1962年のパリだより【837】マッシフ・サントラルを南北に縦断する:ソフィさんの旅行ブログ

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1962年のパリだより【837】マッシフ・サントラルを南北に縦断する

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1962年のパリだより【837】マッシフ・サントラルを南北に縦断する


1962年3月18日(日)

昨夜遅くパリ・リヨン駅を出たランジャック行きの夜行列車は、マッシフ・サントラル(中央高地)に向け、ひたすらに南下している。

いつもならば、南フランスに行くには、パリ→リヨン→マルセイユの経路を通るのだが、今回クレルモンフラン経由を選んだのは、今までに見ていない新しい地域が見たいからだった。

列車は、フォンテーヌブロー辺りからリヨン方面行きの線路より分岐して、ロワール川の上流を進むようだ。


どこからか、ぐっすり寝てしまった。

見逃すまいと思っていたクレルモン・フェランも、目が覚めたら通り過ぎていた。

この街は、ギド・ミシュラン(ミシュランガイド)を生んだ、ミシュランタイヤの発祥の地である。


目が覚めたとき、列車はマッシフ・サントラルの真ん中を通り過ぎつつあった。

山また山、岩がごろごろしていて、あまり大きい木は無い。

所どころ、日本を思い出すような、段々畑。

私のしばらく住んでいた岩手県の、北上高地に似た景色である。


なだらかな起伏の山が連なって、その間に深い谷が刻まれている。

こんなところに住んでいる人は、さぞ厳しい環境を生き抜いているのだろう。

終点のランジャックは、そのような山に囲まれた、こじんまりした街だった。


ここでニーム行きの、可愛いディーゼルカーに乗り換える。

山が深くなるにつれて、気温も下がって来たようだ。

粉雪がちらつき、川も凍っているように見える。

セヴェンヌ山脈を、横切っているのだろう。


やがて谷が開け始め、見る見る南国の風を感じる風景が展開する。

その変化は、まさに劇的だ。

そして光豊かな国、プロヴァンス。

ディーゼルカーの終点ニームに着いたのは、正午過ぎだった。


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(片瀬貴文 79歳)

エリア: ヨーロッパ >>フランス >>クレルモン=フェラン
テーマ: 鉄道・バス等
時期: 1962年03月18日〜03月18日
投稿日: 2010年07月13日
写真: 全0枚
満足度: 評価なし
観光: 評価なし
ホテル: 評価なし
グルメ・レストラン: 評価なし
ショッピング: 評価なし
交通: 評価なし
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  • 誕生日:11月09日
  • 登録:2005年04月03日

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