駆け足道東めぐり（その３-野付半島）

2008/07/19 - 2008/07/21

２泊３日で駆け足道東めぐり。
その３／７　です。

羅臼の次はトドワラ。
釣り針の先っちょのような形をした野付半島に向かいました。

エリア 標津(北海道)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー JALグループ

羅臼から国道335号（国後国道）を進み、野付へ向かいます。
その途中の景色。

野付半島を通るフラワーロードをネイチャーセンターまで進みました。

野付半島とその湾は、ラムサール条約登録湿地となっています。
地図で見れば分かると思いますが、すんごい地形！

原生花園。

ちょっとヘロヘロですが、ハマナスの花。
遊歩道はハマナスの花の香りで包まれておりました。

ハマナスの実。

オオハナウド

ハマフウロ

アザミっぽい花。

シロツメクサ

ナンテンハギ？

キンミズヒキ

センダイハギ

ノハナショウブ？

トドワラへ続く道。

花馬車で行く事もできるようです。

トドワラ到着。

昔々おバカな私は、トドワラとはトドが住んでいる原っぱだと思っておりました。

正しくはトドマツの枯れ木群のこと。
土地の沈降により、トドマツ林が水没、立ち枯れてしまったそうです。

あれ？もうちょっと歩くようです。

荒廃した雰囲気は何処へやら。
緑豊かな原っぱ〜。

トドマツの枯木の時代は終わり、新たな植物群落の時代と移り変わっているようです。
これが自然の姿なのですねぇ。

立ち枯れたトドマツ。

枯れていても存在感抜群、力強く感じます。

倒れた枯木達。

これから粉々になって土へとかえります。

終わりの始まり。
そんな風景。

１０年ほど前に来た事があるという相方、トドワラの変貌振りに驚いておりました。
当時は生をあまり感じられない荒廃した「ここは何処？」と思わせるような世界だったそうな。

今は緑豊かな植物と枯木のコントラストが面白い風景が楽しめます。

竜神湾とトドワラを望む。

うひ〜、まぶちい！

国後島が間近に見えます。
管理塔が見えるときもあるとか。。

もっとゆっくりしたい所ですが、時間も無いので次を急ぎます。

フラワーロードを車で走りながらパチリ。

こちらはナナワラ。

トドワラと同じ理由で、ここは主にミズナラが立ち枯れているのでナナワラ。

ナナワラは遠くから眺めるだけ。

何年か後はここも景色が変わっているのかな？

今回借りた車は燃費が良い。
ここで22km/lを記録。
北海道だからこの値が出せるのか？

この日は阿寒湖畔のホテルに宿泊です。
急げ〜時間がないぞ〜。