長野県・上高地から登る奥穂高岳:k39さんの旅行ブログ

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長野県・上高地から登る奥穂高岳

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長野県・上高地から登る奥穂高岳

奥穂高岳3,190mに登りました。

21:30京都東IC、23:55飛騨清見IC、〜阿房峠経由〜1:30沢渡大橋第一駐車場、4:30起床、5:10タクシー乗車、5:30上高地バスターミナル着、5:45ターミナル出発、6:05穂高・岳沢登山路入口、6:40天然クーラー風穴、7:35小屋見峠、7:45岳沢ヒュッテ跡、8:35カモシカの立場、9:35紀美子平、9:55最低のコル、10:50南稜ノ頭、11:00奥穂高山頂、〜休憩〜、11:40山頂発、11:45南稜ノ頭、12:20最低のコル、12:40紀美子平、13:05前穂高山頂、〜休憩〜、13:15山頂発、13:40紀美子平、13:55雷鳥広場、14:30カモシカの立場、15:15岳沢ヒュッテ跡、16:10天然クーラー風穴、16:40穂高・岳沢登山道入口、16:50河童橋、〜休憩〜、17:15上高地バスターミナル到着、17:25タクシー乗車、17:50駐車場着、〜県道26号奈川・国道19号経由〜、19:55桟温泉、22:00中津川IC、0:15京都東IC

