初秋のレッサーパンダ紀行【１】　富山市ファミリーパーク　ごっくんタイムが可愛い！！　ラミー君＆ハナちゃんカップル

2012/09/14 - 2012/09/14

今日、訪問するのは富山市の呉羽の丘に所在する”里山の自然を利用した動物園”富山市ファミリーパークです。
かつて富山県を仕事場にしていた僕にとっては”呉羽”の地名や”ファミリーパーク”の名前には郷愁すら感じてしまいます。
そんな富山市ファミパにやって来たのは昨年７月以来約１年２カ月ぶり。
前回来た時には時間の都合で見ることができなかった”ごっくんタイム”を見に来ました。
ガラスに貼られた大好物のリンゴを一心不乱に食べるレッサーパンダの愛くるしいこと！！
特にハナちゃんの可愛らしさに撃沈です。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/traveler/jillluka/album/10652280/

エリア 富山市(富山)

本日は、昨年の７月以来久々の富山市ファミリーパークです。
かつて３年ほど金沢に住んでいたことがあり、仕事で富山県を担当していた頃に何度か訪れたことのある懐かしい動物園です。

入園料は大人５００円です。

富山市ファミリーパーク テーマパーク

園に入ってすぐ、キリン放飼場の隣にいるのがアムールトラ。
こちら７歳のヤマト君・・・キーパーさん曰く”ダルビッシュ似のイケメン”とか。

こちらは１６歳、１９９６年のコムロ世代？？の元祖アイドルのアムラーちゃん。

もう９月も半ばと言うのに本日もかなりの暑さ・・・２頭とも日陰でまったりしてました。

富山市ファミリーパークは自然の里山を利用した日本で唯一の動物園だそうで、展示動物以外にもムササビやらホクリクサンショウウオなどが野生で生息している自然溢れる動物園。
昨年は写真の橋を渡った辺りで可愛いアオダイショウに遭遇しましたが、今年は別の場所で更に小さく可愛いヒバカリに会いました・・・すぐ逃げちゃったので写真撮れなかったのが残念・・・。

レッサーパンダ舎は里山を頂点付近にあります・・・入園ゲートからは徒歩で１５分くらいかな？

ここ富山市ファミリーパークには３匹のレッサーパンダが暮らしています。

年齢順にご紹介・・・
まずは、１９９５年６月２４日鯖江市西山動物園生まれのトミー君、
トミー君の息子で２００２年７月１２日ここ富山市ファミリーパーク生まれのラミー君、
そして、ラミー君のお嫁さんで２００５年６月２１日多摩動物公園生まれのハナちゃん。

本日はラミー君とハナちゃんご夫婦が屋外＆屋内で展示、トミー父さんはバックヤードでした。
先ほども書きましたが、今日はかなり暑いので屋外と涼しい屋内は出入り自由にしてありました。

涼しい屋内展示場を元気に歩き回るラミー君とハナちゃん。

とは言えやはり暑いは暑いのでしょう・・・たまにダレダレするハナちゃん。

時々ジャレジャレ・・・・。
ハナちゃんはラミー君が大好きみたいですね、屋内ではラミー君の行く先行く先に先回りしてゴロンゴロンしていました。

そして、１０分に１回くらいの割合で外にも出てきます。
数多くのレッサーパンダを見ていると不思議と分かるようになるのですが・・・まごうかたなき多摩顔のハナちゃん！！
お母さんは多摩の名花！！花花（ファンファン）さん、お父さんが緑太郎君（すでにお星さま）です。
花花さん譲りのポワンとした感じがとってもキュートなハナちゃんです。

ラミー君はなかなか顔を上げてくれないので撮影が困難・・・とりあえずの１枚を押さえられてホッしました。

屋内ではラミー君の先回りをしていたハナちゃんですが、屋外では主にラミー君を追尾していました。

でも、たまに立ち止まるハナちゃん・・・物思いに耽るかのように暫し佇んでいました・・・

すると放飼場を一周してきたラミー君が正面からやって来て、ちょっとびっくりのハナちゃん。

今度は木陰で暗くなっちゃいました・・・なかなか上手く撮れないラミー君。

その点、ハナちゃんはそこそこシャッターチャンスが巡ってきます。

今度も暗いけど・・・ラミー君と追尾中のハナちゃん。

花花さん譲りの可愛らしい容姿はもちろんですが、ハナちゃんは行動も可愛いのです！！
何故か東屋の柱にピョンと飛びつくハナちゃん・・・何がしたかったのかは不明ですがとびきり可愛かったです！！

