FCバルセロナ観戦とバルセロナ観光の旅

2009/01/15 - 2009/01/20

憧れのFCバルセロナをカンプノウで観戦し、バルセロナの街を楽しみつくしてきました。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ボーデイングパスって感熱紙もあるんですねぇ。
有りがた味が無いなぁｗ

両替完了。初ユーロ♪
１ユーロ＝124円でした。

富士山が見えます。サヨナラ〜

機内食その1　和食（すき焼き）です。
いつも思うけど、和食にパンはいらないだろ。食べたけど（笑）

12時間もあると2冊位すぐ読めちゃいます。
ＤＳは疲れるので、あまりやらないようにします。

機内食その2
なんと、夜食にカップヌードルが出ました。
アイスクリームとの2択です。

ＫＬＭがＡＮＡを追い越す瞬間。
北欧あたりです。

機内食その3
ペンネとポテトサラダ。
食べてばっかりじゃん（笑）

覚悟はしていたものの、12時間は辛いです。

アムステルダムの
スキポール空港に着きました。
バルセロナには日本からの直行便がないので、
乗り換えが必要なのです。
ＥＵ圏内なので、入国手続きはここでやります。

同じＫＬＭだけど、
小さいのに乗り換えます。
あと2時間位、我慢・我慢。

軽食が出ました。
サンドウィッチ。
日本のコンビニの方が数倍美味しい（笑）

やっとバルセロナに着きました。
写真のように20時ですが、日本なら朝の4時です。
さすがに調子が狂うな（笑）
これからホテルに向います。

ホテルに到着。
エレベーターは注意が必要です。日本の1階は0階。2階は1階です。

やっと部屋に着きました。

このホテルの評価は別にしてあるので、そっちを見てください。

疲れ果てました。
とっとと寝ますｚｚｚｚ

1夜が明けて来ましたカンプノウ。
言わずと知れたＦＣバルセロナの
カーサ（ホームスタジアム）です。
スペインでは「カンプノウ」じゃなく、
「カムノウ」もしくは「ノウカム」って発音するようです。
これから中を見学します。ワクワクｗ

フエラ（アウェイ）のロッカールーム

チャペル。
スタジアム内にチャペルって凄いな。
一番奥にはカタルーニャの魂、黒いマリア様が。

選手入場口の階段。
胸が高鳴る♪
ここをクライフやマラドーナが通っていたのです。

いよいよピッチにキター！
Mes Que Un Club（クラブ以上の存在）
格好良すぎるぜ！

ベンチ。車のシートのようです。

記者席。
スタジアムの臨場感を伝えるために窓枠にガラスが入っていないんです。

巨大なスタジアムなのに、
全ての席からピッチが近く感じます。
早くここで試合が観たいです！

スタジアムの5つ星なのね。

スタジアムを出るとミニエスタディ（ミニスタジアム）からの通路に人だかりが・・・。駆けつけると我がバルサの選手達が！

バルサは練習場を新たに新設したので、ミニエスタディで練習するのは今日が最後なんです。
何てラッキーなんでしょうか！！！

イニエスタ！

メッシ！

最後はペップと2ショット！

さすがに心臓がバクバクしました（笑）

バルセロナを歩くには地下鉄が便利です。
この「Ｔ-10（タルヘタディエス）」があれば10回乗れて7.7ユーロ（千円以下）です。
しかも、2人で使ってもＯＫ。1人が改札を通った後、
次の人にパスすれば大丈夫です。
私達夫婦は実質4日の滞在でＴ-10を3枚買いました。
切符は自販機で買います。
便利なのはクレジットカードが使える事。
駅は清潔感があって
怖いような事もありませんでした。

食事をしにセッテ・ポルタスに来ました。
ここは1836年創業の古いレストラン。
ピカソやダリも来ていたんだそうです。

こちらで気をつけるべきなのはレストランの営業時間です。スペイン人は5回食事するので、日本とは食事の時間が異なります。昼食は12頃に行ってもレストランは開いていません。2時位からが多いです。夕食は9時位からが多いようです。

