光の奇蹟（ラムセスディ）

2010/10/17 - 2010/10/24

アブシンベル大神殿の光の奇蹟を見るツアーに
夫婦で参加しました。
画像が多いので、いくつかに分けて旅行記を書きます。

エリア アブ・シンベル(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

前日の画像と似た感じですが、こちらは神殿の入り口が開いています。
中は撮影禁止なので内部の画像はありませんが、素晴らしかったです。

奥に4体の像がありまして、一番左の像以外の像に、朝日がまっすぐに差し込むのが「光の奇蹟」です。
一番左の像は冥界の神なので、
朝日が当たらないのも、古代エジプト人の計算によるものです。

神殿で夜を明かすなんて、最高に贅沢だと思いました。
前も後ろも遺跡！
神殿内部には、昔は偉い神官でないと入れなかったと言われています。
見事な壁画と像がたくさんある中、
座り込んで朝日を待ちました。
お尻が痛くなるので、折りたたみ椅子かクッションを持参しましょう。
私は100均の空気で膨らませるクッションを持参しましたが、オットの体重に耐え切れなかったようで、オットのだけ壊れました。
体重が不安な方(失礼！）は、ちゃんとしたクッションがいいと思います。
アブシンベル大神殿のお近くのホテル宿泊で、ツアー参加の方は、
きちんとした折りたたみ椅子が重くてかさばりますが、一番楽だと思います。かさばってもバスまでの距離ですし。

画像は神殿から出てきたら見えた朝日の景色です。これにも感動しました。

たくさんの人々も、朝日をうっとり見ています。

外に出たら朝日が見え、うっとりしていたらどんどん明るくなってきました。
お祭りの音楽が聞こえ(神殿の中からも聞こえました）、
そこかしこで現地の方たちが踊っていました。
観光客参加大歓迎だったので、皆さん一緒に踊っていました。

光の奇蹟を見るための人の列です。
何しろ、光の奇蹟の日は年に2日。
（10月22日と2月22日です。）
前後3日間は、見られるらしいですが、
限られた日程なので、世界中から人が集まるのです。

ここまで来るのに、砂漠を3時間、警察の車にはさまれて移動しました。
それ以外の移動方法は許されていないようでした。

砂漠の中を3時間走るのも苦痛ではなかったです。
蜃気楼が見えました！
トイレ休憩はないですが、バスには非常時用のトイレがついていました。

遅い順番で光の奇蹟が肉眼で見られない人や、
中は撮影禁止なので、撮影がしたい人は、
神殿の外にモニターがあって、これを見たり撮影したりしていました。

神殿の中にいるときは、式典の音楽なのだと思っていましたが、
出てみると、陽気に踊るための音楽だったようです。
楽団の人たちも楽しそうです。

お茶目なおじさんにつかまりました。
一緒に踊りました。
ここはそういう場所みたいです。

これも棒を使ったダンス。

サービス満点のおじさんとツーショット。

人だらけみたいですが、少し離れればそうでない場所もあり、朝の空気は気持ちいいです。
こういう輪に近づいていくと、引き込まれます。（笑）
現地の方のかぶっている帽子をぱっとかぶらされて、手を引かれて踊りの輪に。

仲良しの二人のダンスショー？

一眠りしてから、ホテル周辺の散策。
ブーゲンビリアがきれいでした。

プールサイドで。
しかし、このプールの水深は170センチだそうです。
どうしてそんなに深くするんでしょうね？
プールサイドにバーがありますが、
テーブルのコップと灰皿が出しっぱなしでした。
きれいなホテルなんですが、食事のときにどんどん片付けたがったり、職員教育がダメダメみたいです。
明らかに食べかけなのに「フィニッシュ？！」と声をかけてくるんですよね。

まあエジプトだし、チェーンホテルじゃないし、仕方ないんですが。

これは別のお部屋の入り口。
私たちの部屋の入り口は割に殺風景で、
窓側(湖側）にブーゲンビリアがあったのですが、
このコテージは湖側に入り口があるためか、入り口が花いっぱい。

バス＋飛行機＋バスで、カイロに戻ってきました。
アブシンベルに比べてすごく涼しい！
飛行機ではなぜか、手荷物ではないスーツケースまでX線の機械に載せろと言われ、
載せたら、これは一体何だ？！とX線の画像を見せられ･･･。
一瞬、何だかわからなくて焦りましたが、
折りたたみの日傘でありました。
どきどきしたぁ〜。

