172位。先進国といわれる国々は軒並み下位。<br />アジアは最上位はベトナムの12位、次いでブータン13位、スリランカ15位、フィリピン17位、インドネシア23位、中国31位、タイ32位、韓国102位といったところ。<br /><br />178ヶ国の最下位はジンバブエ。  <br /><br /><br />これは国の経済規模の指標であるGDPが上位であるとか、交通網、情報網が発達している、教育レベル、医療設備、老後の保障が整っているとかではありません。<br /><br />実際にバヌアツでは小さな島々に小さな集落が点々としているだけです。町以外では夜になると真っ暗で電気も満足に普及していません。道も首都のあるエファテ島以外では舗装道路を見ることはなく、雨が降ればものすごい悪路、乾季にはものすごい砂埃。。<br /><br />目立った産業もなく、天然資源もありません。<br />村では小さな子供が裸で遊ぶ。。<br /><br />バヌアツが、何故「世界一幸福な国」なの?と思いますよね。<br /><br />指標の出し方ですが、<br /><br />国民が感じる、「人生満足度」に「平均寿命」をかけて、それを二酸化炭素排出量等、「地球にどれだけ負荷をかけているか」で割ったものだそうです。<br />つまり、ここでの「幸福」とは、エネルギーを沢山消費しない。廃棄物を出さない。そしてストレスなしに長生きする〜。<br /><br />バヌアツ、確かに!<br />気候が温暖湿潤、豊かな自然に恵まれて食料の心配ありません。飢餓がなければ幸せです。<br />家族は仲良く暮らしています。絆強いです。村の人々の繋がりも密接で子育てや老後に困りません。<br />子供も劣悪な環境下に置かれないので、乳幼児死亡率は高くはありません。<br />ファーストフードに狂うこともなく、よい環境で育った自然の物を食します。<br />現代のような社会でストレスにまみれることなく、適度な肉体労働で土にまみれます。<br /><br />肥満等の生活習慣病に縁遠く、健康で長生き。<br />携帯電話?ブランド品?車?そんなものいりません、<br />お金?いりません。別になくても暮らしていけます。<br />家電ゴミ?何ですかそれは?<br /><br /><br />バヌアから帰って思うこと。「もう一度行きたい!」<br /><br /><br />大人も子供も笑顔です。特に子供の愛嬌はほんとに素晴らしいです。<br />日本の子供が無くしてしまいつつある笑顔、笑い声、澄んだ瞳には本当に癒されました。<br />その溢れる笑顔の源は家族、社会、環境、その他全てが素晴らしいから。<br /><br />バヌアツが世界一の幸福な国というのは素直に認めることができるでしょう。<br /><br />表紙の写真はタンナ島。<br />村の近くの道。<br />馬に乗った子供たちとすれ違いました。

世界一幸せな国、「バヌアツ!」 タンナ島にて / VANUATU   Tanna Island

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2008/01/01 - 2008/01/01

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kuropiso

kuropisoさん

タイトルを見て、「?」という人も多いと思います。

バヌアツという国を知らない人も多いかもしれません。
バヌアツ共和国は南太平洋に浮かぶ83の島々からなる国。
面積は島々を合わせて新潟県程度、そこに20万人強の人々が暮らしています。

ダイビングをする人や旅行先を常々探している人以外には
あまり馴染みのない国なのですが、2006年7月にイギリスのシンクタンク「nef」が「世界一幸福度指数の高い国」にバヌアツを選びました。

ちなみに日本は178ヶ国中、95位。
上位ですが、2位はコロンビア、3位コスタリカ、ドミニカ、パナマと続きます。
イタリア66位、ドイツ81位、イギリス108位、カナダ111位、フランス129位、オーストラリア139位、アメリカ150位、ロシア172位。先進国といわれる国々は軒並み下位。
アジアは最上位はベトナムの12位、次いでブータン13位、スリランカ15位、フィリピン17位、インドネシア23位、中国31位、タイ32位、韓国102位といったところ。

178ヶ国の最下位はジンバブエ。


これは国の経済規模の指標であるGDPが上位であるとか、交通網、情報網が発達している、教育レベル、医療設備、老後の保障が整っているとかではありません。

実際にバヌアツでは小さな島々に小さな集落が点々としているだけです。町以外では夜になると真っ暗で電気も満足に普及していません。道も首都のあるエファテ島以外では舗装道路を見ることはなく、雨が降ればものすごい悪路、乾季にはものすごい砂埃。。

目立った産業もなく、天然資源もありません。
村では小さな子供が裸で遊ぶ。。

バヌアツが、何故「世界一幸福な国」なの?と思いますよね。

指標の出し方ですが、

国民が感じる、「人生満足度」に「平均寿命」をかけて、それを二酸化炭素排出量等、「地球にどれだけ負荷をかけているか」で割ったものだそうです。
つまり、ここでの「幸福」とは、エネルギーを沢山消費しない。廃棄物を出さない。そしてストレスなしに長生きする〜。

バヌアツ、確かに!
気候が温暖湿潤、豊かな自然に恵まれて食料の心配ありません。飢餓がなければ幸せです。
家族は仲良く暮らしています。絆強いです。村の人々の繋がりも密接で子育てや老後に困りません。
子供も劣悪な環境下に置かれないので、乳幼児死亡率は高くはありません。
ファーストフードに狂うこともなく、よい環境で育った自然の物を食します。
現代のような社会でストレスにまみれることなく、適度な肉体労働で土にまみれます。

肥満等の生活習慣病に縁遠く、健康で長生き。
携帯電話?ブランド品?車?そんなものいりません、
お金?いりません。別になくても暮らしていけます。
家電ゴミ?何ですかそれは?


