エクシブ京都八瀬離宮（レストラン編）

2008/05/12 - 2008/05/14

エクシブ京都八瀬離宮には４つのレストランがある。日本料理「京都華暦」、中国料理「翆陽」、イタリア料理「トラットリア・ジョバーノ」「リストランテ・マトｳーロ」。今回、私は１人旅なので、１人で豪華なディナーを食べる気がしない。よって、朝食１回、昼食２回をレストランで食べ、それぞれ３つのレストランの違いを楽しんできた。

私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/

エリア 八瀬・大原・貴船・鞍馬(京都)

5月12日（月）チェックインしてすぐに、中国レストラン「翆陽」にランチを食べに行く。店内（写真）は黒を基調とした重厚な雰囲気があり、ゴールドが光る。

平日の午後１時半頃なので、お客は少なく自由に写真が撮れる。壁側に個室が並んでいる。

大きなガラス窓の外には竹が等間隔に植えられており、窓側の席（写真）に着く。

ランチのコースメニューの中から「楊貴妃」（2625円：税込、サ別）を注文する。これが一番安いランチのコースメニューである。写真：飾り器

飾り器を取り去ると、ガラスに入った芸術的台座（？）が現れる。食べる前から見て楽しませてくれる。

竹のお膳に前菜やスープなどを並べた飲茶セット(写真）がはじめに出てきた。

しばらくすると、揚げ物２種（写真）が出てきた。何れも少量多品種で、「京会席風」中国料理である。

メインは３種類からの選択で「焼きそば」（写真）を選んだ。これも量は多くない。

最後にデザート（写真）とお茶。これは飲茶セットにはじめからあったものであるが、最後に味わってみた。全品とも繊細でおいしかったのであるが、値段の割にはボリューム不足と感じた。

翌日の朝、7:30に日本料理レストラン「京都華暦」に朝食を食べに行く。写真：「きららばし」から見たエクシブ京都全景

きららばしを渡るとレストラン「京都華暦」（写真）がある。

外観は京風料亭であるが、一歩、店内に入ると斬新なデザインに驚かされる。ガラスで仕切られた竹の庭園（写真）越しにレストランのテーブル席が見える。

テーブル席の周りは床から天井まで全面ガラス張り（写真）になっており、非常に開放感がある。

写真の席を１人で独占し、ゆっくり朝の庭園を観賞する。この庭はエクシブ京都の３番目の庭「草の庭」である。

朝食は１種類のみで「和朝食膳」（2100円、税込・サ別）最初にウエイターが「美山の天然水」と「手造豆腐」を出してくれる。

次に、見た目にも美しい朝食膳（写真）が運ばれ、ゆっくり味わう。何れの品も美味しいが、一口サイズなので、結局ご飯でお腹を膨らます。

途中、四万十のトマト（写真）がサービスされる。大きな岩塩をすり下ろし、半分に切ったトマトに降りかける。

朝一番で朝食に来たので、店内はまだすいている。ゆっくり時間をかけて朝食を味わい、「草の庭」（写真）を鑑賞する。

朝食後は店内をぐるっと一周してみた。写真の「枯山水」を取り囲むように多数の個室がある。

写真の竹の庭の前は「鉄板焼きコーナー」になっている。

店内のトイレに入ってみたら、これまた斬新な洗面台（写真）に、ついカメラを向ける。トイレで用をすませ、レストランを出る。

最終日、チェックアウトしてからイタリアレストランへランチを食べに行く。写真：イタリアレストランの前の廊下

イタリア料理レストラン「ジョバーノ」（写真）に入る。このレストランは朝食からはじまって、昼食、夕食、そして、夜食（21:00〜23:00）までフル回転である。

「行の庭」に面しているので眺めがいい。

ランチのコースメニューは２種類あり、安い方の「ヴィラッジオ」（2625円、税込・サ別）を注文する。窓が大きく店内は非常に明るい。

本日の前菜（写真）。カボチャのスープをグラスの底に入れ、その上に水菜、魚の揚げ物をのせている。

タコ、ヤリイカ、赤万願寺にインゲン和えパスタ（写真）。赤い大きな皿に驚く。

２種類のパンとオリーブオイル。フランスパンとバターに慣れた私としては、どうも、このイタリアのパンとオリーブは馴染めない。

メインは肉か魚の選択で、私は魚料理「天然スズキのソテー」（写真）を注文した。

このレストランにはオープンキッチン（写真）があり、シェッフ達が忙しそうに料理を作っているのが見える。

「ジョバーノ」の一番のポイントは、「行の庭」へせり出したオープンテラスのテーブル席（写真）であろう。

ウエイターに「デザート（写真）とコーヒーはテラス席でお願いします」と申し出て、行の庭に出る。

５月中旬の平日の午後、お客は少なく実に静か。コーヒーのお代わりをもらい、出発時間（午後２時のシャトルバス）までテラス席（写真）でゆっくりする。このようにして、私のエクシブ京都八瀬離宮滞在は終了した。