ドイツ2010【3】「フランケンの王冠」コーブルグ:kumustaさんの旅行ブログ

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ドイツ2010【3】「フランケンの王冠」コーブルグ

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ドイツ2010【3】「フランケンの王冠」コーブルグ

バイエルン州北部のフランケン地方の都市コーブルグ(Coburg)は、かつてドイツのザクセン・コーダー公国の中心都市でした。
公国は、18〜19世紀、イギリス、スウェーデンなどヨーロッパ各国の王室と結婚関係を結び、繁栄を謳歌しました。
イギリスの有名な女王、ビクトリア女王のご主人であるアルバート公は、ここコーブルグの出身でした。
コーブルグの丘の上には「フランケンの王冠」とも呼ばれる、ドイツ最古、そして最大の中世の要塞(Veste、フェステ)があります。宗教改革の時代には、ここにマルティン・ルターがかくまわれていたこともありました。

コーブルグはまた東西ドイツ時代には、旧西ドイツの東端の町でもありました。
そのため訪れる人も少なかったのですが、統一後は、様変わりしたそうです。

ミュンヘンから友人の車で北上すること2時間半、コーブルグに到着。
旧市街と丘の上の要塞を、ドイツ人の友人たち9人+1匹で散策しました。
え、1匹は何かって? それは以下をお読みください。

(参考:『旅名人ブックス ドイツの田舎町』, "Wo und Was Coburg")

エリア: ヨーロッパ >>ドイツ >>古城街道周辺
テーマ: 街歩き
時期: 2010年06月05日〜06月07日
投稿日: 2010年06月20日
写真: 全50枚
満足度: このエリアの満足度:4.5点 4.5
観光: エリアにおける観光の総合的な評価:4.5点 4.5
ホテル: 評価なし
グルメ・レストラン: 評価なし
ショッピング: 評価なし
交通: 評価なし
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  • 古城街道周辺 写真

    さっそく「1匹」の答えです。シュトゥットガルトに住むマックス君、オン年14歳。

    高齢すぎてペットシッターが見つからなかったそうで、
    飼い主さんに連れてこられました。

    これから一緒にコーブルグの旧市街を散策します。


  • 古城街道周辺 写真

    南の城門、ケッチェン門(Ketschentor)から、旧市街に入ります。

    コーブルグの旧市街には、北、南、西と、合わせて3つの城門があります。


  • 古城街道周辺 写真

    町の中心地、マルクト広場(Marktplatz)に出てきました。

    正面の建物が、市庁舎(Rathaus)です。

    そして広場中央の銅像の方は…


  • 古城街道周辺 写真

    …ザクセン・コーダー公国の次男、アルバート王子です。
    イギリスの、あのビクトリア女王の夫君になりました。

    夫の故郷であるコーブルグを、ビクトリア女王はたびたび訪れたそうです。

    ツーリスト・インフォメーション・センターの入り口には、ビクトリア女王を中心としたヨーロッパの王族の方々の集合写真が大きなパネルになって置いてありました。
    今になって写真撮ってくればよかった…と後悔。


  • 古城街道周辺 写真

    広場をはさんで、市庁舎の反対側に立つのが、Stadthaus。
    (Rathausが市庁舎だと、Stadthausはその上、州庁舎といえばいいのでしょうか…。)

    もともとは侯爵の居城だったとのこと。
    建築様式は、後期ドイツ・ルネッサンス様式だそうです。


  • 古城街道周辺 写真

  • 古城街道周辺 写真

    広場には、コーブルグ名物のヴルスト(ソーセージ)屋さんの屋台。

    残念ながら、食べるチャンスはありませんでした。


  • 古城街道周辺 写真

    広場にある、古そ〜な薬屋さん、「ホフ・アポテケ(Hofapotheke)」
    Hofとは、ドイツ語で「宮廷」の意味。

    その名の通り、かつてはザクセン=コーダー家の薬局だったそう。


  • 古城街道周辺 写真

    ショーウィンドウに、昔の写真が貼ってありました。

    いつ頃の写真かわかりませんが、全然変わっていない!
    上の写真と比べてみてください。


  • 古城街道周辺 写真

    コーブルグ市の紋章が入ったマンホール。

    コーブルグの紋章はなぜ黒人?と思い、調べてみました。
    ウィキペディアによると、描かれているのは、3世紀、エジプトのテーベ出身の聖人、聖モーリッツ。

    15世紀にコーブルグの紋章として付与されたそうです。

    http://en.wikipedia.org/wiki/Coburg


  • 古城街道周辺 写真

    コーブルグ市の観光HPには、
    なんと日本語のページもありました!

