2013/04/29 - 2013/04/29
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jilllucaさん
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2013年GW前半のレッサーパンダ紀行の最終目的地は高知県立のいち動物公園です。
1月にリク君が高知から岡山に移動し、カイちゃんの一人暮らしとなっていたのいちですが、3月に新しいお婿さんカイ君が千葉からやってきました。
そうなんですカイちゃん、カイ君の同名ペアの誕生です。
過去にはあったかもしれませんが、現在では唯一の同名ペアに会ってきました。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/traveler/jillluka/album/10652280/
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今日はのいち動物公園、桂浜水族館、わんぱーくこうちと3か所に行く予定なので高知駅前でレンタカーを借ります。
レンタカー屋さんが一駅手前の高知橋電停が最寄駅とは知らずに高知駅前まで土佐電で来てしまいました。高知駅前停留場 駅
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駅前でキョロキョロとレンタカー屋さんを探すもののそりゃ見つかりません・・・代わりに三志士像がありました、左から武市半平太三さん、坂本竜馬さん、中岡慎太郎さんです。
この像の存在は知っていましたがあまりの大きさに暫し唖然・・・。 -
高知駅前から香南市の県立のいち動物公園まで車で約30分、開園時刻直前に到着しました。
入園料は大人450円です。 -
のいち動物公園は緑いっぱいのとても気持ちのいい動物園です。
右の池はカリフォルニアアシカのプール、緑と空色のコントラストがいいですね。 -
速足で歩きレッサーパンダ舎へ一番乗りで到着です。
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屋外放飼場にはカイちゃんがいました!!
2005年7月1日のいち動物公園生まれのカイちゃん、お母さんはフウちゃん、お父さんはヨウヨウ君(共に既にお星さま)、長野市茶臼山動物園のタイチ君と双子兄妹です。 -
朝一番に放飼場の各所に配置されたリンゴを食べていました。
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2010年以来、東武動物公園生まれのリク君とペアリングされていましたが子宝に恵まれず、今年の1月19日にリク君は岡山市の池田動物園に移動。
そして、3月23日に市川市動植物園からカイちゃんの新しいお婿さんとしてやってきたのが・・・ -
カイ君!!です。
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そうなんです、名前かぶっちゃいました!!
同名ペア誕生です!!
いしかわ動物園にゴマフアザラシのゴマちゃんとゴマ君のペアがいますが、レッサーパンダではどうでしょうか? -
カイ君が2008年6月16日市川市動植物園生まれ、お母さんはナミちゃん、お父さんは天天君、双子の妹にソラちゃんがいます。
市川ではカイ君に何度か会ってますがほとんどお昼寝しているイメージしか残っていません、バッチリなカメラ目線は初めてかも。
新しい環境にはだいぶん慣れたようですので屋外放飼も近いかもしれませんが、のいちでは気温の上がる6月から9月頃まではパンダの屋外放飼はしませんので、屋外デビューは秋かもしれませんね。 -
カイちゃんとカイ君はすでに屋内展示場での同居は行ったそうですが、恋のシーズンが終わったので再度単独展示に戻っているようです。
木の高い所に設置された台でくつろぐカイちゃん。 -
真ん丸なお目目が可愛いですね。
レッサーパンダのもぐもぐタイムが11時50分からとの事なのでその時間まで他の子達に会いに行きましょう。 -
レッサーパンダの隣にはカワウソ舎があります。
3面のプール付放飼場があり、全国のカワウソ放飼場の中でもトップクラスの楽しさだと思いますし、僕ののいちのお気に入りポイントでもあります。
やはり高知県はニホンカワウソが最後に確認された地ですし、カワウソに掛ける意気込みはすごいです。 -
以前は向かって右の放飼場から、ユーラシアカワウソ、コツメカワウソ、ツメナシカワウソと展示されていましたが、昨年11月にユーラシアカワウソのミンちゃんが天国に旅立ち、現在は一番右の放飼場もコツメカワウソが使用しています。
その元ユーラシアカワウソ舎にいるのがコツメカワウソのメナム君、メコンちゃんペア。
理由は聞きそびれましたが、このペアは水には入らないそうで、代わりと言ってはなんですが餌が欲しいときは本当に大きな声で「ピャア、ピャア」と鳴き、その声はレッサーパンダ舎まで届きます。 -
真ん中のゾーンにはハル君とメメちゃんのペア。
とってもアクティブなペアで陸上水中の別に係らずいつも楽しげに競争やら喧嘩やらしています。
こちらのペアはガンガン泳ぎます。 -
一番左はツメナシカワウソです。
午前中はクラ君、午後はララちゃんと昨年生まれのソラ君が外に出てきます。
昨年来た時はまだソラ君が公開されていなかったので、今日会えるのが楽しみです。 -
のいち昨年のアイドルがツメナシカワウソのソラ君なら、今年のアイドルはブチハイエナのとーふちゃんです。
”ちゃん”と書きましたが、ブチハイエナの性別判断は見た目ではできないそうで、生後6か月を超える今でも性別不明だそうです。 -
10月2日生まれなので”とーふ”です。
午前中はお母さんのエナちゃんと屋内展示室で展示、午後からはお父さんのブッチーとともに屋外で父母子の同居展示となります。
野生のブチハイエナは家族で暮らすそうですが、日本の動物園では父子の同居は初めてとの事・・・その様子をどうしても見たくなり午後から予定していた桂浜水族館の訪問は今回は諦めることにしました。 -
ジャングルミュージアムのオセロット。
ご機嫌で歩き回っていました、綺麗なネコですね。 -
ジャングルミュージアムで一番のお気に入りはこの子・・・誰だか分かりますか?
