ウェスティンホテル淡路でのんびり

2012/07/07 - 2012/07/08

昨年に続き、二度目のウェスティンホテル淡路へ。
海の見えるリゾートホテルが、都心から1時間ほどで行けるのが嬉しい。

リゾートは近すぎてもいけない。もちろん、遠すぎてもいけない。都心から近いにも関わらず、明石海峡大橋を渡っていくこの立地は、「リゾート」へ行くアプローチとして最上だと思うのです。

エリア 淡路島(兵庫)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨年は三宮からバスだったのですが、今回はJRで舞子まで行って、そこからバスで。
この方法だと、バスに乗るのが45分⇒15分と短縮されるので、
乗り物酔いの危険性がなくて安心。

ただし、舞子からバスに乗る場合は、始発の三宮と違って
満席になる可能性が高いので、早めに並ぶ必要があるので注意。

まずは部屋にチェックイン。

今年は８Fの805号室。相変わらず部屋広いし机も大きいな〜。

ウェスティンの代名詞、ヘブンリーベッドが鎮座。
マカオの『ソフィテル』のベッドも良かったけど、やっぱヘブンリーもいいねぇ。
ヘブンリーマジヘブンリーw

テレビは小さいけど、BGM代わりにSPGテレビ流すだけだし無問題。
だいたい、リゾートに来てテレビ見る意味わかんないし。

洗面所。シンクは一つだけど、女性同士とかでなければ問題ない。
部屋の方にもクローゼットが姿見になってるし、引き出しにはスタンドミラーもあったし。

トイレはちゃんと個室になってるのが嬉しいです。
やっぱり、日本人的には風呂と一緒ってのはどうにも･･･なので。
あと、通常のホワイトティのアメニティのほか、
なぜかウルオスとか、化粧品のミニ試供品が2種類ほどありました。

こちらが風呂場。湯船は入ってみると男性には意外と小さいかも。
洗い場＋シャワーブース付きというのは、家族連れとかには特に嬉しいですね。

部屋からの景色は、夢舞台と海を臨む東側。
この日は午前中にポツポツ雨が降っていたのですが、奇跡的なほど晴れ！

さて、ここからいつもならこのまま部屋でくつろぐところなんですが、
今年はちょっと近場で行きたいところがあったので、ホテルでレンタサイクルを借ります。
1台2時間1,000円だったかな？ コンシェルジュに手書きのカワイイ地図ももらいました。

目的地は、本福寺。ウェスティン淡路や夢舞台と同じ、安藤忠雄建築のお寺です。
実は10年以上前に一度来たことがあるのですが、もう一度見たいと思いまして。
自転車でも15分くらいということで、二人でママチャリ駆って行きました。
淡路島は交通量は多いけど、ほどよく田舎の風景が残っており、
自転車で匂いや温度（暑いけど）、風を感じながら走るのはとても気持ちいい。

ただし、寺の前はかなりの坂なので、ちょっとしんどいです（笑）

で、これが本堂への門。
正直、建築に興味はないのですが、この異世界に入っていく感じがたまらなく好き。

こちらが本堂。

蓮が浮かぶ池の真ん中に階段があり、地下に降りていくのです。
これも世界の区切りを飛び越えていくような感覚。

これは本道の廊下。本堂の一番中心は撮影禁止なので、ぜひみなさんも行って見てください。
地下なのに、夕方には赤い後光が差すように計算された配置は、
宗教や建築に興味がなくても、しばし呆然とすること間違いなし。
また10年後に、二人健康で来られますように、とお祈りして後にしました。

さて、ホテル方面に戻りつつ、部屋から見える、
海に飛び出した船着場を見てみたくなったので、ちょっとだけ寄り道。

なんかメリケンパークみたいですが、見える水平線の風景が違いますね。
海の匂いも、やはり違います。

そのまま夢舞台内をちょっと自転車で走りつつ、今度は花壇へ。

うーん、故郷は･･･ではないですが、コレは遠きにありて見るものですね（笑）

発想は面白いし、花は綺麗なんだけど、やっぱり全体が見えないので。
ちょうどホテルのエレベーターホールから見えるので、そこが一番綺麗かも。

ホテルに戻り、チャリを返して部屋へ。
ここからはひたすらテラスでくつろぎます。だって、このために来たんだもの。

ホテル内のパティスリー『コパータ』で買った、ヨーグルトムースのケーキ。
眼下のプールでくつろぐ家族の声を遠めに聞きつつ、緑と青い海とを眺めて。

夕方からは、少しだけ持ってきたおつまみ類を食べながら本を読んだり。
これぞリゾートの愉しみですね。都会からすぐ近くにあるのが嬉しい。

温かい晩御飯も食べたくなったので、
ルームサービスで明石蛸と地鶏玉子のピラフをオーダー。

淡路ということで、オニオンリング付き。
野菜もシャッキリしていますし、何よりこの蛸がものすごくプリプリで美味い！
神戸方面に来るとホント思うのですが、瀬戸内魚介のおいしさは大阪と別モノです。

ゆっくりお風呂に入って、就寝･･･なのですが、
ここでの僕の楽しみは夜、月の道を見ること。
部屋の電気を消して、海に写る月光が、這い寄るようにこちらに伸びてくる様は、
都会の海では見られない光景ですからね。
改めて、「月ってこんなに明るいんだ」と、驚かされます。

そして翌朝はもっと驚くことに。

誰も見えないからと、レースカーテンも閉めずに寝ていたところ、日の出がまぶしい！（笑）
これも障害物がまったくないからなのですが、太陽ってやっぱスゴイ。

ランチ予定があったので、朝ご飯は前日に買っておいたパンで済ませてチェックアウト。
帰りも舞子乗り換えで帰ったのですが、この方が楽で三宮までの時間も読みやすいですね。
来年また行くとしても、こっちの方法で行こう。