kiyoさんのクチコミ全1,125件

Farragut squareからＧ8番バスに乗って行きましたが、バスの運転手に最寄のバス停に着いたら教えてくれと頼んだら、そんな美術館なんて知らないと言われてしまいました。たまたま行き先が同じ乗客がいて、その方が教えてくれましたが、バス利用の際はしっかり下車するバス停について下調べしておいたほうがいいようです。

美術館はサージャントやデューイングの絵画をはじめ、ティファニーのガラスのシンプルな美しさなど、どれも素晴らしかったです。国会議事堂のドームに描かれている天井画の習作もありました。けれど、私が一番感動したのは3階のルース財団センター（Luce Foundation center）です。閉館時間まであまり時間がなくて駆け足だったのですが、宮殿の中に迷い込んだみたいな造りがとても素敵でした。

地下鉄の各駅から地上を繋ぐ出入り口は、以前は数か所ありました。けれど、テロが頻発するようになってからは、駅の警備を強化。出入り口もいくつか閉鎖されています。地上への出入り口はどこが開いているのか、よく確認したほうがよいと思います。
また、エジプトでは軍事施設の写真撮影は禁止されていますが、駅構内も同様に撮影NGです。ご注意を。

タラアト ハルブ通りには、飲食店、衣料品、雑貨などさまざまなお店が建ち並んでいます。アイスや量り売りお菓子がおいしいことで有名な「エル アブド」や、珍しいアラビア語版 クマのプーさんの絵本なども扱う本屋さんなどを覗いてみるのも楽しいです。

セミラミス インターコンチネンタル ホテルからノボテル エル ボルグ カイロ ホテルそばのオペラ広場との間にかかる橋です。橋の上からは、カイロ考古学博物館、カイロタワー、ラムセス ヒルトン ホテル、10月6日橋などが眺められます。また、古代から受け継がれた川面を叩いて魚を網へと集める伝統的な方法で漁をする小舟を見かけることもあります。

日本の援助を得て建設されたカイロのオペラ座。クラシック音楽のコンサートやバレエなども上演されます。ＮＹやパリなどに比べると、演奏や踊りのレベルは下かなと感じましたが、安価な値段で優雅な雰囲気を楽しめます。また、毎年11月にはここでカイロ国際映画祭が開催されています。

遊歩道を歩きながら、のんびりナイル川を眺めるというのを期待すると、少しがっかりすることもあるかもしれません。場所によっては、困っているから助けてくれと言いながら、実はツアーや土産物屋の客引きだったという事もあり、イラっとすることも…。ただ、ここから眺めるナイル川の景色は美しいです。

昔は、ここに大きなバスターミナルがあり、ピラミッドやハンハリーリなどへ向かうバスが発着していましたが、今はラムセス ヒルトン ホテル前に移動。アラブの春以降、広場に面して建っていたお土産物屋や雑貨屋なども閉店。交通渋滞がひどく、道路の横断もままならず、以前に比べると、歩いていてもあまりおもしろくない場所になってしまった気がします。

テロを警戒して、ホテル前の通りには縁石が置かれ、入口ではセキュリティチェックが行われていました。ロビー奥にはATMがあり、その後ろには銀行窓口もあるので、エジプトポンドを入手したい時に便利です。ただ、このATM。キャッシングしてもレシートが出てきません。日本に帰国後、返済時に金額の間違いがないか確かめるためにも、引き出した金額はメモする必要があると感じました。
このホテルではピラミッドが見える部屋もありますが、庭のヤシの木に邪魔されて見えないピラミッドビューの部屋もあります。個人で手配する場合は、パーシャルビューかフロントビューなのかホテル側に確認したほうがいいかもしれません。

気軽にエジプト料理が楽しめます。メニューは、グリルチキンやレンティルスープにモロヘイヤスープにターメイヤなどいろいろあります。レストランとカフェが併設され、レストランのテラス席やカフェのテーブル席からは、ちょっと離れていますがピラミッドも見えます。

