2012/04/30 - 2012/05/02
42位(同エリア765件中)
はんけんさん
聖なる谷の観光から戻り、クスコ市内で夕食を。「プカラ」へ。美味しくてボリュームたっぷりで価格もリーズナブルと最高でした。
翌日は、延泊を入れて丸一日クスコ市内観光に充てました。最初に「太陽の神殿」へ。ここはクスコで最も訪れたかった場所。
が、なんとここがメーデーのため閉館。ゴールデンウィークの旅行の時はいつも、5月1日にどこにいるか?で腐心します。美術館や博物館などが閉館してしまうため。が、今回のペルーではガイドブックでも無休となっていたし、(複数の)旅行会社に聞いても「開いている」という回答だったので、全く気にせず、クスコ市内観光できるものと思っていました。
しかし実際は、ほとんどのお店や美術館・博物館・教会が閉館。それが分かっていれば、前日の聖なる谷の観光と入れ替えるなどの対応をしたのに!と非常に悔やまれました。
とはいえ、現地の観光案内所でも間違った情報を伝えていることが分かり、ある意味しょうがないのかも、これも旅行の醍醐味、と考えることで気を鎮めました。
旅行日程
□ 4/26 成田→ヒューストン→リマ リマ泊
□ 4/27 リマ→クスコ→マチュピチュ村 マチュピチュ村泊
□ 4/28 マチュピチュ観光 マチュピチュ村泊
□ 4/29 マチュピチュ観光→クスコ クスコ泊
□ 4/30 インカ聖なる谷観光 クスコ泊
■ 5/ 1 クスコ市内観光 クスコ泊
□ 5/ 2 クスコ→リマ リマ市内観光 リマ泊
□ 5/ 3 リマ→ナスカ ナスカ遊覧飛行 ナスカ泊
□ 5/ 4 ナスカ観光→リマ→(機中泊) 機中泊
□ 5/ 5 →ヒューストン→ロサンゼルス→(機中泊) 機中泊
□ 5/ 6 →成田
■:当ページの旅行記で記述している部分です。
この旅行の初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10672854/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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聖なる谷の観光を無事終了し、「さて夕食」とホテルからアルマス広場へ歩き始めました。
で、何だこの陽気な一団は? -
クスコのホテルは、アルマス広場近辺を予約したかったのですが、混雑していた様でそれはかなわず、アルマス広場から約500mと離れた場所なのです。高度約3500mなので酸素が薄い。ちょっと速くあるくだけで直ぐに息が切れます。ホテルからゆっくり歩いて約15分でようやく、アルマス広場の大聖堂が見えてきました。
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アルマス広場を取り巻く歩道には回廊があり、雰囲気満点です。
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アルマス広場に面する、ラ・コパニーア・デ・ヘスス教会
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イチオシ
大聖堂(カテドラル)とアルマス広場。
ちょうど日没が近い時間なので、夕焼けがキレイです。 -
アルマス広場に面する歩道は、回廊が良い雰囲気を出しています。
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日没前後の点灯によりこれもまたキレイです。
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アルマス広場を一周して、レストランの吟味をした結果、今夜の夕食は、当初からガイドブックなどでチェックして候補に挙げていたPucara(プカラ)に決定。
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経営者が日本人とのこともあり、メニューには日本語表記もあります。安くて美味しいペルー料理との触れ込みです。期待大!
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まずは、ビール。クスコのビールCusquena(クスケーニャ)で疲れを癒します。
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「おすすめ」のニンニクのスープ(Sopa de Ajo)。
量が多いので二人でシェアしました。 -
イチオシ
チキンカツ(Suprema de Pollo)
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イチオシ
ペルー風コロッケ(Papa Rellena)
じゃがいもの原産地ペルーのコロッケは、ミンチも入ってボリュームたっぷり。さらに驚いたことに嫁はんが「これ、実家のコロッケと同じやわ」と!!ってことは嫁はんの家では数十年?も前から日本で脈々とペルー風コロッケを作っていたわけか?おそるべし義母。「嘘やと思うんなら、日本に帰ったら家で作ったるわ!」と鼻息の荒い嫁はんでしたが、その後我が家の食卓に、ペルー風コロッケが出たことはありません、、、、(苦笑)
美味しくてボリュームたっぷりで、大満足。
締めて65ソル(約2000円)。ただしクレジットカードはビザしか使えないので要注意です。 -
翌朝、クスコ市内観光へ。ホテルを出発。
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徒歩数分で、サント・ドミンゴ教会(コリンカンチャ=太陽の神殿)へ。クスコで一番観光したかったところです。
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イチオシ
が、閉まっている感じ。本日は5月1日、メーデーです。
入り口に張り紙が、、、、嫌な予感。が、張り紙がスペイン語なので読めない。
近くに居る人に聞いてみますが、なかなか英語を喋れる人が捕まらない。ようやく、英語を喋る人が居て、その人曰く「本日休館」とのこと、、、、ショック!
