遣唐使の街 寧波へ:悠遊人(ゆうゆうじん)さんの旅行ブログ
少し時間が取れたので、寧波に向かう。前2回とも帰りの便の隣の席が寧波在住の日本人だったからだ。
寧波とは、今で言う上海であった。遣隋使・遣唐使はみなこの港を目指したし、その頃上海は小さな漁村に過ぎなかった。天童寺はじめ多くの禅寺があり、曹洞宗を広めた道元や臨済宗の栄西もここ天童寺で修行している。
1日目 安いチケットが手に入ったので急遽寧波に行くことにする。足の軽いのは取り柄だ。NH921便18:10発で上海へ、ホテルは前回利用した4☆城市酒店
入口でまた近くのクラブのEやMとバッタリ。お客さんをホテルまで送ってきたんだと。
「ムーツン。今夜飲みに来てネー」と到着早々賑やかだこと。
2日目 TAXIで上海南駅バスターミナルに行き、そこから9時発の高速バスに乗る。渋滞で所要約4時間。75元。車内ではずっとセクシーなダンスビデオを流している。途中、昨年完成の杭州湾大橋(海橋としては世界最長36K)を渡り、寧波へ到着。思ったよりずっと大きく新しい町である。
中信寧波国際大酒店は、街の中心を流れる余姚江と甬江の合流点に建つ非常に眺めのいいホテルである。(5☆)
部屋でひと休みした後、近くの広場の屋台でソーセージ、鶏肉を焼いてもらいビールで昼食。一番近い七塔寺に向かう。車で5分。ここは名前のごとく七体の仏像が祀られた禅寺である。
寧波にはこういったお寺がそれこそ山のようにあるのだろう。ひとつひとつ尋ねていってもきりがないので、明日日本人にゆかりのある天童寺だけ参拝する事とし、街をぶらつき、
河畔でしばし休憩。ときおり吹いてくる川風が涼しい。
3日目 ホテルに荷物を預け、9時にTAXIで一路天童寺に向かう。40分ほどかかり到着。150元とはだいぶボラれたような気がする。距離があって相場がわかるなら領収書なしで運ちゃんと交渉すればいいが、そうでないならメーターで料金は払うべし。これなら高くても納得できる。
到着後、菜店で筍炒めと春巻きで朝飯を済ます。
天童寺。ここは相当広い。韓国慶州の仏国寺を思い出した。耳を澄ますとさわやかな風に乗って古代の音が聞こえてくる。千数百年も前の修行僧の歩いている姿や座禅を組む姿が目に浮かぶ。
講義が行われたであろう広間でしばし昔にタイムトリップ。
3時間ほどをすごし、帰りは路線バスで。これがなんと3元。
寧波に戻り、ピータン豆腐と野菜の煮物で昼食。今日はじめてのビールが旨い。
ホテルで荷物を受け取り、上海行きバス乗り場へ。15:55発のバスは超満員。乗ってみるとこれが
とにかく騒々しい。後ろの席では隣同士なのにデカい声。前の席では携帯で怒鳴りまくっている。
上海南駅バスターミナルまで約3時間。96元。そこからTAXIで再び城市酒店へ。
夜、近くの避風塘で点心料理。旅行バッグの鍵を失くしたので南京鍵を探して迷っていたら、ここで両替屋のSとバッタリ。彼が鍵の店を探してくれた。ついでに円高なので両替を頼む。持ってる日本円はすべて中国元に。銀行より3%ほど率がいいのだ。
部屋に戻るとTVでは日本の選挙速報を流している。予想通り自民党は惨敗だ。
と同時に台風状況が流れてくる。なんと明日成田の到着予定17:10は台風の予想進路の真上ではないか。
まあ、今回は一人旅。なるようになれ。
4日目 少し早めにホテルを出て空港に向かう。着いてみるとチェックインは通常通り。台風は、と聞けば関空か名古屋に下りるかも知れません、とたいして意に介してない様子。キャリアにとっては自分の責任ではないわけで、どこに着こうがたいした問題じゃないのだ。
でも機体は予定通り成田に着いてしまったからすごい。一体台風はどうなったの?
上海を飛び立ってからほんの少しだけ東にそれたらしい。
いまだ旅行の悪運は強し。
今年の夏ももうすぐ終わる。
でも今年はいい思い出がいくつかできた洋。
現在、コメントの書き込みがありません。
現在、トラックバックはありません。