    http://coburg-tourist.de/index.php?option=com_content&view=article&id=536&Itemid=116&lang=de


  • 古城街道周辺 写真

    何の建物だかわかりませんが、きれいだったのでパチリ。


  • 古城街道周辺 写真

    「コーブルグで一番おいしい」といわれるアイスクリーム屋さん、Cortina Eis。
    住所は、Spitalgasse 29。
    行かれた方は、どうぞ〜。

    私は日本にあまりなさそうな、チェリー味というのをチョイス。
    ブラックチェリーの果肉が入っていて、おいしかったです。


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    ワールドカップ直前なので、ドイツ国旗がたくさん売られていました。

    でも右の、数字が書かれた赤い、丸いものは一体何??


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    聞けば、Trost Kissen(英語に訳すと comfort cushion)というものだそう。

    書かれた数字の年齢になったお誕生日に、
    慰めるためにあげるらしい。

    ただ、18歳のだけは、
    「ついに18歳!これから楽しもう!」と書いてあります。
    ドイツでは、18歳で大人の仲間入り。

    私も来年の自分用に買ってくればよかった。
    30歳のを! なんちゃって。
    笑えません…。


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    エーレンブルグ城(Schloss Ehrenburg)は、かつてのコーブルグ公の居城。

    中は、ガイドツアーで見ることができます。


  • 古城街道周辺 写真イチオシ★

    エーリング城前の広場、シュロス・プラッツ(城広場)。

    左手の緑の向こうには、ホフ庭園(Hofgarten)が広がっています。

    マックス君も飼い主さんに連れられて…。


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    プロテスタント系のサンモリッツ教会は、後期ゴシック様式。

    ドイツ人は教会を見てはすぐに「これは○○式」と言うのですが、
    私には未だに違いがよくわかりません。


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    祭壇です。

    教会の中は、18世紀半ばに改装されたそうです。


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    1989年に再建されたというパイプオルガン


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    教会内には、マルティン・ルターの胸像がありました。
    ルターは、1530年にこの教会で説教をしたそうです。


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    以上、セント・モリッツ教会でした。


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    気温も急上昇! 暑い暑い。

    マルクト広場に戻って、人間たちはお茶をすることにしました。


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    マックス君もテーブルの下で、へばっています。


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    マルクト広場の石畳からは噴水が出て、
    子供たちが遊んでいました。


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    6月のドイツは、午後7時でまだまだ明るいです。


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    それでも日が傾いてきました。


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    コーブルグから5キロほど離れたところにある、ニーダーフルバッハという小さな村の宿屋で、夕食&宴会。
    家畜の臭いがする村でした。

    地元名物だという一品をいただきました。
    玉ねぎなどを牛肉でまいてあります。名前忘れました。


    ところで、この店、めちゃくちゃ愛想悪かった!
    店員のあまりのぶっきらぼうさに、ドイツ人たちもしかめつら。
    その上、アジア人嫌いらしいし。


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    翌朝、再びマルクト広場へ。

    今日もいいお天気!


  • 古城街道周辺 写真イチオシ★

    市庁舎の上の青い空に、一筋の飛行機雲。



    東西ドイツ分断時代、旧西ドイツの東端だったコーブルグでは、
    上空を飛行機が飛ぶことは全くなかったそうです。

    東西統一後、飛行機が飛ぶようになり、訪れる人も増えた…
    コーブルグで育った60代の男性が、語ってくれました。


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    ツーリスト・インフォメーション・センターの前から、
    丘の上の要塞まで、こんなかわいい列車が走っています。

    これに乗って、楽をして上まで上がります。


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    列車を降りて、丘の上の要塞(Veste)をめざします。
    はるか上です。あそこまで上ります。


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    途中、近くの村が見えました。
    緑に赤い屋根が、きれいです。