ゴールデンウィークの旅行の時はいつも、5月1日にどこにいるか?で腐心します。美術館や博物館などが閉館してしまうため。が、今回のペルーではガイドブックでも無休となっていたし、(複数の)旅行会社に聞いても「開いている」という回答だったので、全く気にせず、クスコ市内観光できるものと思っていました。 -
残念、外から眺めるのみ
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向かいには5つ星の高級ホテル、リベルタドール・パラシオ・デル・インカ
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仕方ないので、太陽の神殿のインカ時代の石組みを見学。
左右を見るとその違いが明白ですね。(右側が太陽の神殿の精巧な石組みです) -
太陽の神殿の庭(?)と山の風景
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世界遺産のプレートと太陽の神殿。
そうです、クスコ旧市街はユネスコ世界遺産です。 -
ソルアベニュー(Av. El Sol)を下ってゆくと、こんな大壁画が。
ガイド本などには載っていないので特に有名ではないのかもしれませんが、クスコの歴史が描かれている様で感動しました。 -
サン・ペドロ教会
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中央市場。メーデーでもここは開いていました。
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フルーツ売り場
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その隣にはフルーツジュースコーナが、
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更に肉売り場など、見ているだけでも楽しめます。
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サン・ペドロ通りではメーデーの行進が
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サン・フランシスコ広場に面する、サン・フランシスコ教会・修道院はメーデーでも開いていました。
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中はこんな感じ。
ガイド本には5ソルと書いてありますが、無料で入れました。「なぜだ!」と深くは考えないようにします。 -
サン・フランシスコ広場からレゴシホ広場へは、この様に白い壁のキレイな街並みです。
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レゴシホ広場
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ラ・メルセー教会。
残念ながらここも本日休館。 -
その隣の観光案内所へ。ここは開いていた。
ここで、本日の開館状況の情報収集。メーデーなのでほとんどが閉まっていることは直ぐに確認できましたが、開いている場所の情報がいまいち信用に乏しい感じでした。カテドラルが開いていて、インカ博物館は閉館 とのこと。が、結果は全くの逆でした。観光案内所までテキトーな情報垂れ流すのかよ!あなどれじペルー!!って感じです。唯一よかったことは、ここではトイレを無料で借用できること でした。 -
アルマス広場
ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会も残念なことに本日閉館。 -
遠くの丘の上には、前日みた「白いキリスト」が
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観光案内所で「本日開館」と言われたカテドラル(大聖堂)へ。
閉まっていました。ガックリ、、、、。 -
カテドラル前にはメーデーの集会に続々と人が集まってきています。
こんな状況じゃ、開館できないですよね。なぜ再三確認したにもかかわらず、この情報が日本で得られなかったのか?不思議です。 -
仕方が無いので、外で見られるものを見るしかありません。
12角の石を探します。 -
ありました!12角の石
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この様なインカ装飾で記念撮影隊が、いるので直ぐに分かりましたが、そうでなければ見つけるのは至難の業です、12角の石。
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何だろう、この様に寸法が書かれた石も。
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12角の石ほど有名では無いですが、14角の石もきっちりチェック!!