ジャコウネコ科最大のビントロングです。
日本の動物園ではあまり飼育しているところはありませんが、大柄な体躯と小顔、器用な尻尾がとても魅力的な動物です。
ちなみに英語名はBear Catだそうで直訳したら熊猫・・・再変換したらパンダですね(笑)
もちろんジャイアントパンダやレッサーパンダとはなんの関係もないビントロングなのですがどこか通ずるものを感じてしまいます。 -
11時40分頃にレッサーパンダ舎に戻りました。
カイちゃんは相変わらず高い場所でくつろいでいました。 -
キーパーさんがバックヤードでもぐもぐタイムの準備をしているのを樹上から興味深そうにみているカイちゃんですが、
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キーパーさんがリンゴをセットしても降りてくる様子がありません。
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キーパーさんによると、警戒心の強いカイちゃんはリンゴで釣ってもなかなか降りてこないとの事で、キーパーさんは「以前にもぐもぐタイムの間中全く降りてこないこともありました」とおっしゃってました・・・が、どうやら今日はその再現のようです。
カイちゃん知らんぷり。 -
仕方がないのでキーパーさんは屋内に移動、カイ君でもぐもぐグタイムを続行です。
リンゴを見つめるカイ君。 -
人見知りなカイちゃんに代わり、絶賛営業中のカイ君。
来年の春の恋のシーズンには是非人見知りなカイちゃんのハートを射止めてくださいね。 -
カイ君へのリンゴタイムの最後でキーパーさんの「今、私が屋内に移動してきたので、屋外のカイちゃんは木から降りてリンゴを食べてるかもしれないので、是非、見に行ってあげてください」の言葉通りカイちゃんがリンゴを食べてました。
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市川から来て1ヵ月半のカイ君ならまだしも、野市生まれで7年暮らしている場所でまだキーパーさんに慣れないというのもちょっと驚き・・・春にキーパーさんが交代されたんでしょうか?
カイちゃんが警戒心の強さがそうさせるのであればそれはカイちゃんの個性ですからそれはそれで素敵なことだと思います。
リンゴを食べ終わったカイちゃんは再び木の上へ。 -
カワウソ舎を再び訪問。
コツメカワウソのメナム君とメコンちゃんは仲良くお昼寝。 -
ツメナシカワウソはメンバーチェンジ。
クラお父さんはバックヤードに戻り、ララ母さんとソラ君が出ていました・・・が、もう1歳のソラ君は既にお母さん並みの大きさになっておりどちらが母でどちらが息子なのか・・・。
国内のツメナシカワウソの出産、生育はソラ君が2例目、素晴らしいですね。 -
コツメのハル君とメメちゃんは相変わらず仲良く競争やら喧嘩やら。
宝物の葉っぱ。 -
宝物の石と胡桃?
とにかく見てて全然飽きがこないペアですね。 -
午後から父母子同居展示となっていましたが、実際は13時15分からのブッチー父さんへの肉&骨の給餌の後に母子が合流する段取りとの事。
13時15分、ハイエナ舎の上にキーパーさんが登り、そこから骨付き肉などを投げ入れます。 -
ガイドでキーパーさんが力説されていましたが、ハイエナが他の動物が仕留めた獲物を横取りすると言うのは誤りでほとんどは自力で狩りをする天才ハンターなんだそうです。逆に強いライオン等に横取りされる場面もままあり、よくライオンの周りをウロウロしているのはそう言ったシーンだそうです。
ブッチー君食事中・・・早く食べないと母子が出てくるよ〜。 -
エナちゃんととーふちゃんが出てきました。
先ほども書きましたが父母子同居が見れるのは日本でここだけ。 -
ハイエナは女性上位な動物で。
現在の序列は、母エナちゃん>母の威を借るとーふちゃん>父ブッチー君だそうです。
あっと言う間に骨付き肉は母子のもとに。 -
まだ性別の分からない(もちろん本人達は分かっているのでしょうけどね)とーふちゃん。
もしメスならばそのまま2番目の序列に入り、オスなら母の被保護から離れたらブッチー君の下の序列になるようです。
詳しくはのいち動物公園のハイエナ飼育日誌をどうぞ→http://www.noichizoo.or.jp/breed/breed12.htm -
のいち動物公園を満喫した後は、高知市内まで戻り飛行機の時間までわんぱーくこうちに足を運びました。
失礼ながら「あまり人気のなさそうな施設だし、すぐ入れるだろう」などと思っていたのですが・・・実際には駐車場への渋滞が出来るほどの人気ぶり!!恐れ入りました!! -
わんぱーくこうちは公園、遊園地、動物園が複合した公営施設。
市中心部からも近く市民の憩いの場となっているようです。 -
動物園はなんと入園無料!!