当初9月三連休の初日に登る予定であったが、天候の関係で、日曜日に変更。そのおかげで比較的余裕をもって出発できた。予定通り飛騨清見ICを0時頃に到着。ETC深夜割引のため5分ほど料金所手前で待機。同じような車がもう一台有り。関西方面から行くと本来平湯バスターミナルから上高地入りするほうが、近くて良いが、始発と最終のバス時刻から判断して沢渡から上高地を目指すことにしていた。高額な阿房トンネルを避け、阿房峠を越える。温泉匂いの漂う平湯を越え、10個の超つづら折れのカーブをすぎるとすぐに釜トンネルの急カーブ地点。ここから沢渡までは10kmほどある。始発のバスが確実に出そうな上高地からは一番遠い沢渡大橋の駐車場に停める。始発が5:30からなので4:30に目覚ましをセット。起床後あたりを見回すとすでに準備を整えている人がちらほら。すでに客待ちのタクシーが待機している。急いで準備をして、5:10に相乗りでタクシーに乗れた。やはり沢渡大橋を選択して正解だった。今回も日帰りの予定のため始発の時間は非常に重要であったが、30分は短縮できた。5:30にバスターミナルに到着したときにはもうすでにたくさんの人が集まっていた。朝食をとってトイレをすませて5:45に出発。気温は低めだがTシャツで十分対応できる。日もまだ暗いが周りははっきりと見えるので問題ない。河童橋からは、ガスの中ではあるが穂高も見えており、
天気は良くなりそう。いきなり岳沢登山道の入口がわからず若干迷いながら、道なり進むと登山道の入口が出て来た。案内がないので一瞬戸惑う。当たり前すぎる道は案内がないので時々変に迷ってしまう。登山道入口からおっさん2人組を引き離すも、風穴あたりで、2人組の1人に追い抜かれる。もう一人はペースが遅くてしばらくいっしょに登っていたが、2人組の休憩の合間にいつの間にか追い抜いてしまった。もう一人マイペースで登るおっさんに追いつこうとするが、なかなかのペースで追いつけない。今日は長丁場なのでスローペースで登り、無理をしないように心がけていたため、岳沢ヒュッテ跡にはきっちり2時間かかってしまった。そろそろペースをあげないと日帰りがきついかもと思いながら、北アでも悪名高い急登のひとつ重太郎新道に取り掛かる。ハシゴやクサリ場があって、ストックが使用できなかったが、手を使って登るほうが自分にはあっているのか、若干ペースをあげることに成功した。さきほどのマイペースなおっさんをぶち抜いて、さらに何人かを追い抜き1時間50分で紀美子平に到着。ここは前穂高と分岐になっており、大半の人はここに荷物をデポして往復するのだが、こちらは日帰りで奥穂高へ登ることが最優先であるため、とりあえずスルーして吊尾根へ向かう。吊尾根からは左手に上高地が見え真正面に奥穂高、ジャンダルムも見える。途中からは右手に涸沢や常念岳も見えるルート。トラバース気味でクサリ場もありスリリングな場所もあるが、高山帯を登っている実感がわく楽しいルートである。岳沢ルートは基本的に下山者が多くて登る人は少ない。しかしながら日帰り可能なルートはこの岳沢ルートのピストンか、新穂高から白出沢ルートのピストンしか難しいと思われ、新穂高からは、前回槍ヶ岳で途中までいったので、あえてバスの時間の制約のある岳沢ルートを選択したのだった。11時に奥穂高山頂に到着。さすがに人が沢山いるし祠や標識なども充実している。前回槍に登ったときは、小さな祠があるだけだったが、奥穂は何人も記念撮影待ちができるほど人の往来が多い。
槍はガスでみえないが、ジャンダルムは強風のおかげで時折ガスが晴れる。常念方面は比較的安定して見えた。40分ほど粘ってみたがこれ以上は、天候が回復することはないと判断し下山開始。吊尾根で行きしにぶっちぎったおっさんたちとすれ違い、快調なペースで12:40に紀美子平に到着。これなら前穂に登っても余裕で帰れると思い、荷物をデポして前穂に登る。ところが、かなりの急斜面でクサリ場も多くルートも複雑でかなり手ごわかった。余裕で登れると思っていたのが、きっちり25分もかかってようやくのぼりきった。景色は奥穂とさほど変わりないが、小説・氷壁の舞台となった東壁や北尾根の険しさを見て山の厳しさを実感した。下山もルートを見誤り、25分かけており、重太郎新道の下山開始。ここから残りの水に不安を抱えていたが、予想外の気温の高さに、案の定水不足に悩まされる。岳沢ルートの最大の欠点は水の補給ができないこと。それはわかっていたが、9月に入り気温が低いと判断し2.5ℓしの水しか持たなかったのが後で響いた。紀美子平を下山し始めたときにはすでに500mlのペットボトルと残り半分のペットボトルしかなく、これで約4時間かかる下山に対応できるか非常に不安であった。なんとか3時間でおりられると計算していたが、水不足と日帰りの疲労からペースがあがらず大苦戦。ハシゴやクサリ場の多い重太郎新道ではストックが使えずペースはあがらない。何組も追い抜かれたがしかたない。水を節約していたため脱水症状で力もでない。途中前穂で出合った4人組のリーダーが追いついてきて、17時発の平湯行きのバスに乗らないといけないが、他の3人が遅いので先行してきたという。岳沢ヒュッテまでいっしょに降りたが、こちらのペースがあがらず、あっという間に見えなくなってしまった。容赦なく照り返す太陽に参りながら喉の渇きを我慢してひたすら下山に徹する。この間にも次々とぶち抜かれて行き、情けなさにショックを受けながら、ひたすら進むのだがいっこうに進まない。ようやく樹林帯に入って気温がさがり、小休止を繰り返しながら、なんとか登山道入口まで到着した。そこからとにかく水水水と思いハイペースで河童橋まで行き、コーラを流しこんで休憩。下山途中抜きつ抜かれつのバトルを展開したあんちゃん2人組(最後はちぎられたが・・・)と目が合ってお疲れ様のアイコンタクトを交わした。ひきづるようにバスターミナルへ到着。登山時間は11時間30分だった。一応沢渡行きは最終18時と思い余裕で歩いていると、目の前を沢渡行きのバスが出発。係員に次のバスはいつか聞くといまのが一応最終と言われ、人が集まれば臨時が出るとかあいまいな返答。いまいちこの上高地のバス事情はよくわからない。バスには見切りをつけ、タクシー乗場へ向かうと15人くらいならんでいる。1人をアピールして女性3人組へ混ぜてもらう。沢渡まで定額4,000円なので、一人1,000円。すしずめのバスと同額なら、時間の融通や返りたい場所までちゃんと送ってくれるタクシーのほうが断然トクだと思った。帰りに運転手に聞いたところ、19時にゲートがしまるので、18時45分まではタクシーはつかまる。最悪19時すぎてもお泊りの運転手がいて、釜トンネルまでとそこから沢渡まで乗り継ぎで帰ることも可能。また平湯へも約6,500円で行ってくれるとのこと。相乗りも運転手が集めてくれるケースが多い。上高地へは行きも帰りも断然タクシーがトクである。なんとか無事に駐車場へ到着し、着替えて、松本側から帰る。県道26号、国道19号ともすいていて、快適なペース。途中温泉に入ろうとするも営業時間的に厳しく、以前からスキー帰りに気になっていた桟(かけはし)温泉に入ることにした。もともとは宿屋でお風呂も開放しているところであったが、渋い雰囲気でお湯は鉱泉で鉄分の匂いが強く、浴場も赤茶けてキレイとは言いがたいがなかなかの温泉であった。夕食後、特に休憩もせず、ほぼノンストップで京都まで帰った。
やはり、このクラスの山は日帰りはつらいが、なんとかなるもんだと思い、またしても次の日帰り山行へ思いをはせるのであった。

表紙は、前穂高岳から見た東壁(小説・氷壁の舞台)

旅タグ(β) 〜関連のあるスポット・キーワード〜

桟温泉 上高地 奈川 前穂高岳 紀美 常念 槍ヶ岳 常念岳 河童橋
旅タグとは?
エリア: 甲信越 >>長野県 >>上高地・白骨・乗鞍 >>上高地・沢渡
テーマ: ハイキング・登山
時期: 2008年09月14日〜09月14日
投稿日: 2008年09月22日
写真: 全24枚
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