君たちは何をしているのか!! 片瀬貴文の日記【07.01.19】:ソフィさんの旅行ブログ
国鉄の組織を通さずにやったわれわれの、全国新幹線網構想の全国知事会提案は、総裁以下国鉄トップにも衝撃を与える。
「世の中がこんなに騒いでいるのに、君たちは何をしているのか」
課長とともに局長に呼び出された私は、きついお叱りを受け、2週間以内に設計図提出を約束した。
実は設計図は知事会以前にすでに出来上がっていたのだが、それが表に出るとまずいので、二週間以内としたのだった。
二週間で局長に見せた設計図は、あまりにもよくできていたので、局長は舌を巻く。
この作業は、普通ならば一ヶ月はかかるであろうから…。
その後は、国会のバックアップもあり、国鉄全組織の応援を受け、新しく計画審議室に担当が決まり、「全国新幹線建設法」の国会提出まで一気に進む。
田中角栄首相の「日本改造論」が、追い風となった。
おまけに審議室におられた角本さんの「首都圏通勤新幹線網構想」が加わり、国内は一挙に新幹線建設に向けて盛り上がる。
私は1942年の秋から、ヨーロッパ赴任のため建設局の仕事をはずれて、外務研修所に通うことになり、計画審議室に外から相談に乗る立場となる。
1943年春ヨーロッパに出発するときには、ほぼ全国のルートが決まり、安心して出発する。
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