2007/10 - 2007/10
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JIC旅行センターさん
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ロシアで本場のロシア語を学んでみたいなぁ・・・とお考えの方は多いのではないでしょうか。でも実際留学となると時間がない、費用がかかりそう、ロシア語初級者なので不安、といった理由でためらっていらっしゃる方もきっと多いはず。では1週間からはじめられる短期の語学研修ならいかがでしょうか。まるで旅行に行くかのように気軽に、ロシアの家庭でホームステイしながら学校に通ったり、ホームスタディーしたりして、ロシア語を学ぶことが可能です。
でも、実際どんなところで、どんな授業が受けられるのか、ということは実際に体験してみないと分かりづらいもの。そこで今回、私が訪れたサンクトペテルブルグで、デルジャーヴィン・インスティテュートの短期グループレッスンを1週間体験してきましたので、その様子を皆さまにご報告したいと思います。
■デルジャーヴィン・インスティテュートについて
デルジャーヴィン・インスティテュートは、全ロシアプーシキン博物館の協力により、2003年サンクトペテルブルグに設立された、外国人向けにロシア語を教える語学スクールです。
ペテルブルグの歴史景観地区に位置し、18世紀に建てられた建物内で学びます。まわりには壮麗な建物が立ち並び、フォンタンカ運河がゆったりと建物の前を流れます。学校はデルジャーヴィンセンターの中に位置し、そこにはロシア文学の博物館をはじめ、劇場、図書館、ホテル等が併設されています。
この恵まれた美しい環境の中で学べるというだけで、ペテルブルグでロシア語を学ぶ価値が大いにあるといえるでしょう。
では早速、初日の様子からレポートしたいと思います。
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■いよいよ授業初日!
10月8日月曜日。季節は「黄金の秋」。厳しい冬に入る前の、ほんの束の間、ロシアが一年で最も美しい季節といわれています。気温は昼間でも5〜7度、日が沈むと0度近くにまで下がりますが、空気がキーンと澄みきっていて、とても気持ちのよい気候です。
授業は毎日9時30分から始まります。デルジャーヴィンに通う学生の多くはホームステイをしており、みんなそれぞれの方法で通学しています。学校までは地下鉄の駅から徒歩約10〜15分。やや遠いと思われるかもしれませんが、フォンタンカ運河沿いにゆっくりと、眼前に広がるパノラマを楽しみながら登校できます。
学校に到着すると、初日はまずグループを決定するためのプレースメントテストがありました。先生との簡単な面接があり、ロシア語の勉強をはじめた理由など自分について自由に話した後、先生から幾つかの質問を受け、それに答えていきます。面接の後は筆記試験です。この面接と筆記試験の結果から、各々のレベルにあったグループに入ることになります。私はB1というグループに入ることになりました。
11時からの30分間が休憩時間です。この日、幸運にもイタリアからの留学生のお誕生日だったため、先生お手製のケーキが振る舞われました!今では日本でもすっかりおなじみになりましたチェブラーシカの「わにのゲーナの歌」をみんなで歌いました。日本人の私たちには、どこか物悲しい歌のように聞こえますが、ロシアではみんなで楽しくお誕生日のお祝いのときに歌います。
外国人の私たちも、歌の一番最後の部分、「残念だけど、お誕生日は一年に一度だけ」という部分を大合唱し、お祝いしました。その日が研修第1日目だった私も、先生と生徒たち入り乱れてのバースデーパーティーに、すぐに打ち解けることができました。 -
楽しい休憩時間が終わると、さっそく2時間目から授業に参加します。この日の授業は「会話」です。この学校の教室には、それぞれロシアの都市や地方の名前が付けられていて、私の参加するB1グループの教室は「カレリヤ」でした。
教室内には、キジー島をはじめとするカレリア共和国の写真や地図が壁一面に貼ってあります。クラスメイトは、イタリア人、オーストリア人、ドイツ人、イギリス人、そして私の5人。みんな、国籍や年齢、職業、ロシア語の勉強をはじめたきっかけは様々です。
(つづく)
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