秋雨のエクシブ蓼科

2007/09/30 - 2007/10/01

エクシブ蓼科は私のお気に入りのホテル、たった１泊であるが妻と２人でのんびりしてきた。しかし、滞在中秋雨の降る寒いエクシブ蓼科だった。夏の暑さが信じられない…。
写真：エクシブ蓼科「虹の教会」とラウンジ「ドルチェ」テラス席

私の公式ページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。

http://www.e-funahashi.jp/

エリア 白樺湖・蓼科・車山(長野)

雨の降る薄暗い雰囲気のエクシブ蓼科玄関（写真）
秋晴れのさわやかな蓼科を期待したのであるが、天気ばかりはどうしようもない。

車で玄関に到着すると若いスタッフがすぐに荷物を部屋まで運んでくれる。エクシブ蓼科ロビー（写真）

重厚な入り口の扉をくぐると左側に一般のレセプション（写真）がある。

右側にはエクシブオーナー専用のレセプション（写真）があり、椅子に腰掛けてウエルカムドリンクをサービスしてもらいながらチェックインできる。

私はオーナー専用レセプションに座ってみたくて（その他の理由もあり）エクシブオーナーになったのであるが、実際に座ってみると、別にどうってことはない。写真：エクシブ蓼科ロビー

今日の部屋はフロントから近い１号館の1214号室。Ｂタイプの和洋室でエクシブ蓼科の中では一番狭い（安い）部屋である。写真：ツインベッド

それでも、６畳の和室（写真）とツインベッドを合わせると約45?の広さがある。ルームチャージ代は税込み10500円。

エクシブ蓼科の宿泊棟は全て２階建てになっており、広い森の中にホテル全体が隠れるように設計されている。２階の客室は天井が高く開放感がある。
写真：デスク周り

客室の大きな窓を開けるとちょうどいい広さのテラスに出る。
写真：ソファー周辺

このテラスに出ると蓼科の森は目の前である。鳥の鳴き声がすぐそばから聞こえてくる。
写真：テラスからの眺め

早めにチェックインして、さっそくラウンジ「ドルチェ」（写真）に行く。

気分がいいので、ついケーキを注文してしまう。
写真：ケーキセレクション
（この中から選ぶ。全部注文したわけではない。）

私の注文したケーキとアップルティー（写真）。オーナーはソフトドリンク無料というサービスがあり、滞在中何度もラウンジを訪れる。

ラウンジで新聞・雑誌を読んだり、妻ととりとめのない話をしたりして優雅な一時を過ごす。写真：ラウンジ「ドルチェ」の喫煙席。全席禁煙にしてもらいたいものである。

晴れていたら、ラウンジから続く広いテラス席（写真）でティータイムをとるつもりであったが、寒くてできない。今年の夏の暑さが信じられない。

写真：ラウンジ「ドルチェ」バーコーナー

グルメの前にはダイエットしなければならない。ティータイムの後はクアランド（写真）に行く。

写真：クアランド内ジャグジー。屋内でもそれ程暖かくない。室内温度計を見たら27度だった。

エクシブ蓼科の施設の中で、私が一番気に入っているのが屋外温水プール（写真）である。このプールに入るためにエクシブ蓼科に泊まりに行くといっても過言ではない。

リゾートホテルのプールにしては結構広い。長さ20m、幅10m程ある。歩いたり泳いだりして何回も往復すればダイエット効果あり。

プールサイドも広くとってあり、シーズンになるとパラソルが開き一気にリゾート気分が盛り上がる。しかし、今日は雨に濡れて、誰もいない。

広々としたプール（写真）。秋雨が降り続いていて外はかなり寒い。

屋外プールで泳いでいると体が冷えてくる。プールから上がったら室内のジャグジーか隣接する「からまつの湯（写真）」に直行である。

プールで泳いだ後の露天風呂（写真）は最高である。雨が降っていても平気で露天風呂につかる。

でも、さすがに秋雨は冷たい。屋根付き露天風呂（写真）に移動する。

湯上がりの「リラクゼーションルーム（写真）」もなかなかいい。長椅子に寝そべって火照った体を休める。

