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四国生まれの自分は高校生でユースを知って、その楽しさにすっかりはまり九州、東北、関東、関西、東海、北海道(渡島半島のみ)など泊り旅をしてきました。<br /><br />愛知県の大学に進学するとユースホステル部に入部し、日本47都道府県制覇そして海外ホステリング! そう考えていたら愛知岐阜三重の大学のユース部はその活動の半分がキャンプやオリエンテーリングでした。<br /><br />そんな旅をあまりしないユース部なんて一年でやめてやる(体育会系で一年は下っぱで簡単にやめられない雰囲気でした)、そんなふうに思っていたのが一年経つと逆にそちらに嵌ってしまいました。<br /><br />北海道にはユース部の青森十和田湖合宿の際に勢いで美国ユース(ここも『愛とロマンの8時間コース』がありました)その他に泊ることができました。<br />しかし高校時代から三大○○○○ユースと呼ばれていた桃岩ユースは場所も遠く泊ることはおろか、道北までさえも行くこと自体ができませんでした。<br /><br /><br />その積年の夢がやっと叶いました。

桃岩荘ユースホステル

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2010/07/08 - 2010/07/09

337位(同エリア532件中)

2

27

たかぎ

たかぎさん

四国生まれの自分は高校生でユースを知って、その楽しさにすっかりはまり九州、東北、関東、関西、東海、北海道(渡島半島のみ)など泊り旅をしてきました。

愛知県の大学に進学するとユースホステル部に入部し、日本47都道府県制覇そして海外ホステリング! そう考えていたら愛知岐阜三重の大学のユース部はその活動の半分がキャンプやオリエンテーリングでした。

そんな旅をあまりしないユース部なんて一年でやめてやる(体育会系で一年は下っぱで簡単にやめられない雰囲気でした)、そんなふうに思っていたのが一年経つと逆にそちらに嵌ってしまいました。

北海道にはユース部の青森十和田湖合宿の際に勢いで美国ユース(ここも『愛とロマンの8時間コース』がありました)その他に泊ることができました。
しかし高校時代から三大○○○○ユースと呼ばれていた桃岩ユースは場所も遠く泊ることはおろか、道北までさえも行くこと自体ができませんでした。


その積年の夢がやっと叶いました。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 稚内港からこのフェリーで出発。<br /><br />車を置いておくのは有料駐車場もありますが、徒歩数分の所に無料で停められる場所(100台程度)があります。

    稚内港からこのフェリーで出発。

    車を置いておくのは有料駐車場もありますが、徒歩数分の所に無料で停められる場所(100台程度)があります。

  • 新型のフェリーなのでけっこう早い!

    新型のフェリーなのでけっこう早い!

  • フェリー船内の様子、二等室内。<br /><br />行きはこちらを利用しました。

    フェリー船内の様子、二等室内。

    行きはこちらを利用しました。

  • フェリー船内の様子、一等室内。<br /><br />帰りはこちらを利用しました。

    フェリー船内の様子、一等室内。

    帰りはこちらを利用しました。

  • フェリーには売店や自販機コーナーも設置されています。

    フェリーには売店や自販機コーナーも設置されています。

  • 礼文島の香深港に到着間近。<br /><br />ユースのヘルパーさん達が出迎え歓迎の儀式をやってくれてます。

    礼文島の香深港に到着間近。

    ユースのヘルパーさん達が出迎え歓迎の儀式をやってくれてます。

  • ヘルパーさん出迎え。<br /><br />礼文の7月はまだまだ寒い。

    ヘルパーさん出迎え。

    礼文の7月はまだまだ寒い。

  • 人と荷物の運搬用トラックの形をしたタイムマシンです。<br /><br />ウィキペディア桃岩ユース紹介<br />http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%83%E5%B2%A9%E8%8D%98%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%9B%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB

    人と荷物の運搬用トラックの形をしたタイムマシンです。

    ウィキペディア桃岩ユース紹介
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%83%E5%B2%A9%E8%8D%98%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%9B%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB

  • 桃岩荘建物。<br /><br />もとは鰊の番屋だったものを改造したそうです。

    桃岩荘建物。

    もとは鰊の番屋だったものを改造したそうです。

  • 建物すぐ後ろには桃岩の峨々とした山並みが迫ってくるようです。

    建物すぐ後ろには桃岩の峨々とした山並みが迫ってくるようです。

  • 桃岩荘ユース建物内部。<br /><br />中央がでかい吹き抜け、それをぐるりと二階部分が取り囲んでいて(画像上半分)、そこが一人ひとり区分されたスペースになっていて、ユースにしてはプライベート空間が確保されています。<br /><br />

    桃岩荘ユース建物内部。

    中央がでかい吹き抜け、それをぐるりと二階部分が取り囲んでいて(画像上半分)、そこが一人ひとり区分されたスペースになっていて、ユースにしてはプライベート空間が確保されています。

  • 各スペースごとに照明とコンセントがあるので携帯やデジカメの充電もばっちり。<br /><br />男女も別のスペースに区分されているので安心です。<br />

    各スペースごとに照明とコンセントがあるので携帯やデジカメの充電もばっちり。

    男女も別のスペースに区分されているので安心です。

  • 上部には太い、そして年季を感じさせる梁。天井板はありません。

    上部には太い、そして年季を感じさせる梁。天井板はありません。

  • ユース恒例の夜のミーティングが始まりました。<br />強制参加ではありません。<br /><br />本日の参加者は東北からの修学旅行の私立高校生、1人から数人で宿泊の若者、そして往年のユース世代。

    ユース恒例の夜のミーティングが始まりました。
    強制参加ではありません。

    本日の参加者は東北からの修学旅行の私立高校生、1人から数人で宿泊の若者、そして往年のユース世代。

  • 唄って踊って笑って。<br /><br />あの頃のユースがここにはまだ健在です!

    唄って踊って笑って。

    あの頃のユースがここにはまだ健在です!

  • 踊らなくても、芸に参加しなくても自然に手拍子が出て唄ってしまいます。<br /><br />唄われる歌はやはりあの頃のユースの歌です。<br />岬めぐり、落陽、遠い世界に、旅の終わり、そんなユースで流行り歌い継がれた曲。

    踊らなくても、芸に参加しなくても自然に手拍子が出て唄ってしまいます。

    唄われる歌はやはりあの頃のユースの歌です。
    岬めぐり、落陽、遠い世界に、旅の終わり、そんなユースで流行り歌い継がれた曲。

  • 翌朝です。<br /><br />ユースは早寝早起き、そして掃除もあるし食事もセルフサービス。<br /><br />

    翌朝です。

    ユースは早寝早起き、そして掃除もあるし食事もセルフサービス。

  • 自分もこの食堂の雑巾がけを行いました。<br /><br />掃除は確か朝の6時台に始まりました。

    自分もこの食堂の雑巾がけを行いました。

    掃除は確か朝の6時台に始まりました。

  • 一階の吹き抜け大広間には画像のようにフェリーの出航時間が張られています。<br /><br />当日礼文を出る人は、その張り紙の前に自分の大きな荷物を置くと港までトラック、もとえタイムマシンで運搬してくれます。

    一階の吹き抜け大広間には画像のようにフェリーの出航時間が張られています。

    当日礼文を出る人は、その張り紙の前に自分の大きな荷物を置くと港までトラック、もとえタイムマシンで運搬してくれます。

  • 出発です。<br /><br />ユースでは到着した際は始めての場所でも「ただいま」、と言って入り、出発では「行ってきます」がお別れの言葉です。<br /><br />ユース出発の動画です ↓<br />http://www.youtube.com/watch?v=p26p5CV8Exg