  • 古城街道周辺 写真

    マックス君もときどき寄り道しながら、一緒に歩きます。

    ドイツの犬はよくしつけられているので、リードをはずしている犬もときどき見かけます。


  • 古城街道周辺 写真

    おしゃべりをしたり、写真を撮ったりしながら歩いているうちに、
    城門に到着しました。


  • 古城街道周辺 写真

    要塞の全容です。

    「フランケンの王冠」とも呼ばれたこの要塞の一番古い部分は11世紀に建てられ、
    16世紀にほぼ現在の姿になったそう。

    宗教改革の時代、神聖ローマ皇帝カール5世から「追放の刑」を受けたマルティン・ルターが、
    この要塞にかくまわれていたこともあるそうです。


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    また要塞内には領主の館があり、

    今では絵画、ガラス、武器などの美術館や博物館になっています。
    ドイツでも一番豊富なコレクションだそうです。
    http://www.kunstsammlungen-coburg.de/

    博物館や美術館は見学しませんでした。


  • 古城街道周辺 写真

    要塞からは、すばらしい眺望が堪能できます。


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    この景色です。

    そして、手前の山並みと奥の山並みの間の谷は、分断時代、東西ドイツの国境でした。
    つまり、奥の山々は旧東ドイツ。

    東西分断時代、コーブルグからは西のバンベルグ方向にしか行かれず
    旧西ドイツの東の端、いわば終着点だったコーブルグを、
    訪れる人は少なかったそうです。

    統一後は、東西どちらの方向にも行かれるようになり、訪れる人も急増したそうです。


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  • 古城街道周辺 写真イチオシ★

    こちらも要塞内の館。

    これだけきれいに、しっかり残っている要塞も、珍しいように思いました。


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    要塞内には、銅像が点在しています。


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    芝地には、小さな白い花がたくさん咲いています。


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    要塞の中のカフェで、昼食を取ることに。


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    フラムクーヘン(Flammkuchen)を注文してみました。

    「クーヘン」とつくものの、ケーキではなく、
    ピザのような生地の上に、オリーブ、ベーコンなどがのっています。
    ピザのチーズなし、さっぱり系という感じです。

    飲み物は、レモネードとビールを割った「ラドラー」。


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    さて、そろそろ下に下ります。

    行きと同じ列車に乗って、楽をして下りてしまいましたが、
    森の中の、気持ちのいい遊歩道もあるので、歩くのもお勧めだそうです。


  • 古城街道周辺 写真

    三度(みたび)、マルクト広場です。
    もう見あきたでしょうか?

    小さな町なのでね。


  • 古城街道周辺 写真

    そしてまた、広場の噴水で子供たちが遊んでいました。

    子供が水辺が好きなのは、洋の東西を問いませんね。


  • 古城街道周辺 写真

    再び南の城門をくぐって、旧市街に別れを告げます。

    城門の向こうの空には、飛行機雲の筋が、何本も見えます。
    これも、分断時代には見られなかった風景なんですね。


  • 古城街道周辺 写真

    ところで、城門の近くにこんな看板がありました。

    馬???何屋さん?と思ったら、
    馬肉屋さんだそうです。

    コーブルグ。小さいですが、歴史と気品のある街でした。


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コーブルク、私も行きたいです♪返事を書く

by frau.himmelさん | 2010年10月11日 20:09

kumustaさん こんばんは。

コーブルク、私も前から行きたいと思っていた町なのです。
kumustaさんの旅行記を拝見して、よし、次は!って思いました。

お城もさることながら、古い薬屋さん、こじんまりとした旧市街…。
ここも、東西ドイツ分断に大いに影響された町なのですね。
そういう歴史を考えながら歩くのも楽しそう!

でも、アジア人嫌いのレストランには行きたくないですね(笑)。

また、お邪魔します。

RE: コーブルク、私も行きたいです♪返事を書く
by kumustaさん | 2010年10月13日 12:04

frau himmelさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

コーブルグの町は小さいですが、どことなく気品のある町で、
歴史のある、ちょっと穴場的な町が好きな人には、お勧めだと思います。

コーブルグのホテルは料金が高めなので、もし予算がおありなら、近くの別の町に宿泊されたほうがいいかもしれません。

> でも、アジア人嫌いのレストランには行きたくないですね(笑)。

お店の人の愛想の悪さには、ドイツ人たちもしかめっつらをしていました。(笑)
このお店はコーブルグではなくて、近郊のNiederfullbachという村にあります。少し家畜の臭いがする村でした。

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kumustaさん
  • 登録:2005年08月15日

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