ドレッシングルーム（写真）ここで完璧に男を仕上げる？そして、次なる楽しみはディナーである。

今夜のディナーはイタリアンレストラン「ルッチコーレ（写真）」。

一番お値打ちなコース料理「ソーレ」を注文する。
写真：ルッチコーレ店内

写真：ルッチコーレ店内
ピザを焼くかまの火が赤々と燃えている。手前にはアルコール類やソフトドリンクがずらと並んでいる。

写真：アミューズ、食前のお楽しみ

写真：前菜、秋茄子のマリネに生ハム・スモークサーモン添え、ツナのソース、温泉玉子添え
非常にうまい。結構量もあり、満足。

写真：焼きたてのフォッカッチョ
表面がぱりぱりとして香ばしく、何もつけなくてもうまい。お代わりをもらい、オリーブオイルやメイン料理のソースをつけて食べる。これも美味。

写真：パスタ、イカ・ベーコン・茸のスープのリングイーネ
ごく普通の味。リングイーネとは断面が四角いパスタの種類とのこと、ウエイターに聞いてみて知った。

写真：肉料理、信州ポークバラ肉のバルサミコ煮込み
酢とバラ肉が適度に混ざり合って結構うまい。

写真：デザート、八ヶ岳ミルクのジェラート、グラスデザート（４種類より１つ選択）

写真：コーヒー、紅茶
以上でコース料理「ソーレ」は終了。値段は3675円（税込、サービス料別）
　

夕食後はラウンジ「ドルチェ」で生演奏を楽しむ。お客は少なく、静かなラウンジに美しいピアノと女性ボーカルの歌声が響きわたる。
写真：１号館２階廊下

翌朝も雨。ラウンジ「ドルチェ」でコンチネンタルの朝食（写真,840円、税込・サ別）をとる。

その後、チェックアウト（12時）まで、部屋でひたすらのんびりする。読書したり、朝寝したり。至福のまどろみの時間である。
写真：中国料理レストラン「翠陽」

朝食はコンチネンタルで軽く済ませているので、お昼頃になると自然にお腹が減ってくる。
写真：中国料理レストラン「翠陽」テラス席（シーズンオフのためテーブル席はなくなっている）

月曜のランチタイムのためか、お客は私達だけだった。写真：中国料理レストラン「翠陽」店内

海鮮汁そば（写真）を注文する。

チャーハン（写真）を注文する。
両方とも結構な量があり、２人で分けて食べるとこれだけで十分な昼食になる。正確な値段は忘れてしまったが、２品で税・サービス含めて3000円ちょっと払った気がする。

昼食後は再びラウンジ「ドルチェ」でコーヒータイムをとり、午後２時頃から、再度クアランドに行く。屋外プールで泳ぎ、からまつの湯につかる。エクシブを出たのは午後４時過ぎである。
写真：チャペル「虹の教会」

この旅行記へのコメント （7）

• ベスママさん 2007/11/13 22:19:20

  エクシブ蓼科に行ってきました

  今晩は、ベスママです。
  蓼科に行ってきました。
  行ってからもう１度見せていただいて
  「なるほど、虹の教会の上にドルチェの庭があったのネ、その木に青い電飾がしてあったんだ・・・」なんて納得しました。
  最初は部屋が２号館だった為、あとから一人で遅れてきた人が部屋にたどりつけない不思議な迷路だったり、おみやげを売ってるショップに行けなかったり、エスカレーターを２台乗らなければお風呂に行けないのが大変でしたが、慣れたら３度もお風呂に入って肌がすべすべになりました。
  朝食のバイキングも琵琶湖エクシブより種類が多くて全部は食べられませんでしたが、大勢でワイワイ楽しく食べました。
  夏に蓼科方面に行く事が多かったので、初めての蓼科の秋を体験してきました、とても落葉松の黄葉がきれいでした。

  funasanさん からの返信 2007/11/14 09:57:29

  RE: エクシブ蓼科に行ってきました

  お帰りなさい。
  
  早速、ベスママさんの旅行記「晩秋の蓼科エクシブ」を拝見しました。
  誰でも最初はエクシブ蓼科の「迷路」にとまどいますね。
  でも、それが、逆に楽しいです。色々探検できて…。
  
