冬の城崎を訪れて:ミスター赤ヘルメットさんの旅行ブログ
城崎温泉へは、広島‐中国自動車道‐福崎I.C-播但道和田山I.C‐城崎温泉というルートで向かいました。写真は和田山I.Cから城崎方面へ向かっている途中のものです。
当日は雪が降って中国自動車道は50kmという速度規制が敷かれたため、広島からここまで来るのに5時間近くかかってしまいました。ようやく標識に『城崎』の文字が!!
右折すれば日本三景の一つである、天橋立にも行けるようですね。
城崎温泉にようやく着きました。
今回宿泊したのは、志賀直哉が宿泊していたことで知られる『三木屋』です。創業が江戸時代で、一度地震で倒壊したものの、木造三階建ての重厚で由緒ある佇まいです。
当時雨が降っていましたが、フロントの方が親切に迎えに出てくださいました。
駐車場に車を停め、フロントの方に部屋を案内していただきました。
建物は古いですが、掃除がしっかり行き届いていて清潔感がありましたね。単に古いというのではなく、こういった歴史を感じる建物、ましてや旅館に泊まるということは普段ないことなので、すごい新鮮でした!
おっ! 広い!!
部屋番号22の部屋は、4人で宿泊するのに何故か10人部屋でした。実は旅行代理店に予約したのが昨年の10月の終わり(約3ヵ月半前)であったため、広い部屋をとってくれてたのでしょうか?
いずれにしてもラッキーでした♪
宿の自慢の一つである庭園を部屋から眺めることができるようになってました。雪がもっとあれば冬の風情を感じられたのでしょうが、わずかに残っていても日本庭園の趣を感じました。
志賀直哉もこの庭園を眺めながら、小説『城の崎にて』を執筆したんでしょうね。
宿泊したのは1階の部屋でしたが、2階がどんな風になっているのか階段を上がってみることにしました。
窓から温泉街の景色も眺められて見晴らしもよく、何もかもが木製で、赤色の絨毯といい、壁画といい、昔の旅館の雰囲気を肌で感じました。
城崎温泉といえばやはり外湯めぐり!、っということで早速・・・
とその前に。。。
城崎温泉に着いたはいいですが、外湯めぐりと同じくらい肝心なことを忘れていました。そう、食事!食事!!
14時過ぎでしたが昼食をまだとってなかったのです。
とりあえず、道路端に宿やお土産屋、飲食店等を覗きながら考えようということに。
途中通りかかった、城崎のシンボルとも言える外湯『一の湯』です。
城崎には7つの外湯があり、それぞれの湯にご利益があります。
ちなみに一の湯は合格祈願と交通安全みたいです。受験生や、普段職場へ車や自転車で通勤されている方はぜひ入られてはいかがでしょう?
大きなカニの看板が一際目を引く『いなば鮮魚』です。
ここで食事をしたわけではありませんが記念に一枚。
何だか、大阪道頓堀のカニ道楽と似てますね。
日本海近くということで海の幸が食べたいということで食べたのが、『おけしょう鮮魚の海中苑』の海鮮丼です。
城崎を紹介する雑誌には大概取り上げられているあまりにメジャーな店ですが、たくさんの海の幸がのっかかって食べ応え十分でした!
1360円と1890円の2つの海鮮丼があり、1890円の海鮮丼にご飯を大盛りにしてもらったのですがご飯大盛り分はサービスしてくれます♪
ちなみに何々のネタがのっかかっているか分かりますか?
海鮮丼を食べて腹ペコだったお腹も一瞬にして満たされました。
宿に帰る途中、またまた外湯の前を通りかかったので一枚。ここは『柳湯』という外湯で、後々入ったのですが、湯は熱かったものの、天井の梁といい、浴槽といい、檜?を用いたもので、建物中の所々にあった照明により昔のレトロな雰囲気が出ていて江戸時代にタイムスリップした気分になりました。
城崎温泉の外湯ですが、城崎温泉の宿泊者であれば、宿で無料で配っている入浴券を持ち、宿の浴衣を着るあるいは下駄を履いていくとタダで入れます(入浴券は14時から翌日チェックアウトまで有効です)。
ただし、外湯により休館日や開館時間が異なるので注意が必要です。
温泉めぐりを楽しみに来た宿泊客にはとても嬉しいサービスです。
宿に帰って早速外湯めぐりに出かけることに。
まず最初に入ったのが、京都御所をイメージして平成17年にリニューアルされた『御所の湯』です。三連休の初日ということもあり、たくさんの観光客で長蛇の列ができなんと入湯規制が敷かれていました。
大浴場の中は杉丸太を組に上げてガラス屋根になっていて開放感がありました。
露天風呂は滝が流れ落ちているのを眺められるようになっており、ジャグジー付きの寝湯も付いてリラックスすることができましたよ。もっとも、大浴場はイモ洗い状態でしたが・・・
あと、ミストサウナや立ち湯もありました!