サッカラ地区には、古王国時代の高官たちのマスタバ（お墓）や、聖牛アピスを葬ったセラペウム（地下墳墓）があります。いくつかのマスタバは入口がわかりづらいので、チケットオフィスでよく場所を確認するか、ガイドと一緒に行くほうが良いかもしれません。
セラペウムは11年間に渡る修復を終え、2012年に再公開が始まりました。聖牛のための棺の大きさにはただただ驚くばかりです。

ジョセル王のピラミッドコンプレックスから歩くと、かなり距離があるので、車での移動をおすすめします。特に夏場は日陰がないので、かなりの体力を消耗します。
ピラミッドは崩れそうな外観ですが、玄室に入ると、天井に彫られた星のマークや、壁一面を埋め尽くすヒエログリフなど保存状態は良かったです。

サッカラへは、マリオテーヤ運河の橋付近からアブー・セール行きのマイクロバスに乗っていけるとガイドブックに書いてあったので、マイクロバスが集まる場所で探しましたが、「アブー・セール」と言っても、現地の人は「それは、どこだ？」と首をかしげるばかり。アブーセールという発音が違うのかもしれません。サッカラのピラミッドが見たいと説明すると、誰に聞いても「タクシーで行け」と言われてしまい、結局、タクシーをチャーターしました。
サッカラエリア内は広いので、たとえバスで行けたとしても、エリア内の移動が徒歩では大変なので、タクシーをチャーターしたほうが便利です。

長年、修復のために非公開となっていましたが、再公開されたこともあり、サッカラでは人気のエリアです。
ピラミッドの玄室へは狭い下降通路は腰をかがめながら下りるため、団体ツアーとかちあうと、通路の途中で中腰のまま立ち止まることもあり、下りるのが大変です。多少、混みあっている場合は、他のマスタバを先に見るなどして、時間をずらしたほうが楽に見学できます。

スタンダードルームを予約していきましたが、アコーホテル会員カードを提示したら、スーペリアルームに無料アップグレードしてくれました。レセプションのある建物だったので、ホテル内を歩くこともなかったです。また、カイロで宿泊したホテルはどこもクラクションがうるさかったのに、ここは耳がキーンとするくらい静かでした。
バスルームはシャワーのみ。部屋には空のミニバーと、湯沸かし、お水が2本無料サービス。
無料WIFIは部屋では繋がらず、ロビーでも不安定で途中で途切れがちでした。ロビーには2台パソコンがあり、自由に使えるようになっています。
空港への無料シャトルは30分に1本。毎正時と30分に、ホテル入口から出発します。予約などは必要ありません。
チェックアウトは遅くても14時。それ以降のレイトチェックアウトは、追加料金30ドルで20時30分まで滞在可能でした。カイロの他のホテルは、レイト チェックアウトしようとすると一泊分の料金取られるのに比べ、ここはリーズナブルです。
また、スタッフがとても親切で、私が体調を崩した際の対応も真摯で、すごく助かりました。

この周辺に建つホテルのナイルビューの部屋としては、かなりお手頃価格です。リバー ビューのスーペリア ルームを予約して行きましたが、アコーホテル会員カードを提示したところ、無料でスイートにアップグレードしていただきました。

部屋は最上階の7階、7009号室。リビングと、ベッドルームに、バスタブとシャワーブース付きの広いバスルーム。日本のプラグがそのまま使えるマルチタイプの電源や、usb充電口もありました。

そして、半開きになる窓からは、ナイルビュー！
ただ、クラクションうるさいです。夜中1時過ぎまで近くの船上レストランの音楽も聞こえてくるので、耳栓は必須です。

朝食は4時からはロビーで軽食も用意されているそうですが、ビュッフェ形式の朝食は6時半からレセプション階（日本式の一階）のレストランで。注文して作るオムレツは野菜たっぷりで、おいしかったです。

