第六感:たぬきつねこさんの旅行ブログ
私は今、一人で男体山の八合目付近にいます。
時刻は午後6時30分頃。
空には上弦の月と一番星。
眼下には雲海が津波のように迫る。
聞こえるのは風の音と小動物の足音だけ。
「ここは本当に現世なのか?」
と、疑いたくなるような神秘的な風景だ。
岩に腰掛けてそっと目を閉じる。
今まで意識したことの無い感覚の存在に気付いた。
これが「第六感」というやつか・・・。
毎年7月31日は、男体山の登拝祭の日です。
この日は、深夜12時の開門を待つ登山者や観光客で街は大賑わい。湖畔の道路を通行止めにして露店が並び、湖上の船や対岸から花火が打上げられ、境内では盆踊りや和太鼓のライブなどが開催された。
中禅寺湖畔にある日光二荒山神社の奥宮(山頂)へと続く登山道の門がこれです。
この門が開くのが8月1日の午前0時。
山伏のホラ貝を合図に約1000人の登山者が先を争うように一斉に山頂を目指します。
私は八合目で登山者の警備を担当するので地元の警察と消防・自衛隊・日赤の方たちと一緒に一足早く登って準備します。
写真は六合目付近です。
男体山の平均斜度がお解りいただけるでしょうか?
かなり冷え込んできました。
登山者がここを通過するまでに時間があるので焼肉パーティーをすることに。
警察や自衛隊の方たち約10人と一緒にビールで乾杯!
(勤務中なので残念ながらノンアルコールビール)
コレ、何の木だと思いますか?
なんと白樺の木なんです。
男体山の気象の厳しさが、この木から想像できます。
頂上にある奥宮が見えました。
空気が薄いせいか、とても疲れます。
三分歩いて五分休憩という感じです。
今市・宇都宮方面を隠す雲。
この雲の下は雨が降っているのでしょうか。
【雲の上はいつも晴れている】
当然ですが不思議な感じです。
今年の最高齢者と思われる方が到着です。
腰は90度以上曲がり両手に杖を持ち、7時間かけての山頂征服です。(普通は3時間程度)
お婆ちゃん曰く・・・『同年齢の友人で一緒に登れる人はいないし、かと言って若い人と一緒ではみんなに迷惑をかけるから一人で来た』のだそうだ。
自分の体と同じくらいの大きさのリックに何が入っているのかナ?
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