南部アフリカ四国記4 スワジランドでリードダンスを見る:ぐわぐわさんの旅行ブログ
地理の授業中に地図帳を眺めながら、行ってみたいな〜と思っていた国はいくつかありますが、そのうちのひとつがスワジランドです。
アフリカの端っこという位置、特徴的な国旗、王国という政体、情報の少なさ……。興味深い国です。
訪れたところ、偶然、国王の妃を選ぶ儀式「リードダンス」の時期だったので、予定を変更して見ていくことにしました。
間にモザンビークへの小旅行を挟みつつ、一週間ほど滞在することになりました。
▲行程▼
成田→シンガポール→ヨハネスブルク→ネルスプリット→ムババネ→マプート→ロバンバ→ダーバン→ブルームフォンテン→マセル→アピントン→ケープタウン→成田
スワジランドへは、南アのネルスプリットからバスで行きました。
国境に向かう車窓からは、道端で果物や工芸品を売っている露店がいくつか見えました。とてもおいしそうに見えましたが、売れているのでしょうか。
国境までもう少しというところで、バスが故障してしまいました。
周囲はひたすら何もないところで、運転手は携帯で救援を呼び、乗客はバスごと、20分くらい道を戻ったところにあるガソリンスタンドに連れて行かれました。
最初にバスが故障してからガソリンスタンドに代わりの車が到着するまで、全部で5時間ほど。待ち時間の規模がアフリカ的でした。
すっかり日も暮れてから、代わりのバスでようやく国境に着きました。
意外にキレイなイミグレーションです。
個人的に、陸路で国境を越えるのは初めてだったので、なんかワクワクしていました。
ネルスプリットを14時に出て、宿に着いたのは22時過ぎでした。
ぐったりだったのでこの日はすぐ寝ましたが、宿にはヨーロッパ系の若者がたくさんいて、深夜まで騒がしかったです。
首都ムババネの中心部です。南アの田舎町という感じでしたが、近代的なショッピングセンターもあり、一通りのモノはそろいます。
夜は寒かったですが、昼間は汗ばむくらいになりました。
当初、スワジランドには数日間の滞在予定でしたが、ムババネのバックパッカーズの兄ちゃんからリードダンスの存在を聞いたので、モザンビークにちょっと出かけた後、またスワジランドに戻ってきました。
リードダンスの会場は、ムババネからミニバスでしばらく行ったところにあります。ダンスは午後からですが、会場に着くと、午前中にもかかわらず既に多くの人で賑わってました。
会場は軍の敷地なのか、入り口には護衛の軍人がいました。
女性はスカートでないと入場できないそうで、ジーンズで来ていた女性は止められていました。
でも、露店で売ってる布を買って、それを巻いてスカートっぽく見せればOKでした。
ダンスが始まりました。
あざやかな衣装を着た女性たちが、歌い、踊りながら400メートルトラックくらいの会場をぐるぐる回ります。
この日踊っていた女性の総数は5,000人とも10,000人とも聞きました。人口が百万人くらいの国ですから、けっこうな規模です。
最近は、こういう古い慣習を嫌って、リードダンスに行かない女性が徐々に増えているそうです。
後日泊まったバックパッカーズのお手伝いさんは、王国の大事な伝統なのだから、そういうイベントに出ないなんてけしからん!と言っていました。
もちろん、そのお手伝いさんは、かつてリードダンスで何度も踊ったそうです。
ガイド役として来てくれたバックパッカー宿の兄ちゃんによると、彼らはみな国王と血縁関係にある男たちで、この人たちが、踊る女性の中から何人かを候補として選抜するんだそうです。
つまり、今日は「予選」です。
二日後、ようやくバスが来ました。
ダーバンに向かうため、スワジランド南東部にある国境を目指します。
アフリカの小さな国の、さらに田舎の道から眺める景色は、「世界の片隅」感が満点で、最高の風景でした。
(つづく)
スワジランド 旅行記ランキング参加中!!
この旅行記は現在 -位(-票)です。
現在、コメントの書き込みがありません。
現在、トラックバックはありません。