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急な坂を登ってサン・ブラス教会へ。ここも閉まっていました。
坂の途中にある昼食の有力候補だった「グランハ・ハイジ」も閉まっていました。 -
サン・ブラス教会の隣の広場。広場なら何か食べる場所があるだろう と思いましたが、何も無かった、、、、。
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仕方無いので、アルマス広場に戻り、昨日の「プカラ」で昼食を、と思ったがやはりプカラも閉店。その隣のこの店「Amaru Quechua Lounge」に入りました。
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アルマス広場の一角が見えるテラス席へ
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インカコーラとパン
高山病が脅威なのでビールは自重しました -
スープ。やや、塩っぽかったです。
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ペルーの国民食と言われるロモ・サルタード(Romo Saltado)をやっと食べられました。牛肉の細切り、タマネギ、トマト、フライドポテトなどを炒めたもので、日本人の口にもとても合います。
ランチコース(ドリンク、スープ、メイン)一人16ソル(約500円)。まぁ、観光地価格としてはOKではないでしょうか。 -
イチオシ
Pedazo。オリジナル民芸品のお店。昼食の場所の斜め前にありました。
ここのオーナ(?)は、スズキさんという日本女性。「メーデーは、普段の賃金の3倍を支払わなければならないと決まっているから、大体の店や博物館は営業しないのよ」と、ここで初めて確実なクスコのメーデー事情を得られました。しかも親切にも幾つか気になるスポットへ開閉状況を電話で問い合わせてくれました。いずれも閉館でしたが、お気遣い本当にありがとうございます。スズキさんは「るるぶ」にも記事を書いているそうです。したがい「るるぶ」だったらメーデーの開閉事情も正しく、記述されているのかもしれません。 -
Pedazoでは、このかわいい手書きのクスコ地図を購入。0.5ソル。
本当に気に入ったのだから買ったのですが、色々と親切にしていただいたのに、この様な安いモノだけ買って店を辞してしまった と後ほど嫁はんと後悔しました。 -
イチオシ
観光案内所で閉館と言われた、インカ博物館が開館していました。
一人10ソル(約300円)。ここは、マチュピチュの帰りの列車で出会った日系ガイドのエノキさんお薦めスポットでもあり、開館していたのはラッキーでした。
中庭もある立派な邸宅を博物館として利用し、年代を追ってインカの歴史が展示されています。ミイラや見事なマチュピチュのジオラマもあります。
3月から6月にかけて東京の国立科学博物館で開催されていた「インカ帝国展」では、混雑で列の後ろからやっと見えたミイラですが、ここでは周囲に人もおらずじっくりと拝観できました。また、インカ帝国展で展示されたレプリカの絵の本物なども見ることができて満足です。
マチュピチュを"発見"したハイラム・ビンガムに関して、私は"発見"という表現はアリなのか?と思っていました。だって現地の男の子に案内されてマチュピチュに行ったんですよね?この博物館では、「初めてマチュピチュを訪れた外国人」という表現になっていました。ほとんどの説明がスペイン語表記で残念だったのですが、この件はしっかり英語でも書かれていました。やはりインカの人には"発見"と書かれるのには不満なのでしょうね。インカのプライドを感じました。
中は残念ながら撮影禁止。 -
博物館を見終え、アルマス広場へ。
狭い旧市街を歩き回ると何度もアルマス広場を通ることになります。が、何度来ても赴きがあり素晴らしいです、アルマス広場。 -
太陽の神殿の北側の土地で飼育(放牧?)されているビクーニャを見ることができます。ビクーニャは、リャマやアルパカの親戚らしいですが、詳しいことは良く分かっていないようです。
この場所の情報は、Pedazoのスズキさんに教えていただきました。 -
街中で見かけた面白風景、マチュピクチャー(Machupicture)という写真屋さん。
って、売っているものを見るとコンビニの様です。 -
さて、翌日はリマへ移動ですが、早朝に見納めとアルマス広場にまたまた行きました。ホテルからここまで、高地で息切れがするため初日はゆっくり歩いて15分もかかりましたが、この日は10分で着きました。人間の体の順応性とはすごいものです。まず標高2000mレベルのマチュピチュで体を慣らすという行程も功を奏し、全く高山病に遭うこともなくクスコで過ごすことができました。
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昨日閉まっていたカテドラル(大聖堂)へ。
まだ朝早くて開いていない時間帯ですが、たまにミサなどで入れてしまうことがあるので、ダメもとで、、、、。 -
何と期待通り、早朝ミサをやっており、中に入ることができました。「早起きは三文の徳」を実感。
完成まで100年かかったという凝りようで、中は銀300トンを使った祭壇などがあり一見の価値ありです。
中は残念ながら撮影禁止です。 -
朝は静かなアルマス広場です。
さようならクスコ、リマへ移動です。
2012 GW ペルー旅行12:クスコ→リマ リマ市内観光
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10696664/
に続く。
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