無料だからと言って見くびるなかれ!! -
ライオンもいますし、
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アムールトラだっています。
上のライオンはサンちゃん、下のアムールトラは韓国生まれのウリ君だそうです。 -
お目当てはミナミコアリクイのリョクちゃんと鳴子ちゃん母子・・・
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なのですが、巣に見立てたケースの中で母子仲良くお昼寝していました・・・夜行性だから仕方ないですね。
遠く南米ガイアナからきたリョクちゃん、高知にやってきてそろそろオスのシン君とお見合いをさせようか計画した矢先に鳴子ちゃんを出産したそうです・・・そうですいわゆる”持ち込み腹”というやつで、ガイアナを出発した時にすでにリョクちゃんは妊娠していたのです。
その辺りの顛末はわんぱーくのキーパーさんが”どうぶつのくに”に寄稿されておられてますので、そちらをご覧くださいね→http://www.doubutsu-no-kuni.net/?cat=98 -
こちら初めて見ました高知県の県鳥ヤイロチョウです。
夏鳥として西日本に渡ってくるそうです、すごく綺麗な鳥ですね。
この子はケガで保護された個体で飛翔不能のためにわんぱーくで展示されています。 -
こちらも保護個体、和歌山県で保護されたワカ君。
保護された後に一度は山に戻されたのですが、再び保護され、わんぱーくにやってきました。
お客さんの持っていたひも付き風船が気になって柵をよじ登っているワカ君です。 -
のいち動物公園&わんぱーくを満喫し、レンタカーを高知空港で返却。
帰路は737−800です。
伊丹〜高知便と言えばボンバルディアDHC8−Q400のイメージが強いのですが、Q400の北海道進出に伴いジェットでの運航が増えているようです。
高知から伊丹はタイムテーブルで40分、実際のフライトタイムは25分くらいでしょうか・・・あっと言う間に伊丹でした。
NH0578 高知→伊丹 578PP
(2013年トータル 19482PP 内 ANA 12082PP)
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この旅行記へのコメント (6)
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- まみさん 2013/05/14 12:00:47
- お気に入りのカイくんがこんな遠くにお婿に行ってしまって…
- しかしカイちゃんも可愛いですね〜。
2人の子は童顔のおめめぱっちりになるかな。
カワウソも奥が深いですね。
コツメといってるから、コツメでないカワウソがいてもおかしくないんでした。。
- jilllucaさん からの返信 2013/05/14 23:49:45
- RE: お気に入りのカイくんがこんな遠くにお婿に行ってしまって…
- まみさん
こんばんは。
カイ・カイペアは可愛いですね〜。
市川で何度もあったことのあるカイ君ですが、市川ではいつも寝ているイメージで・・・あんな可愛い男子パンダだったんですね。
これから夏になりレッサー日和な日は減ってしまいますが、そうなるとカワウソ日和が増えてきます。
とっても活動的で楽しいですし、泳ぐ姿は見た目にも涼しいのがいいですよね。
jillluca
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- tamayuraさん 2013/05/11 08:36:12
- 胸 キュンしました!
土佐のレッサーパンダ君が、
龍馬のように凛々しく見えるのは、私だけ?
表紙の写真に、胸キュン!でした。
tamayura
- jilllucaさん からの返信 2013/05/12 21:58:17
- RE: 胸 キュンしました!
- tamayuraさん
こんばんは。
> 土佐のレッサーパンダ君が、> 龍馬のように凛々しく見えるのは、私だけ?
3月に千葉の市川からやってきたカイ君です。
お目が高い!!確かに凛々しいですね、龍馬のよう!!
> 表紙の写真に、胸キュン!でした。
市川で何度か会っているカイ君ですが市川ではいつも寝てばっかりだったので、表紙の写真撮った時は「やったっ!!」って思いました。
胸キュンして頂き嬉しいです。
jillluca
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- 大目付さん 2013/05/05 17:42:00
- めっちゃカワイイですね。
- 表情豊かなレサパンに癒やされますね。
~大目付~
- jilllucaさん からの返信 2013/05/06 18:41:01
- RE: めっちゃカワイイですね。
- 大目付さん
再びこんばんは。
> 表情豊かなレサパンに癒やされますね。
まったくですね、可愛らしいですね。
jillluca
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