スペイン　地方色豊かな国　⑨サグラダ・ファミリア聖堂inバルセロナ

2010/09/18 - 2010/09/28

アンダルシアを後にして、スペイン旅行最後の都市バルセロナにきました。国内フライトはeDreamsというwebで予約。グラナダ19:10発、ばるせろな20:20着という遅いフライトで格安60ユーロ。バルセロナに前に来たのも20年以上前なので、都市がきれいに整備されたなと思いました。カサ・ミラとカサ・パトリョに程近い、街の真ん中の便利なホテルを拠点に、ガウディ巡りの日々です～。

エリア バルセロナ(スペイン)

9月26日（日）、まず混雑する前に塔に登ろうと、9時前にサグラダ・ファミリア聖堂に行きました。写真は内部を見学した後、聖堂の正面にある池の向こうから全体を見渡したところ。

夜きたら、ライトアップされた聖堂が写り込んで綺麗なのではと思います。

サン・ホセ希恵者教会の本堂として1882年に着工。翌年から建築家がアントニ・ガウディに引き継がれた。ガウディが完成させたのは、東側（正面）の生誕のファサードと4本の鐘楼。

繊細でなめらかな彫刻と独特な装飾。

日本人の彫刻家、外尾悦郎氏が修復に携わっている。

ガウディの死後80年経過してまだまだ建築途中の大聖堂。

世界中の色々な宗教の聖堂建築で、これだけ大規模なものは、もう今後そうそう建設されないかも。

こちらは西側の受難のファサード。

今日も空が青いぞ！

そんなところに座って危ないですって。

西側のファサードの彫刻はぐっと直線的でモダン。

西側の塔をエレベーターで登り、そのあとは階段であがっていきます。東側の4本の鐘楼が見えます。

こんな教会を毎日臨めるバルセロナ市民っていいな。

鐘楼の先端は綺麗なモザイク模様。

カラフルなパステルが青空に映える。

何のイメージなんでしょう。

あ・・そんなにがっかりせずに、がんばろう、おじいさん。

以前訪れたのは1988年。その頃は、全体的にすすけており、聖堂の周りも内部も建材がゴロゴロしているわりに、働いている人がおらず、これはあと200年たっても完成しないだろうと思いました。

それがずいぶんと建築が進み、聖堂の内部がかなり完成していました。今までは地下の聖堂で礼拝をおこなっていましたが、11月にいよいよローマ法王ベネディクト16世を招いて、こちらで礼拝がおこなわれるとのこと。

内部もほんとうに個性的。

また内部の一区画に、建築の様子を展示したコーナーが設けられていました。

ステンドグラスを通した光が柱にうつりこみ幻想的。

枠組みは伝統的だが、ガラスの組み合わせ方が近代的。

あまりにも巨大で荘厳で個性的な聖堂、立ち去りがたいものがありました。

立ち寄った順がわからなくなってしまいましたが、こちらは「マウリ（Mauri）」というカフェ。1929年創業の老舗。スィーツのほかに、軽食もあります。「カサ・ミラ」から200メートルほどのところにあります。

http://www.ab-road.net/europe/spain/barcelona/guide/01677.html

これはどこのウィンドウで見かけたハリネズミだか。
あまりの可愛さに。

「カサ・ミラ(Casa Mila）」1906〜1910年。

列ができていましたが、20〜30分程で入れそうなので、並びました。この建物は直線を排除し、曲線で作られ、テーマは山。

中は思いっきりの吹き抜けです。

雨の日はどうするんでしょう。

エントランスのホール。

いくつかの部屋を見て回ることができます。

家具の1つ1つにも年代を感じます。

レトロなバスルーム。

メイド部屋〜萌〜

最上階にはガウディの建築に関する展示室があります。そして屋上ワンダーランド！

この人型みたいなの、煙突です。

ちょっとナウシカの巨神兵っぽいぞ。

この晩は「Hotel Omm」にあるレストラン「Moo」に行きました。三ツ星レストラン「El Celler de Can Roca」のシェフ　ジョアン・ロカ氏が開いたレストランで、昨今のスペイン料理のトレンドらしい、ものすごく凝った一口サイズのディシュが並びます。また一皿一皿にあった Wines that harmonies というグラスワインのセレクトがお得。こちらの写真がなくてイメージは下記URLにて・・

http://hungryhedonist.blogspot.com/2010/01/restaurante-moo-barcelona-spain.html

Hotel Omn
Rossello 255, 08008 Barcelona
Tel [phone]

この週末バルセロナではメルセ祭（Fiesta de la Merce)が開催されていました。近くのホテルの屋上のバーでシャンパンを頂いていたら、ちょうど花火があがり、大盛り上がり！