人が多いだけあって、今回の城崎での外湯めぐりの中で一番よかったのはここだったように感じます。
御所の湯から上がって土産屋めぐりをしてるとあっという間に日が暮れてしまいました。
肝心の外湯めぐりはまだ一箇所しかしておらず、夕食の時間も迫ってきたのであわてて次の外湯『こうの湯』に向かいました。
しかし!、何とここも入湯規制が敷かれていました。やはり皆考えることが同じなのでしょうか?食事前に風呂に入っておこうと。。
ここの大浴場の中はごった返していてイモ洗い状態だったため、真っ先に露天風呂に向かいました。
気持ちよかったですが、人が多く食事のことも気になってあまり落ち着きませんでした。
テーブルには、この旅一番の楽しみともいえるカニ料理がたくさん並べてありました。
三ヶ月半前からいろいろな旅行代理店のパンフレットを片っ端から見比べて、カニ料理のボリュームや質(津居山カニが出されるかどうか)、値段を総合的に判断して決めた結果決めた宿がここだったわけですが(ロケーション、古い歴史を持つ城崎の風情にマッチした宿であるかどうかも判断材料にしました)、すぐに決まったわけではなく悩みに悩んで決めたためその苦労がその時に蘇ってきたのを思い出します。
テーブルには、津居山産の姿ガニ、カニ刺しをはじめ、焼きガニ等が並べられてありました。このほかにも、カニすき、カニの天ぷら、カニのあんかけ、カニの茶碗蒸しといった、かにづくしでカニ料理を大いに堪能することができました。
かなりのボリュームでよほどお腹を空かしておかないと食べ尽くすのは不可能に近いほどです。
これで当分カニは食べなくてもいいように感じましたが、また食べたいとこの旅行記を書いている今日この頃です。
外に出ると雪が降ったり止んだり。。。
宿の人から聞いた話ですが、冬の城崎は空が少し曇っているだけで急に雨や雪が降りだすこともあるそうです。
『弁当忘れても傘忘れるな』というのはこのことか〜。
道路は雪により道路がびしょびしょで下駄で歩くたびに水が跳ねて履いていた足袋も瞬く間に濡れてしまいました。そして、冬の寒さが容赦なく身体に・・・
出かける前に宿の人が長靴を履くよう勧めてくださった通りにしておけばよかったと後悔したものです。
温泉街を歩いてると写真のような遊技場がちらりちらりと。
日中は閉店していて目立たなかったのですが、夜になるとどの遊技場でも家族連れやカップルの姿が見られ、射的やスマートボール、パチンコがありました。
いずれも昔ながらのもので今の時代にはそうはみられないものばかりで、1ゲーム200円で楽しむことができるのですが、僕も童心に返ったようにすっかり夢中になってしまいました!
