初夏のレッサーパンダ紀行【４】 野毛山動物園　ケガが治った海君とキンタちゃんの同居復活！！ 賢健君は横浜滞在延長中！！

2013/06/02 - 2013/06/02

２週間の海外出張から昼過ぎに成田空港に戻りました。
せっかく昼過ぎから関東でフリーな時間を過ごせるのですから、海外出張で溜まった疲れを動物園で癒してもらうことにしましょう。
訪問したのは横浜市野毛山動物園です。
実はここで飼育されているレッサーパンダのウミ（海）君が最近展示をお休みしていたそうでとても気になっていたのです。

閉園時間間際に滑り込んだ野毛山動物園で元気なウミ君に会うことができました！！


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/traveler/jillluka/album/10652280/

エリア 東神奈川・保土ヶ谷・弘明寺(神奈川)

２週間の海外出張から戻りました。
成田空港に帰り着いたのが１３時頃、そこからバスと京急を乗り継ぎやってきたのは横浜市野毛山動物園です。
川崎市の夢見ヶ先動物公園とどちらに行こうかと迷ったのですが、野毛山ＺＯＯの方が開園時間が３０分長いのでこちらにしました。

野毛山ＺＯＯも夢見ＺＯＯも入園無料・・・神奈川の皆さんは恵まれてますよね〜、羨ましい。

野毛山動物園 動物園・水族館

野毛山ＺＯＯのエースはやはりレッサーパンダでしょ！！

現在は、周南市徳山動物園から短期出張中のケンケン（賢健）君を含め３匹のレッサーパンダが暮らしています。

上海生まれの貴重な血統のキンタちゃんも今年で１３歳、おそらく今年が繁殖の最後の機会ということもあり徳山から繁殖実績豊富なケンケン君を借り受けた今春でしたが、キンタちゃんとケンケン君の相性はあまり良くなかった様で、繁殖シーズン途中から再びキンタちゃんとウミ（海）君のペアリングに戻りました。
ウミ君はケンケン君にも負けない繁殖実績の持ち主ですし、キンタちゃんとの相性の良さは折り紙つき、同居再開後すぐ交尾が見られたそうです。
しかし、相性の良さが子宝に結びつかないのがこのペアの悩み。
昨年はキンタちゃんが巣作りをして周囲を期待させましたが結果は想像妊娠（偽妊娠）でした。
今年こそは、とも思うものの１３歳になるキンタちゃんにはあまり無理をして欲しくないのが正直な気持ちです。

真ん丸お目目が超絶的にキュートなキンタちゃん。
誕生後しばらくの間は男の子と間違われており”キンタ”と名付けられましたが、後に女の子と判明・・・可愛い名前なのでそのまま”キンタ”を名乗っています。

キンタちゃんの可愛らしい姿は京急のポスターなどでもお馴染みですね。

木登り中のウミ君。
東武動物公園での華々しい繁殖実績を引っ提げて野毛山にやってきたウミ君。
キンタちゃんとの相性は抜群で、例年仲のいい姿を見せつけてくれるのですが残念ながら子宝には恵まれてません。

ウミ君の右手が白くなってるの分かりますか？
ウミ君はここ暫くの間、右手が腫れる症状が見られ展示をお休みしバックヤードで治療を受けていたようです。
人気者のウミ君だけに多くの方々が心配されていましたが、現在では元気に放飼場を闊歩しています。

こちらも木登り中のキンタちゃん。

ここ数年、キンタちゃんの尻尾への毛繕いが激しく尻尾がツンツルテンになっちゃってます。
それでも毛繕いするキンタちゃん・・・フサフサ尻尾に戻る日はくるのでしょうか。

ウミ君は恋のライバルであるケンケン君のいるバックヤードが気になって仕方ないみたい・・・。

野毛山のバックヤードはこのように観覧することが出来ますが、金網と映り込みで撮影は至極困難。

ケンケン君は竹の葉を食べていました。
徳山での繁殖実績をかわれて野毛山にやってきたケンケン君ですが、年齢が倍違うキンタちゃんの相手はさすがに難しかったようですね・・・でも、ケンケン君には人間サイドの無理な注文にがんばって付き合ってくれた事に感謝しなくてはなりませんね。
当初は繁殖シーズンの終わる４月には徳山に戻ると聞いていましたが、せっかくの横浜暮らしですから秋冬くらいまでこちらでゆっくりしてはどうでしょうか？
来年は徳山で風花ちゃんとのペア復活に期待です！！