ルッコラとマッシュルームのサラダ

サラダにはドレッシングではなく、オリーブオイルがスペイン風です。

名物のパエージャ。
私は塩抜き（シンソル）にはしませんでした。

フラン（カタルーニャ風プリン）。
結構大きいので少食の方は2人でシェアーしても良いかも・・・

美味しかったけど、店が高級なので、カジュアル過ぎると浮いてしまいますｗ

ランブラス通りを冷やかして、市民生活を覗きに
サン・ジュセップ市場に行ってみました。

生ハムだらけ。

果物だらけ。

海老とかカニとか。

ナッツ系ですな。

豚は丸ごとでｗ

ジュースを買いました。
苺とオレンジのミックスジュース（2ユーロ）。
適当に作ってあるので、
種とか皮が混入してます（笑）

この市場は活気があり、バルセロナの本当の素顔が見られる場所。地元の人は「ボケリア」と呼びます。

スペインでは「こんにちは」を「オラ！」と言います。
この挨拶はお店でも使います。
日本では店員が「いらっしゃいませ」と言って
客が黙っているのが普通ですが、
スペインでは店員が「オラ！」と言ったら
客も「オラ！」と返します。
もしくは客から「オラ！」と言うケースも多いです。
きっとスペインでは店員と客という関係は飛び越えて、人と人だから挨拶してあたりまえって感じなんでしょうね。
写真は日本でも有名なＣＡＭＰＥＲの靴です。
日本からボロいスニーカーで行って、履き替えて帰ってきましたｗ
とっても履きやすいです。
105ユーロなんですけど、「Tax free」と言えば書類を作ってくれて、成田で16％が戻ってきます。

カサ・バトリョに来ました。
ガウディの建築で世界遺産です。

こっちはカサ・ミラ。
同じく世界遺産。
圧倒されるデザイン。
住みたくはないけどねｗ

夕食はマクドナルド。
アルバイトは若くて生意気でしたｗ
メニューは日本と同じようなもので、レストランの開店時間が日本とは異なるスペインでは重宝します。
スペインでは食事が5回なので、昼の12時や夜の7時はレストランは営業していません。お腹が空いたときにはファーストフードやデパートのフードコートが便利です。
ちなみにコンビニは1軒もありません。

一夜明けてここはサグラダ・ファミリア。
死ぬまでに一度観ておきたかった場所です。

これは「受難のファサード」

こっちは「生誕のファサード」
建物というより巨大な彫刻だな。

内部はこんなだったり

こんなだったり。
今なお建築中で、
いつ完成するかも分らないのに
世界遺産って・・・・
凄い事ですよねぇ（汗）

ガウディの〆はここ。
グエル公園です。

やたら人が多い。

天気が良いので、
ごった返していました。
ここも世界遺産です。

ゴシック地区に移動してきました。
サンタマリア・ダル・マル教会です。
1329年に建立。日本だと鎌倉幕府の頃ですね。

内部はステンドグラスが綺麗で厳かな感じ。

私はどうやらガウディより歴史的な建造物の方が好きなようです。
ガイドブックでは小さい扱いのこの教会の方が荘厳な雰囲気を感じました。

こっちはカテドラル。
1298年から150年もかけて作られたんだそうです。
今は改修中でした。
残念ですね。

このあたりの街並（ゴシック地区）は雰囲気が良いのですが、スリや置き引きが多く治安は悪いそうです。
日本では見られない古い町並みは必見ですよ。

昼間でも薄暗く、迷路のようになっています。
行く人は注意して楽しんでください。

いよいよ憧れのカンプノウでの観戦です。

今年のバルサは史上最強の呼び声が高いです。
リーガ・エスパニョーラの登録クラブ数が20となり勝点3制になってから、勝点の最高記録は07/08シーズンのレアル・マドリーが樹立した47でした。
これは驚くべき記録でしたが、
今年のバルサは簡単にそれを塗り替えてしまいました。
そんなバルサを観戦できるのは
バルサファン（クレ）の私にとって、至福の時です。

メッシがコーナーキックを蹴るところ。前から4列目なので臨場感がありました。満員のカンプノウには圧倒されますね。
クレ（バルサのファン）は家族連れも多く、上品な感じ。まぁ、席によって違うかも知れませんが・・・

エトーです＾＾

選手は近いけど、
角度が無いから展開はよく分らない（汗）
カンプ・ノウでは2階席が一番人気なんだそうです。
でもこっちは凄い迫力。

今日は日曜日。
スペインでは公共機関や
デパート、スーパー等も休みです。
レストランなんかも休みが多いです。

で、スペイン村（Poble Espanyol）に来ました。
ここはスペイン各地の街並を再現している
テーマパーク的な場所。
でも作られたのが1929年と
意外に古いので雰囲気があります。
写真はチケット売り場。1人8.5ユーロでした。

なかなか雰囲気があります。

中の建物はお土産屋さんだったり
レストランだったりします。

昼食はこのイタリアンレストランで食べました。

カルボナーラのタリアテッレと

ハムが乗ったピッツァ。
両方美味しい（笑）
施設の中のレストランなので期待していなかったのですが、大当たりです（笑）

日曜なのに意外に空いてるな。

スペインといえばタイル。
お土産屋さんでタイルの鏡を買いました。

スペイン村からモンジュイックの丘へ歩きます。
バルセロナ五輪女子マラソンで、
有森裕子がレース終盤にエゴロワとバトルした道。
かなり急なので、ビックリしました。
みんなタクシーやバスなのに
私達だけが歩きでしたｗ