ホテル前には警備車両が待機し、入口でもセキュリティチェックがあり、安全面にも力を入れているようでした。

フェイサル通りからタハリール広場行きと、スフィンクス行きのマイクロバスを利用しました。料金は、3ポンド（21円）。
カイロ市内のマイクロバスには、バス停表示などがないため、土地勘がないと利用するのは難しいです。
利用したい場合は、マイクロバスが集まっている所で、行きたい場所を告げて、該当するバスを教えてもらう。料金は、運転手に手渡し。後ろの席に座った場合は、前の席の人に渡すと、運転手さんへと渡してくれます。おつりがある場合にも、同様に手渡しで戻ってきます。
下車する際は、「アンゼル・ヘナー（ここで下ります。I get off here）」と大きな声で言いましょう。

ラムセス ヒルトン ホテル前のバスターミナルの案内所で、「スフィンクス（アブルフール）行きはどれか」と尋ねて、教えてもらった大型バスに乗り込みました。料金は15ポンド（約105円）。2011年のアラブの春以前には見かけなかったような最新型のバスで、とても綺麗でした。

が、「スフィンクスなら、ここだ」と下ろされた場所は、ピラミッド通りとスフィンクス通りの交差点。そこからスフィンクスまでは1キロ以上の距離があります。スフィンクス行きと尋ねたら、当然、スフィンクス前のバス停まで行くバスを教えてくれるものと思っていましたが、なんともアバウトすぎる交通案内でした…。

帰国時、カイロ発成田行きのエジプト航空のカウンターでチェックインしようとしたところ、案内板で指定されていた番号のカウンターに行っても、誰もいませんでした。まだ2時間以上前だったので、まだ開いていないのかも。そのまま待っていたら、反対側のカウンターでチェックインできると、ずいぶん経ってからわかりました。案内板を確認しても、カウンターが変更になったことは書かれていません。変更になったカウンターにも成田行きの便という表示はありません。それでもチェックインできました。さすがエジプト。なんとも適当…。チェックインする際には、カウンターの変更にご注意ください。

バルコニーなしのピラミッドビューの部屋を2泊、予約していきましたが、初日はバルコニー付きピラミッドビューの部屋にアップグレードしていただきました。部屋は、3階(日本式の4階)の302号室。階段しかありませんが、スタッフがスーツケースを持ってあがってくれます。スタッフが皆さん、とても親切です。日本語を話せる方もいます。

部屋は、カーテンが引っかかって開かなかったり、窓ガラスが重くて開きづらかったりしましたが、バルコニーからの眺めは最高です！

バスルームはシャワーのみ。固定式なので、思ったところにうまく当たってくれなかったりしますが、それは仕方がないかなと思います。お湯も、最初、ぬるま湯しか出ませんでしたが、スイッチがオフになっていたようです。スイッチを入れたら、お湯が出ました。尚、エジプトではタンク式を採用しているホテルが多く、そうした場合、お湯を使い過ぎると、途中でなくなります。

朝食は7時から屋上レストランで、食べ切れないほどの量が出てきます。エジプト料理のシャクシューカやターメイヤや、サモサやカリフラワーのフライやフルーツサラダにバスブーサなど。毎日、違うメニューで出てきました。

以上、多少、設備の不便さは感じましたが、スタッフの人柄と眺めの良さで大満足の宿でした。尚、クレジットカードでの決済は手数料3％がかかります。

バルコニーからピラミッドが見えるツインを利用しました。1泊税込1万円もしたので、どれほどすごい部屋かと期待していきましたが、二階だったせいか眺めはちょっと期待外れな面もありました。けれど、お部屋はきれいだし、屋上のレストランからの眺めは最高です！　ピラミッド音と光のショーも間近に見れます。ビュッフェ形式の朝食ではターメイヤなどエジプト料理も食べれます。冷蔵庫には無料のお水、ジュース、チョコバーなどが入っていたり、チェックアウトの際にはマグネットをいただけたり（磁力が弱く、あまりマグネットとしての機能は果たしていませんでしたが）、サービスも良かったです。ただ、ホテル周辺は馬糞だらけで、スーツケースを引っ張って歩くのはためらわれました。ホテル前までタクシー利用をおすすめします。