SLで行った津和野の旅:ミスター赤ヘルメットさんの旅行ブログ
広島から車にて山口駅に行き、ここからSLにて津和野に向かいました。
SLといえば汽車のイメージそのものですが、今となっては全国でも限られた場所しか乗れないようです。
ホーム入線の時、数人の鉄道ファンが何とかその姿をカメラに収めようと、駅員が再三にわたって後ろに下がるよう注意しても食い下がらずにシャッターを切っていました。本当に危ないと思いましたがすごい執念でした。きっと、このアングルではないダメなんだというアングルがそれぞれにあるんでしょうね。
この度乗ったのは展望車風という車両でした。全車指定席の6両編成で、他には一等車両のほか、欧風、昭和風、大正風、明治風といった異なる雰囲気を醸し出した車両になっていました。ちなみに一ヶ月前から予約を受け付けており、運がよければ一等車両の切符を購入できるみたいです。
展望車風車両の様子です。レトロだけれども優雅でもある、個人的には帝国ホテル風に思える車両でした。その名の通り、車両の奥にはベランダのような、辺りを一望できるスペースもありました。
山口駅を出発し、まず感じたのが「意外に速いなあ」ということです。蒸気機関車は遅いという、当初のイメージを覆えし、一般のディーゼルカー並みの速度で走っていました。
時に、『ボー!!』っという汽笛とともに黒煙が上がり、SLの懐かしさに触れて興奮も絶頂に達しました。
JR山口線は単線のため、列車待ち合わせで停車時間が数分ある駅もあります。そういった駅では乗客が一斉にホームへ降り始め、一番前では機関車をバックに記念撮影する乗客でごった返しになりました。
ここでも、熱心に撮影する鉄道ファンがたくさんおり、特にびっくりしたのは、発車ギリギリまで線路上で撮影する人がいたことです。津和野まで行く途中に2回急ブレーキがかかりましたが、これも線路上に人が立っていたためとのことでした。撮影をするのは結構ですが、自らの安全と他人に迷惑がかからないよう、常識の範囲内でしてほしいと思います。
トンネルの中は煙が煙が立ち篭ることから、『トンネルの中では、窓を開けておられると煙が車内に入りますのでお閉めいただきますようお願いいたします』といった車内放送が流れました。
展望台に立っていた時に放送が流れると急いで中に入りましたが、トンネルを抜けた後再び出て手すりに触れると、手すりに煤(スス)が付着していたため、手が黒く汚れてしまいました。
山口駅から一時間半程で津和野に到着しました。普通列車であればこんなに時間を要しないのですが、SLの魅力を体験していただきたいというJR側意思の表れで、ゆっくり走るのだと思います。
今では用いられない表記法で書かれた駅の表札を見ると、これだけでも歴史を感じますね。
津和野観光は、徒歩で歩くのは時間がなくて大変だからバスで遠くまで行ってそこから駅へ向かう形で観光しようと決めていたのですが、偶然にも駅前にレンタサイクル屋を発見しました。時間に束縛されず、小回りが利いて、スピーディに周れるという利点を最大限に活かし、町を散策です。
津和野に着いたのが12時半で、ちょうどお腹が空いた時だったので昼食をとることにしました。自転車で走っていると茶店風の食事処を発見し、ここで昼食をとりました。
旅の楽しみといえばやはり当地の名物を食べることですよね。津和野の名物は、写真の『つわぶきご飯』と、後に紹介する『源氏巻』です。
ご飯に混ざっている黒いのがつわぶきです。山菜の一種だと思いますが、田舎の素朴な味がしておいしかったです。味噌汁の中にゆずが入っていたのもよかったですね。
アンティックドール美術館です。中には入りませんでしたが、自転車をこいでいると他にも葛飾北斎美術館をはじめとした数々の美術館を見つけました。
津和野には文豪、森鴎外が少年期を過ごした旧宅がありました。見学料100円を払うと、部屋の上には上がれませんが周辺を自由に見学できます。
ここからは津和野城址を目指してまずはリフトに乗ります。往復450円ですが、レンタサイクル屋で割引券をもらったので400円に値引きしてもらいました。
この案内板を見ると、石垣をどこから運んできたのか分かります。でも当時の、機械やリフトもない時代に3kmもの距離の中石を運んできたということは並大抵ではない労力をつぎ込んだでしょうね。
津和野散策をした後は、再び山口市内へ戻り、温泉に入ることにしました。山口には有名な湯田温泉があるということで、ここで一休みと予め計画を立てていたわけです。
湯に浸かっ後は、湯田温泉内で食事をして帰ろうということになりました。初めての地であったため、観光案内所でおいしい店をいくつか聞いてきました。店の名前は忘れましたが、京風の懐石料理や魚料理を中心に出している店です。
津和野で買ってきた、名物『源氏巻』です。中につぶあんが入っています。個人的には広島のもみじ饅頭に味が似てると感じました。
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