  それにしても、夕食は豪華絢爛の日本料理ですね。私は美食家ではないのでエクシブに泊まっても、いつも簡素な食事で済ませています。
  また、夫婦４組で旅行に行くというのも素晴らしいですね。
  
  ところで、ベスママさんはエクシブ鳥羽に行かれたことはありますか？
  エクシブ鳥羽の温泉「テルメゾン」に入ると肌がすべすべになり
  10才若返ったような気になります。（錯覚？）
  
  エクシブ鳥羽の本館、アネックス共に空室の日が多く、平日ならほぼ確実に予約が取れます。熟年夫婦が大勢で宿泊すれば、エクシブ鳥羽も喜びます。
  是非、挑戦してみてください。
  
  
  
  
  

  ベスママさん からの返信 2007/11/14 23:10:58

  RE: エクシブ蓼科に行ってきました

  今晩は、ベスママです。
  我が家からは１番近いのは鳥羽なんです。
  是非とも今度は鳥羽に行って見たいですね。
  全員で１０才若返ってきます！

• ベスママさん 2007/10/19 09:03:35

  エクシブ蓼科

  おはようございます、ベスママです。
  
  １１月９日・１０日にエクシブ蓼科に初めて行く予定なので、何度も無断で訪問しました、ごめんなさい。
  晩秋の蓼科は寒そうですが、５組の夫婦で行く予定なので・・たぶん、暑苦しい？かも・・・
  前回は浜名湖エクシブに行って、今度は蓼科に！
  と楽しんでいます。
  funasanの旅行記、大変参考になりました。

  funasanさん からの返信 2007/10/19 11:12:49

  RE: エクシブ蓼科

  ベスママさんへ。
  
  何度も私のページを訪問してくてありがとうございます。エクシブ蓼科は私の大好きなリゾートホテルでよく行きます。エクシブ蓼科に車で行かれるなら、エントランスからホテル玄関までの長い坂道を、超スローペースでまわりの風景を味わいながらがゆっくり通ってみてください。ヨーロッパの貴族の館に招待されたみたいな高貴な雰囲気が味わえます。エクシブ浜名湖の「白亜のお城」とは全く違った雰囲気です。また、エクシブ蓼科の館内の施設だけではなく、敷地内の庭や森をくまなく散歩（特に朝、夕）するといいと思います。「からまつの黄葉」も見頃で、晴れれば素晴らしいエクシブ蓼科になると思います。書きながら、私も行きたくなりました。
  
  個人的なことで恐縮ですが、来週の土曜日（１０月２７日）の朝日新聞・全国版別紙（be on Saturday）に私の名前（本名：舟橋栄二）がちょっとだけ出ます。「なるほどなっ得」というコーナーで「クルーズ最新事情」に登場します。豪華な海外クルーズ（カリブ海、地中海）が格安で実現できることが書かれています。よかったら読んでみて下さい。
  
  では、また。

  ベスママさん からの返信 2007/10/19 21:15:01

  RE: エクシブ蓼科

  今晩は、ベスママです。
  晩秋の蓼科が目に浮かびますネ。
  からまつの黄葉が見られるとうれしいです。
  岐阜のせせらぎ街道のからまつの黄葉もちょうど１１月初旬ですから蓼科も同じ頃だと良いですが・・・・
  
  海外クルーズまではまだ、行った事がありませんが・・・
  韓流を卒業したら？１度は行ってみたいですネ。
  まだまだ、韓国どまりです。
  朝日新聞、見せていただきますネ。
  

  funasanさん からの返信 2007/10/20 14:29:52

  RE: エクシブ蓼科

  こんにちは。
  
  ゆっくりベスママさんのページを拝見しましたが、
  ベスママさんはかなり「韓流」がお好きなようですね。
  私の妻も韓国ドラマの大ファンで時々（強制的に）つきあわされます。
  「春のワルツ」はよかったですね。
  若きピアニストの繊細な心の動きが見事に表現されていました。
  ユン・ソクホ監督の映像美と音楽は実に素晴らしいです。
  でも、私の一押しは「ソン・イエジン」の「ラブストーリー」です。
  
  旅行とは関係ない話になりましたが、
  エクシブ蓼科、楽しんできてください。
  
  韓国女優に（少しだけ）興味がある日本の中年男性からでした。