柱にしがみついたまま右手を毛繕い・・・

お次は左手・・・。

ほんと意味不明な行動だけど可愛さ爆発！！

富山市ファミリーパークでは毎日１１時からレッサーパンダの”ごっくんタイム”が行われます。
”ごっくんタイム”まであと１５分ほど・・・待ちきれないのか屋内に入り竹の葉の前菜を味わう２匹。
切り株に乗っかってるのがハナちゃん、地上にいるのがラミー君です。

背筋がピンとした綺麗な立ち姿のハナちゃん・・・尻尾が可愛い。

１１時になり”ごっくんタイム”の時間です。
一旦、２匹をバックヤードに収容し、キーパーさんが大好物のリンゴをガラスにペタペタ貼っていきます。
貼り終わるとバックヤードからの扉が開き、２匹がリンゴ目がけて走り込んできます！！

今日は僕以外見物人がいないのでじっくり写真を撮ることができます。

はがしたリンゴをモグモグしているラミー君。

ペロっとな、

アグっとな。

レッサーパンダは本当にリンゴが好きですね〜、ラミー君すごい勢いで食べていきます。

ハナちゃんは花花お母さん譲りのお上品さでゆっくりしっかり食べています。

レッサーパンダのオーブンミトンの様な手のひらが見れるのもこのイベントの魅力です。

ゆっくり堅実に食べているハナちゃんの後ろに、すごい勢いで食べ終わったラミー君の姿が！！

ハナちゃんの横に並んで食べ始めるラミー君。

ラミー君の手のひらもやはりオーブンミトン状態（笑）
最後の１枚をゲットしようとするハナちゃんの仕草が可愛すぎます！！

ハナちゃん最後の１枚を完食！！
ラミー君はリンゴ味のガラスをご賞味中（笑）

ラミー君「ハナ、口の中にリンゴ隠してない？」
ハナちゃん「隠してないよ」
・・・ハナちゃんの表情がなんとも言えず可愛いです。

仲のいいラミー君とハナちゃんに会えて大満足の富山市ファミリーパークですが、富山ファミパではやはり里山の動物たちにも会っておかなくては・・・郷土動物館は僕らの身近で暮らしている動物を改めて実感できる素晴らしい施設だと思います。

でも、今日は暑いので屋外のみんなは思い思いにお昼寝・・・こうやって日本の暑い夏を乗り切るんですね。
切り株のうろの中でお昼寝しているのはハクビシン。

こちらはニホンアナグマ。

ホンドギツネも木の穴を上手に使って涼を取っていました。

こちらは賑やか！！
５月９日に６匹の子供が生まれたホンドタヌキ一家です。

ほんとはもう少し長居するつもりだったのですが、あまりの暑さに１２時過ぎにはファミパを離れました。
富山駅から特急「はくたか」で直江津駅へ。

直江津では小一時間程度ですが上越市立水族博物館に足を運びました、昨年の夏以来こちらも２度目の訪問です。

直江津駅から徒歩で１５分程度、入園料は大人９００円です。

実はコツメカワウソのカレンちゃんに会いたくてここに足を運んだのですが、どうやら今日はバックヤードにおり会えない様で残念でした。

こちら上越市立水族博物館ご自慢の大水槽”マリンジャンボ”です。

様々な魚が泳ぎとても楽しいのですが、特に下層の岩場で集うコワモテの皆さんは興味深かったです。

特にこの子！！
見た目ほとんど岩と同化していました！！

実はマゼランペンギン飼育数日本一を誇る上越市立水族博物館、なんと１００羽を越えるマゼランペンギンを飼育しています。
この日は飼育数調査だったのか１羽ずつ番号を確認しながら餌をあげていました。

直江津駅からは信越線で長野駅へ、本日は長野泊。

長野に泊まると言うことは・・・そうです明日はあの究極の癒し施設に行ってきます、乞うご期待！！