バヌアから帰って思うこと。「もう一度行きたい!」


大人も子供も笑顔です。特に子供の愛嬌はほんとに素晴らしいです。
日本の子供が無くしてしまいつつある笑顔、笑い声、澄んだ瞳には本当に癒されました。
その溢れる笑顔の源は家族、社会、環境、その他全てが素晴らしいから。

バヌアツが世界一の幸福な国というのは素直に認めることができるでしょう。

表紙の写真はタンナ島。
村の近くの道。
馬に乗った子供たちとすれ違いました。

同行者
家族旅行
一人あたり費用
30万円 - 50万円
航空会社
フィジー エアウェイズ

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  • 表紙の写真、サムネイルだと画質悪いし、<br />拡大出来ないので、こちらにもう一枚。

    表紙の写真、サムネイルだと画質悪いし、
    拡大出来ないので、こちらにもう一枚。

  • 子供の笑顔!

    子供の笑顔!

  • ヤスール火山に向かう道。<br />今、バヌアツは雨季。<br />前日に雨が降ったのか、道路には大きな水溜り。

    ヤスール火山に向かう道。
    今、バヌアツは雨季。
    前日に雨が降ったのか、道路には大きな水溜り。

  • パパも控えめににっこり

    パパも控えめににっこり

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この旅行記へのコメント (6)

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  • joh55_momoさん 2008/03/25 23:51:41
    はじめまして
    joh55_momoと申します。

    バヌアツ、良い国ですね。
    旅行に行く理由の一つは現実逃避です。
    こんな国があれば、逃避するどころか毎日楽しくてしかたないのでは
    ないでしょうか。
    まったく知らない国だったので、近いうちに行きたいです。
    世界遺産はあるのでしょうか。

    kuropiso

    kuropisoさん からの返信 2008/03/26 00:37:41
    RE: はじめまして
    joh55_momoさん

    はじめまして。
    書き込み&お気に入りへリストへの登録有難うございます。
    こちらこそ、宜しくお願い致します。

    さて、バヌアツに世界遺産は現在のところありません。
    ただ、ヤスール火山とか、ジュゴンの海岸とか、バンジージャンプ発祥の地とか、登録となってもおかしくない思います。ただ、登録に向けての活動も資金が必要なので、どうでしょうかね〜?

    この国はそのようなことを抜きにして
    日本人が忘れてしまったものがあるようで。。

    首都のあるエファテ島以外はいろいろ不便なので、妻子には大変かなと思い、
    休暇の日程をフィジーメインにしたのですが、行ってみて失敗したと思いました。
    短期間だったんですが、それほどにバヌアツは私たちにとって素朴で素晴らしい国でした。
    妻も現地の子供たちと接して、何に対してかわかりませんが、
    涙ぐんでしまったようです。

    バヌアツの旅行記、全く出来ていないのですが、
    頑張って作ろうと思いますので、また是非お越し下さい。

  • kaz-ykさん 2008/03/24 20:50:45
    始めまして
    kuropisoさん 今晩は

    小生のブログにお越し願い有難う御座いました。

    足跡を辿り橋杭岩、えべっさん 伏見稲荷 を、お伺いしました。
    何れも綺麗な写真でしたが、もう少し枚数が、欲しい。

    kuropiso

    kuropisoさん からの返信 2008/03/24 22:52:57
    RE: 始めまして
    kaz-ykさん

    こんばんは。え〜っと、始めましてじゃありませんよね?
    以前に書き込み頂いております。(^○^)

    さて、写真の枚数の件ですが、やっぱりそうですよね。
    思いつきで行きたい場所に行って、旅行記を書き始めるのですが、
    途中で忙しくなるとそれがほったらかしになったり、
    他の場所に行ったらそこの写真をアップしたくなったりと
    継続する力がないんです。

    旅行記書くなら完璧なもので仕上げたいというのと、
    (↑完璧グズというらしいです)
    食い散らかしの性格がこのような結果に。。

    頑張りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
  • 風神さん 2008/01/19 12:00:39
    コメントも・・・
    写真も、この国(島)の雰囲気がよく伝わって、好感が持てました。
    1票!

    私のブログへの投票もありがとうございます。

    kuropiso

    kuropisoさん からの返信 2008/01/21 23:55:32
    RE: コメントも・・・
    風神さん

    書き込み有難うございました。
    &こちらにも投票頂き、有難うございました。

    バングラの旅行記をサーフしておりまして、
    風神さんの旅行記に辿り着きました。

    地球温暖化の影響でどんどん海の侵食が進み、
    住んでいる土地を失った人々のことをテレビで見ましたが、
    街の人々の雰囲気はとても穏やかですね。

    写真好きとのことで、みんながカメラ目線というのが面白いです。
    また、牢獄状態になると困っちゃいますよね。
    みんな珍しいから見てるんでしょうけど、
    何を考えているのか聞いてみたいです。(笑)

    また、お邪魔させて頂きます〜。

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