ホテルのテラスからの夜景がきれいです。
ホテルはコンラッド　カイロ。
ナイル川ビューですが、夜なのであんまり見えません。

ゆっくりしている場合ではなく、大急ぎで着替えてディナークルーズに出発しました。
バスで船着場まで行きましたが、
夜道をたくさんの人が歩いていて、車もたくさん。
暑い国は夜に元気になるんですね、きっと。

このディナークルーズ、料理はバイキングでまあ普通でした。
ウエイターさんが前日のホテルに似た感じで、とにかく片付け仕事を早く終わりたい！という気迫があり、
食べてるのに「フィニッシュ？！」と皿を持っていこうとします。
食べ終わった食器を下げるときも、大急ぎという感じで乱暴です。

噂には聞いていた、踊るとおなかの肉が揺れるベリーダンサー。（笑）
お肉が揺れるのがセクシーだそうですね。
日本人の感覚では、胸やお尻はともかく、
おなかの肉が揺れると興ざめなんですが。
ダンスが上手というよりセクシー路線のダンサーさんでした。
すごく上手なダンスが見たかったな〜、
だって私、女ですもん。（爆）

こちらはすごく面白かったです。
スーフィーダンス。
この画像のシーンではすごさが伝わらないですね。
すごいシーンでは、前に人が来てしまって撮影できなかったんです。（涙）

スカートのような丸い布を上にも下にもつけて、
回転しながら踊るのですが、回転が早いこと！
素晴らしいショーでした。
日本でスーフィーダンスのショーがあったら行きたいなぁ。

ホテルの夜景にほっこりして眠る事にしました。

エジプトと言って思い出すのは、絶え間ないようなクラクションの音。
信号がほとんどなく、あってもそこにいる警官の判断が優先なので、クラクションで自己主張して走っていくんです。
基本的に自己主張ばかりであまり相手のことを考えてないので結構怖いです。

ある時、T字路で、前の車が突然止まりました。
どうやら友人を見つけたので、車道の真ん中でおしゃべりが始まりました。
でも、後ろに私たちの観光バスがあるんですよ？！
現地ガイドさんが交渉に行きましたが、交渉は受け入れられなかったです。
バスの後ろには車がなかったので、バスがバックして、その車を抜いていけばいいじゃないかという論法だったみたい。
昨日のクルーズ船からの帰り道でも、どんどん後ろの車がクラクション鳴らして割り込んできちゃうし、
信号がないから、すごい交通量の中で
人が横断してるし、
バイクも2人乗り、3人乗りは珍しくないし、
きっと交通事故が多いと思います･･･。

この旅行記へのコメント （3）

• ばーちゃわーるどさん 2012/04/16 13:59:45

  アブシンベル大神殿模型化しちゃいました

  私もピラミッドよりアブシンベル大神殿の方が大好きです。
  
  私が訪問したのは１７年も前ですが、
  【４Ｔｒａｖｅｌ日記】
  　　https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10093738/
  
  思い出しながら模型化しちゃいました。よかったら見てみて下さい。
  【アブシンベル大神殿 手作り模型！】
  　　http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b134278409
  ※オークションサイトになっていますので、間違えて落札しないでくださいね
  
  次回エジプトへ行く際はぜひ娘を連れて行きます〜
  

  koalaさん からの返信 2012/04/16 21:26:43

  RE: アブシンベル大神殿模型化しちゃいました

  ご訪問、ありがとうございました。
  模型、拝見しました。
  素晴らしい作品ですね！
  お金持ちだったら落札したいです。（笑）
  
  私が訪問してからしばらくして、エジプトの政情が不安定になってしまいました。
  いつか、お嬢さんとぜひエジプトを楽しんできてくださいね。
  

  ばーちゃわーるどさん からの返信 2012/05/07 13:29:03

  RE: RE: アブシンベル大神殿模型化しちゃいました

  > ご訪問、ありがとうございました。
  > 模型、拝見しました。
  > 素晴らしい作品ですね！
  > お金持ちだったら落札したいです。（笑）
  >
  > 私が訪問してからしばらくして、エジプトの政情が不安定になってしまいました。
  > いつか、お嬢さんとぜひエジプトを楽しんできてくださいね。
  >
  
  
  koala様
  コメントありがとうございます
  
  ちなみに連休はどちらかいかれましたか？
  
  我が家では今夏のウズベキスタン旅行に備えて、
  GWはロシア語の家庭教師を頼みました！！
  
  
  ついでに旅行と模型の情報を整理してサイトを公開しました。
  よかったら見てみてください。
  
  https://sites.google.com/site/tokyovirtualworld/
  
  いつか旅先でお会いできるのを楽しみにしております…
  
  kame