2003/09 - 2003/09
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km777さん
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Paro, Thimpu, Puntsuoling (sp?), ヒマラヤ山中の小さな王国ブータン。未だ憲法のない絶対君主制。民族服の強制・自由旅行の禁止・煙草規制など窮屈。鎖国は緩和されているものの未だに外国人年間訪問者数が限定されている。しかし、同じチベット仏教圏のチベットは中国に、シッキム王国はインドにそれぞれ併合(合法性については議論がある)されてきた経緯を見れば鎖国や自国の文化を大事にする努力は切実なものだといえる。日本人そっくりのチベット系住民が主だが、ネパール系も多く住む。ネパール系の迫害については国際的な関心事。国語はゾンカ語だが、学校教育は英語中心、教師はほとんどインド人。ただ進学率はアジア1・2を争う低さらしい。チンプーでは英語が良く通じた。チンプーからプンツォリンまでの道のりは10メートルと直線の続かないカーブが続く。人生で一番酷い車酔いを経験。こんな山奥だからこそ周辺の大国や列強に侵略されずに独立を保つことができたのだと思う。国の最大の財源は水力発電(インドに電力を売る)。
食べ物
青唐辛子とチーズ・松茸(贅沢ですねー)とチーズ・ジャガ芋とチーズなどのおか
ずとパイナップルライス(観光客用か)など、おいしくいただきました。辛すぎて全
部は食べられませんでしたが。そばが食べたくて、東部出身者が経営しているレッド
パンダバーにも連れて行ってもらいましたが、調理に時間がかかるということであき
らめました(代わりにそばパンケーキは食べました)。山国であるせいか、バターが
とてもおいしかったです。
道路
道路の表面は舗装されているのですが、とにかくカーブが多いですね。(まっすぐ
な部分が10メートルと続かない・・・)私は、ティンプーープンツォリン間の道(1
70km、5時間半)で、今までの人生の中で一番吐きました。やっぱりこういうヒ
マラヤ山脈のなかの不便なところだからこそ、小さな王国が独立を保ってこれたので
しょうね。
人々
とても奥ゆかしくて、あまり自分からは話しかけてこないようでしたが(インド人
とかとは違いますね)、話してみると皆親切ですね。英語がとてもよく通じるのにも
驚きました。何でも学校教育はほとんど英語で行われるとか。
お寺
ちりんちりんというマニ車の上についたすずが、ちりんちりんと当たりに響いてい
て印象的でした。テラの内部では熱心に五体投地している信者も見ることが出来まし
た。
服装
ゴは、時代劇の町民の様な感じで、独特で興味深いですね。一方キラは、周辺諸国
の服とそれほど違っていないような気がしました。プンツォリンでは洋服を着ている
人が多かったですが、着用義務はないのでしょうか。
市場
ティンプー・プンツォリン両方で見ましたが、おもしろかったです。ヤクの肉の解
体とか、お坊さんが法事で使う楽器(?)を試していたり、黒く円錐状に固めたお
茶っぱやいろいろなキノコも見れました。
今回は、祭りシーズンではなかったし、東部にも行っていないし、ブルーポピーも
見れなかったので、機会を見つけてまた訪問してみたいと思いました。
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Airport
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Paro
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3 Pagodas (Tibetan, Nepal, Bhutan style)
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戦前の日本のような風景が続く
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壁の絵は輪廻を解脱する力になるそうだ。
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Thimpu:温泉街のようだ
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2ヶ国語表記が強制
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ブータン人は民族服(男=ゴ、女=キラ)強制、ネパール系は不要
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食事:外人向けなので何とか食べられたが、現地食は基本的に辛い(唐辛子のチーズがけなど)
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宗教儀式で使う
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ヤクの肉
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王宮:夕方のみ入場可能
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高地では蕎麦も食べる。これは蕎麦のパンケーキ
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大きなマニ車には鈴がついているので、朝からこの音で起こされる。唇が赤いのは南アジア・東南アジア・メラネシア一帯で人気のあるビンロウを噛む習慣による。
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危機一髪
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プンツォリン:インドのジャイガオンと接しているのでインド人も多い(シーク含む)。P市の中心はブータンのイミグレの外にあり、事実上自由に行き来できる。
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門を超えたらもうインド。
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