カスピ海沿岸の町 クラスノヴォーツク(トルクメンバシ)紀行:浦潮斯徳さんの旅行ブログ
毎年送られて来る同窓会名簿を見ると、所々抜けています。ああ、私も齢をとったんだ。思い残すことないように、残された人生を、送ろうと。
カスピ海の東から、こぶのように突き出た、カラボガズゴル湾と、晴天のもとで東部バルハシ湖が、見ることが出来れば、もういいかなあと。
今回は、アクタウから車で南下して、カザフスタンのグラニーツァまで行きます。ここから、2キロ重い荷物を引きずり、トルクメニスタンのグラニーツァへ。
ここから、ベクダーシュ(Бекдаш硬い石という意味です)を経て、クラスノヴォーツク(赤い水、という意味です)に着きます。
今回宿泊するホテルは、「トルクメンバシ」という、5つ星ホテルです。
クラスノヴォーツク市は、ソ連時代の呼び方で、今は、トルクメンバシ市です。でも、地元の人は、クラスノヴォーツクと、呼んでいます。
クラスノヴォーツクには、トルクメン人は勿論ですが、カザフ人が沢山住んでいます。ロシア人、アゼルバイジャン人、アルメニア人も結構います。私は、この他に、朝鮮人、チェチェン人、ウクライナ人の方にも、お会いしました。
今回、現地にこちらの希望が、正確に伝わっていなかったので、クラスノヴォーツクに長く居すぎて、カラボガズゴル湾には、行くことが出来ませんでした。でも、色々な民族が、仲良く暮らしているこの町を、私は大変気に入りました。本当に気持ちがいいです。勿論、町並みも綺麗です。
ソ連時代からあった、ハザル・ホテルです。ガイドさんに寄れば、星の数は、「マイナス1」だそうです。でも、ロケーションはいいです。「トルクメンバシ・ホテル」は、街中から、2キロも離れています。
カラボガズゴル湾を形成する、南北の砂洲を結ぶ橋です。北側の砂洲に、検問所があります。
かつて、カスピ海の水位が低下したときに、カスピ海からカラボガズゴル湾に流れる海峡を、せき止めるために、ソ連政府はダムを作りました。そのためカラボガズゴル湾は、干上がってしまい、第2のアラル海の悲劇が、起ころうとしていると、言われました。
トルクメニスタンは独立した後、ニヤゾフ大統領は、このせき止めたダムを、爆破しました。現在は、カスピ海の水位は上昇しています。
この橋の南側から、砂漠の中の道なき道を、ジープで行けば、カラボガズゴル湾に出られます(2010年5月)。今回は、行きませんでしたが。
この丘から、向かって右を見ると、カスピ海が見えます。
帰国してから、グーグル・アースを調べて分かったのですが、ここから南下する道路は、一度カスピ海すれすれまで、近づきます。そこから少し行くと、進行方向左手に、カラボガズゴル湾への道があります。今回は行くことができず残念でしたが。
ベクダーシュ沖合いの、Караーада(カラ・アダ)島です。トルクメニスタン海軍の宿舎と、灯台があります。
カラボガズゴル湾に、行けなかったので、ガイドさんが、地元の人に頼んで、この島の周りを、モーターボートで、一周してくれました。
カスピ海の、沖合いは、緑色です。綺麗ですが、透明度は、低いです。
トルクメニスタン最期の朝です。
ここが、貨車を改装したカフェです。ここの縁台で寝ました。
このカフェは、ベクダーシュの出口にあり、グーグル・アースでも、見ることが出来ます。
このカフェのすぐ近くに、今は使われていない検問所があります。
この検問所を、西に折れるとカザフスタンに。
このカザフスタンまでの道は、国境近くとあって70キロが、未舗装です。(2010年5月、雨でぬかるみのため、大変でした)
あと、帰国しいてから、分かったのですが、この検問所をまっすぐに行くと、カラボガズゴル湾沿岸のマラタという小さい集落に、出られます。(15分位です。マラタまでは、舗装されています。そこから先は、未舗装ですが)
カザフスタンのアクタウです。
残念ながら、カラボガズゴル湾には、出られませんでした。
嗚呼、また来年まで、おあずけかあ。
このあと、カザフスタンのアルマティまで飛び、ここから東部バルハシ湖へ行く予定です。
カラボガズゴル湾と、東部バルハシ湖の、二つを見ることが出来れば、もう女房も子どももいない私なんぞと、思っていただけに、力がぬけました。
でも二つのうちの東部バルハシ湖が、まだ残っていると。
しかし、こちらも、旅行社との連絡不十分だったため、西部バルハシ湖に、連れていかれました。ため息です。
仕方ないです。でも、クラスノヴォーツクは、綺麗な町でした。色々な民族の人が、仲良く暮らしています。
また、ルフナーマも買えました。本当に、素晴らしい内容です。
帰国したことを、知人に連絡しました。
この二つが、見れたら、もう人生、終わってもいいと言っていたのに。「でも来年がありますよ。延命になったことを、お祝いしましょうよ」と言われました。

浦潮斯徳さん。あなたの旅行記興味深く拝読させていただいております、またわたくしの旅行記にも時々来ていただきありがとうございます。
どの旅行記にもコメントをしたくなるものばかりですが、ここトルクメンバシュの写真懐かしく拝見いたしました。昨年(2010.11.27)トルクメンバシュに滞在してました。2泊しましたが、泊まったところは駅から700m位離れた新しいホテル、チヤイカでした。
駅前の例のホテル、ハザムに行ってみたのですが、料金10$で安いのは良かったのですが、大変汚れていて泊まるのはやめました。チャイカは高く50$もしましたが2食付きで、部屋も広く豪華で日本では2万円程度は取るられそうなホテルでした。
わたくしはトランジットビザでトルクメニスタンは5日間の滞在でしたが、あまり良い印象は受けませんでした。警官、兵隊の、ゼンギ、ゼンギ攻勢にうんざりしました。
滞在日5日間を32分間超過して、不法滞在で国外退去処分を受けました。
後刻此処にもトルクメニスタンの旅行記を上げるつもりです。

Hidechan様
お便り有り難うございます。
トルクメニスタンの入国は、緊張しました。
出国もです。ともかく時間がかかります。
税関で奥に進むたびに、パスポート提示、スーツケースの点検です。モタモタして凄く時間がかかるんです。
あとベクダーシュからアクタウに向かう旅行者は、年に一人か二人しかいないと言って、わざわざ首都まで電話をかけて、ここの国境を通過させていいかどうか、相談しているのです。この時間が2時間です。すごく心配になりました。係官は、険しい顔つきでした。
カザフスタンに入国できたときには、ほっとしました。カザフの係官や国境警備隊の人たちは、人懐っこくやっと生きた心地が。
ロシアでは、かなりの貧富の差があります。トルクメニスタンでは、食べていけないほどの人は、いません。クラスノヴォーツクは、警官も殆どいなくて、町も綺麗でした。
ただ首都に行った人と帰りの飛行機で一緒でしたが、警官があちこちにいて、町は掃除しつくされており、まさに北朝鮮みたいだったと。
ガイドさんが、2回ともいい方だったので、トルクメニスタンの印象が悪くなかったように思うのです。
お金、お金はびっくりしました。ウズベキスタンの官憲の腐敗は中央アジア一酷く、トルクメニスタンでは、ないと聞いていただけに、びっくりです。
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