坂を登りきると、オリンピックスタジアム。

ここはサッカークラブ「エスパニョール」の
カーサ（ホームスタジアム）です。
ただ、来期は移転するので今年が最後らしいです。

カタルーニャ美術館です。
入らなかったけどねｗ

モンジュイックから見たバルセロナの街。
サグラダ・ファミリアも見えますね。
ここに来て観光地じゃないバルセロナの顔を見た気がします。
日曜日、家族と共にくつろぐ市民達。
本当に来て良かったな。

最後の夜はフラメンコ。
フラメンコは「タブラオ」というショークラブで見ます。
予約はホテルでフロントに頼みました。
「エル・タブラオ・デ・カルメン」
昼に来たスペイン村の中にあるタブラオです。
食事付きで1人69ユーロでした。

座ってビックリ。ステージの目の前の席です（汗）
私の椅子の肘掛の位置にステージが・・・

まずはガスパチョ。
全ての料理が選べるんですけど、
やっぱりスペイン風を選んじゃいますよねｗ

アンダルシア風サラダ。

サングリアです。
私は恥ずかしながらサングリアというものを知りませんでした（笑）
ワインかサングリアを選べたのですが、知らなかったサングリアをオーダー（笑）写真では分からないと思いますが1リットル以上はあるんです。
この後、メインディッシュとデザートが出たのですが、ショーが始まったので、写真はありません。
私のメインはローストビーフ、
デザートはチョレートムースでした。

料理はどれも美味しくて驚きました。
どうせフラメンコのオマケ程度だろうと思っていたので嬉しい誤算でしたね。

フラメンコを観ました。
タブラオ（フラメンコショー・レストラン）はホテルで予約できます。
迫力があるステージは感動的で、観て良かったです。

とにかく迫力があって

あんまり靴をガンガン鳴らすので、
靴が壊れないかと・・・
床が抜けないかと・・・
心配しました（笑）

でも、やっぱりフラメンコは観て良かったです。
オーレ！

終わると終電が無いので注意ですｗ
タブラオの人にタクシーを呼んでもらいましょう。

今日は日本へ帰ります。
バルセロナの空港で免税の手続きをして、
アムステルダムへ向いました。
機内は何故か中国人だらけでした。

乗ってきた飛行機。
オランダは雨です。
気圧の関係で耳が痛いです。

何とスキポール空港には
カジノがありました。

この飛行機で日本に向います。

機内食その①　鶏肉中心の和食

帰りもカップヌードルが出ました。
でも、あらかじめお湯が入ったものを配るので、
完全に伸びきって汁が無くなっていました（笑）
ちなみにスキポールで売っていた
カップヌードルは3.7ユーロだったので、
オランダでは日本の倍の価格ですね。

機内食その②
スクランブルエッグ中心の洋食でした。
お茶は緑茶にしましたｗ

文庫本1冊なんか10時間以上あるので
一瞬で読めちゃいます。

このポテトチップスを沢山買いました。
オリーブオイル味のポテトチップスなんです。
日本では入手できないので、お土産にお勧めです。

最高に美味しいです。

最後に・・・

今回の旅行で一番頼りになったのがこの本。
1600円で6日間ガイドしてくれました。
お陰でシワシワになっちゃいましたｗ

この旅行記へのコメント （2）

• ベイグラントさん 2011/12/30 08:27:34

  めっちゃ参考になりました

  kenzyさんはじめまして。
  バルセロナの旅行記拝見しました。
  いろいろ細かな情報が非常〜に参考になりました。
  例えば、危険そうなエリアとか、営業時間が日本とは違うとか、カンプノウは２階席が一番人気とか、Taxが戻ってくるとか、地下鉄のパスのこととか、フラメンコのあとはタクシーしかないとか、コンビニは無いとか・・・、ほんと全部。
  
  いつもならガイドブックの隅々まで読んで「あー、これ重要！」と思ってラインを引いていくような項目が全部網羅されている感じで、この１冊ですごくスッキリ！してしまいました。
  ありがとうございました！
  
  ベイグラント

  kenzyさん からの返信 2011/12/30 08:36:17

  RE: めっちゃ参考になりました

  お役に立てて光栄です＾＾
  
  情報が古くなりつつあるので、市販のガイド等も合わせて確認してくださいね。
  バルセロナはとても素晴らしかったので、是非楽しんできてください。
  良い旅を！