ライバル偵察から戻るウミ君。

キンタちゃんは引き続き樹上。

ケンケン君との喧嘩で出来た左目尻のケガは完治したみたいですね。
よかったよかった。

ウミ君がお立ち台で竹の葉を食べ始め、その下をキンタちゃんが歩きます。

さすがに繁殖期をすぎたのでラブラブな姿は見られませんでしたが、やはりこの２匹が野毛山のベストカップルです。

う〜ん、やはりキンタちゃんは可愛いなぁ。

キンタちゃんと同時に上海からやってきたカグヤちゃん（上海動物園→野毛山動物園→多摩動物公園）は残念ながら３月に天国に旅立ってしまいましたが、キンタちゃんにはカグヤちゃんの分まで長生きして欲しいのです。

こちらは相変わらずニヒルな表情が魅力のウミ君。

「孟宗竹がうまいぜっ」

野毛山ＺＯＯでは今夏から来夏にかけて爬虫類館、トラ・ライオン舎、ひだまり広場の工事が行われ、展示のお休みや園内での展示場所の一時移動などが行われます。

ライオンのシンクさんとフク君は今日で展示を一時休止、来年の展示再開まで暫しお別れです。

シンクさんの姿は見えませんでしたので既に一時飼育施設に搬入されたのかもしれませんね。
フク君、元気でね、来年また会いましょう。

アムールトラのメイメイさんはライオン達より一足早く４月に移動、元のメイメイさんの展示場ではなにやらキーパーさんが作業中。
ちなみに、メイメイさんは元のツキノワグマ展示場への移動ですので引き続き会うことが出来ますよ。

アミメキリンのデビチ君とソラ君。
前回来た時にはここにマリンちゃんもいたのですが・・・マリン母さんが３月に天国に旅立ってしまいました。
暫くは父と息子での２頭生活となります。

野毛山に来たからには世界一のご長寿フタコブラクダであるツガルさんにご挨拶しないわけにはいきません。
ツガルさんは放飼場で爆睡中、あまりに動かないのでちょっと心配になりましたが暫く見ていると口をモグモグさせ一安心・・・ツガルさん、びっくりさせないでくださいよ！！

あと１５分くらいで閉園時間です。
ウミ君とキンタちゃんは共に地面を歩いていました。

閉園時間が近い事もあり多くのキーパーさんが担当動物のところに向かいます、そんな動きを目で追うキンタちゃん。

キンタちゃんお目当てのレッサーパンダのキーパーさんはなかなか現れず（結局、閉園時間まで現れませんでした）、気にしながらもキンタちゃんはアスレチックの上へ。

孟宗竹を食べながらキーパーさんを待つことにしたようです。

ウミ君もアスレチックにをウロウロ・・・

「キーパーさん早く迎えにこないかな〜？」
バックヤードに戻ると美味しい晩ご飯が待っているんでしょうね。

ウミ君は木の高い所に登ってキーパーさんを待つことにしたようです。

ギリギリまで粘りましたがここでいよいよ閉園時間、あまり居座ってもご迷惑ですのでホテルに引き上げることにしました。

ウミ君、キンタちゃん、ケンケン君、また来るね！！

園内からは家族連れの皆さんがぞくぞく出て来られました。
身近にこんな素敵な動物園がしかも無料であるなんて・・・返す返す羨ましいですね。

この旅行記へのコメント （4）

• りお。さん 2013/06/06 14:24:13

  海くん

  jilllucaさん、こんにちは。
  いただいたコメントを見逃してしまっていて
  大変失礼しました。
  
  海くん、元気なんですね（＾＾）
  ちょっと気になっていたので、ほっとしました。

  jilllucaさん からの返信 2013/06/07 21:01:50

  RE: 海くん

  りお。さん
  
  こんばんは〜。
  
  > いただいたコメントを見逃してしまっていて
  > 大変失礼しました。
  
  いえいえ、お気になさらずに〜。
  
  > 海くん、元気なんですね（＾＾）
  > ちょっと気になっていたので、ほっとしました。
  
  ええ、僕も気になってたんですよ。
  閉園時間間近の僅かな間だけの訪問でしたが元気な海君に
  会えてよかったです。
  
  今後ともどうぞよろしくお願いします。
  
  jillluca

• まみさん 2013/06/04 19:42:07

  けがしていたんですか

  海くん、なんで展示されていないのかなぁと心配でしたが、けがが治って良かったです。
  キンタちゃんの目もずいぶん前に治っていたようですね。とあるレサパンブログで見てほっとしていました。

  jilllucaさん からの返信 2013/06/05 00:09:07

  RE: けがしていたんですか

  まみさん
  
  > 海くん、なんで展示されていないのかなぁと心配でしたが、けがが治って良かったです。
  
  原因は不明ですがどうやら右手が腫れちゃったようですね。
  今は完治したようで、右手の剃り跡もだいぶん目立たなくなってましたよ。
  
  > キンタちゃんの目もずいぶん前に治っていたようですね。とあるレサパンブログで見てほっとしていました。
  
  こちらは賢健君と喧嘩してひっかかれたのが原因だったそうですね。
  こちらも全快のようでよかったです。
  
  jillluca