炎暑のトスカーナ(3)サン・ジミニャーノ:Giraudさんの旅行ブログ
真夏のイタリア、トスカーナ地方の旅。
2日目の前半はサン・ジミニャーノ。
中世の塔が林立して残っていることで有名な街。
訪問時にはたくさんの塔をぽかんと眺めていただけでしたが、帰国してから興味を持ってすべての塔の名前を調べてみました。
イタリア語版ウィキペディアによると、サン・ジミニャーノの現存する塔は以下の14本。
参事会教会の鐘楼 Campanile della Collegiata
ベッチの塔 Torre dei Becci
クニャネージの塔 Torre dei Cugnanesi
ディアヴォロの塔Torre del Diavolo
アルディンゲッリの双塔 Torri degli Ardinghelli
ロニョーザの塔 Torre Rognosa
グロッサの塔 Torre Grossa
キージの塔 Torre Chigi
サルヴィッチの双塔 Torri dei Salvucci
ペッラ−リ宮の塔 Torre di palazzo Pellari
ペショリーニの塔の家 Casa-torre Pesciolini
ペッティーニの塔 Torre Pettini
フィチェレッリの塔 Torre Ficherelli
カンパテッリの塔Torre Campatelli
教会の鐘楼を塔に含めるのか、双塔を1本とカウントするか2本とするかでも、数は変わるようです。
Googleの画像検索を使って、ほとんどの塔は名前を特定することができました。
フィレンツェのSITA社のバス・ターミナル。
9:40発のシエナ行きのバスに乗ります。
電光掲示板があるので言葉がわからなくても迷いません。
帰路のチケットも買いました。
クレジット・カードも利用可。
チステルナ(貯水槽)広場中央の井戸。
丘の上の街なので、ここに雨水を貯めていたそうです。
この時間は市場が開いていて、広場はテントが占領。
背景には広場に面してアルディンゲッリの双塔。
その後ろにそびえるのはグロッサの塔。
グロッサの塔(大塔)。
その名の通り、高さ54mはサン・ジミニャーノで第1位。
ダンテが街を訪れた西暦1300年8月に建築開始。
1311年に完成。
上に登ることができます。
ロニョーザ(厄介者)の塔。
ポデスタ(行政官)宮殿の上に立ち、監獄として使われたのが名前の由来らしい。
頂上の鐘は、敵襲などを知らせるためのもの。
西暦1200年頃の建築。
高さ52mはサン・ジミニャーノで第2位です。
1255年の法律で、このロニョーザの塔より高い塔の建設は禁じられましたが、あまり守られなかったようです。
グロッサの塔からの眺望。
左:ペショリーニの塔の家
右:サルヴィッチの双塔
サルヴィッチ家は高利貸しで、教皇派の有力市民。
法律を破り、ロニョーザの塔より高い双塔を建てて権勢を誇りましたが、のちに高さが削られました。
グロッサの塔から見下ろすチステルナ広場。
市場のテントに埋め尽くされています。
広場を囲む塔は、
上:ディアヴォロの塔
右:ベッチの塔
下:アルディンゲッリの双塔
アルディンゲッリ家はサルヴィッチ家の宿敵で皇帝派。
この双塔も、かつては法律に違反してロニョーザの塔よりも高かったのですが、のちに削られました。
城塞からの眺望。
同時に10本の塔(8本+双塔)が見れます。
左から、
サルヴィッチの双塔
ロニョーザの塔
参事会教会の鐘楼
ディアヴォロの塔
グロッサの塔
ベッチの塔
ペッラーリ宮の塔
クニャネージの塔
カンパテッリの塔
市場がたたまれたチステルナ広場。
井戸の背後はディアヴォロ(悪魔)の塔。
持主が旅から帰ってきたら、なぜか塔の高さが増していたのを、悪魔の仕業だと恐れたのが名前の由来だとか。
昔は頂上に櫓があり、今も支えた跡が残っています。
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