こういった遊びができるのも城崎ならではだと思います。
夜が明け、朝からこのような立派な日本庭園を見ると自然と心が和みます。
当時は冬でしたが、冬以外でも四季折々の風情が変化が楽しめるのでしょうね。
木造なので夜も多少寒かったですが、部屋が広かったのでぐっすり眠ることができました。
朝食を食べた後、チェックアウトまで少し散歩することにしました。
写真は数多くの文豪が散歩をした木屋町通りです。当時の文豪達はどんなことを考えながらこの道を歩いたのでしょう。
ちなみに春になれば桜がこの道沿いに咲くみたいですよ。
城崎温泉街を流れる川沿いには柳の木が立ち並び、春になると葉が生い茂って綺麗なのですが、冬じゃさすがに見れないですね。
冬でも温泉街の風情はしっかりと感じられました。
城崎をあとにして、せっかくだったので日本海へ出ることにしました。
ここは、途中通りかかった津居山港で、昨晩食べた津居山カニもここで水揚げされたものを指します。そういったカニには青いタグが付けられているのですが、ここ最近冷凍技術が発達してロシア産などのカニも市場へ出回っている中、日本海の荒波の中で漁師が命がけで水揚げしたカニを、漁師がそこの産地であることを証明するために付けるそうです。
普通のカニも港で売っていましたが、青いタグの付いたカニとはやはり値段の開きがありました。
日和山から和田山I.Cに向かう途中、出石というそばの有名な町に寄りました。
どうせ食べるなら、出石で一番の老舗で食べようということで、江戸時代からあるといわれている『南枝』というそば屋でそばを食べました。
出石のそばは、5つくらいの小皿に盛られて出てきて、それを溶き卵に、山芋、ネギ、ワサビを入れて食べる、シンプルなものですがそば本来の味がとてもしっかりとしています。
最後に、今回宿泊した『三木屋』の全景です。
城崎の歴史や情緒に触れ、カニづくしも堪能できてとても満足できる宿でした。

ミスター赤ヘルメットさま
おはようございます。間人ガニの興奮がまだ冷めていないなつ0905です。
津居山ガニもいいなぁ。と思いながら再度旅行記にお邪魔しております。今年の11月から来年の3月までにまたブランドガニを食べにいこうと今からワクワクしながら計画中です。津居山もよさそうだし間人もよかったし悩むところです。休暇がとりやすい環境だったら両方いけるのに。
ミスター赤ヘルメットさんの旅行記堪能させていただいておりました。思うところとか目線がとっても共感できそうなコメントが多くて楽しかったです(^^)
ミスター赤ヘルメットさんも雨男??富山を泣く泣く諦めた旅行記には私まで悲しくなっちゃいました。1年後リベンジしてしっかり堪能された旅行記が出てきて安堵しました。よかったですね〜!!伊豆の大雨にも(失礼ながら)笑ってしまいました。電車も止まっちゃうなんて私の雨女ぶりも筋金入りと思っていましたが「同じくらいの運命を背負った人がいる」って思っちゃいました。
黒川温泉はやっぱり素敵ですね。しかもGW中なのにあの料金なのですか?すごく良心的ですね。そんなお宿をしっかりGW期間中に予約できたミスター赤ヘルメットさんも偉いと思います!
今年のGWもどこか温泉に行かれるご予定ですか?
旅行記楽しみにしております(^^)
では

なつ0905さんへ
貴重な休みの日にゆっくりと旅行記ご覧になっていただいてありがとうございます。たくさんの投票もしていただいて光栄です。
オーシャンビューの風呂に入って、夕食は間人ガニをたらふく召し上がられた旅行の余韻に今も浸られてるとのこと、うらやましい限りです。
行く前の楽しみ、旅行中の至福の時、旅行後の余韻、いずれも旅行の醍醐味ですからね!
なつ0905さんは今年の11月から来年の3月までにまたカニを食しに行かれる予定とのことですが、一度、津居山ガニ食べてみたいし、間人ガニももう一度食べたいというご心情よく分かります。まだまだ時間がありますので、どちらにするか、あるいは両方食べるかいっぱい悩まれたらいいと思いますよ。
ただ、津居山ガニを食べられるなら城崎温泉で宿泊されることをお勧めします。個人的な意見で申し訳ないのですが、城崎の風情が本当に素晴らしかったので。
旅行に関して思うところとか目線がとっても共感できそうなコメントが多くて楽しかったとのこと、嬉しいです。旅行先で雨に見舞われることに関しても共通してそうで、親近感が湧きますよ〜♪
僕の方は、個人的な都合でしばらく旅行の計画は立てていません。その分、次行く時は、年に一度しか取れない大型連休を取って行くつもりです。
なつ0905さんはどこか行かれる予定がありますか?
もし行かれるのであれば、こちらこそ旅行記楽しみにしています。
黒川温泉はとてもいい温泉で、2年の内に3度行きました。「いこい旅館」は出しているプランが今は変わっているかもしれませんが、GWは特別料金とりませんのでご安心ください。混雑が予想されますが、休みがとりにくいのであれば9月の5連休なんかもいいかもしれませんね。
これからもよろしくお願いします。
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