    出発です。

    ユースでは到着した際は始めての場所でも「ただいま」、と言って入り、出発では「行ってきます」がお別れの言葉です。

    ユース出発の動画です ↓
    http://www.youtube.com/watch?v=p26p5CV8Exg

  • 最北のユース近くでは7月は遅い春の終わり。<br /><br />そして短い夏が束の間やってきてユースも賑わうようです。<br />

    最北のユース近くでは7月は遅い春の終わり。

    そして短い夏が束の間やってきてユースも賑わうようです。

  • 帰り道はトラック、もとえタイムマシンではなく歩きで港へ向います。<br /><br />約4キロの軽いトレッキングコースとなっていて、礼文の自然を楽しみながらのんびり一時間くらいの道のりです。

    帰り道はトラック、もとえタイムマシンではなく歩きで港へ向います。

    約4キロの軽いトレッキングコースとなっていて、礼文の自然を楽しみながらのんびり一時間くらいの道のりです。

  • 中央に小さく桃岩ユースが写ります。<br /><br />北にあるためか高い木は生えていません。

    中央に小さく桃岩ユースが写ります。

    北にあるためか高い木は生えていません。

  • こんな林間コースが帰り道です。<br /><br />疲れるようなコースではなく、大自然の中の心地いいお散歩、そんな感じです。

    こんな林間コースが帰り道です。

    疲れるようなコースではなく、大自然の中の心地いいお散歩、そんな感じです。

  • 悲しいかな花の知識がないので何の花かわかりません。<br /><br />礼文は花の島とも呼ばれ本州の高山植物が多数見られるとの事です。

    悲しいかな花の知識がないので何の花かわかりません。

    礼文は花の島とも呼ばれ本州の高山植物が多数見られるとの事です。

  • 香深港に到着。<br /><br />ヘルパーさん達と別れと再会を願っての握手をしてフェリーに乗り込みます。

    香深港に到着。

    ヘルパーさん達と別れと再会を願っての握手をしてフェリーに乗り込みます。

  • 桃岩ユース名物の香深港でのお見送り。<br /><br />この動画を見て頂くのがいちばん<br />http://www.youtube.com/watch?v=qwHkOlozOEg<br /><br /><br />昭和の若者が旅を楽しんだ、あるいは泊ること自体を楽しんでいたユースホステル。<br />残念ながら今ではすっかり下火になり、ユースの数も泊る人も大学のユース部も僅かとなってしまいました。<br /><br />しかし、ここ礼文の桃岩ユースには絶好調のあの頃が確かに残っていました。<br />それを知っている世代、そして何かに触発されて泊りに来る新しい世代、いつかまたユース繁栄の時代が来たら嬉しいな。<br /><br />最後までご覧頂いてありがとうございました。

    桃岩ユース名物の香深港でのお見送り。

    この動画を見て頂くのがいちばん
    http://www.youtube.com/watch?v=qwHkOlozOEg


    昭和の若者が旅を楽しんだ、あるいは泊ること自体を楽しんでいたユースホステル。
    残念ながら今ではすっかり下火になり、ユースの数も泊る人も大学のユース部も僅かとなってしまいました。

    しかし、ここ礼文の桃岩ユースには絶好調のあの頃が確かに残っていました。
    それを知っている世代、そして何かに触発されて泊りに来る新しい世代、いつかまたユース繁栄の時代が来たら嬉しいな。

    最後までご覧頂いてありがとうございました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • massiさん 2012/01/22 17:22:59
    桃岩荘!!
    始めまして。
    いきなりですみませんが、ご訪問された方の旅行記を拝見させていただいていて、久々にその名を見かけて懐かしく思わず書き込みました。
    私も20年近く前、北海道を一人旅することが好きで、特に桃岩荘にはまり、毎年のように訪れていました。おかげで旅行はかならず道北を入れるので、かなり偏った旅行になってしまっていましたが(苦笑)。
    少し前の旅行記のようですが、船も新しくなり、港湾にも大きなビルが建ち礼文島も変わったようですが、桃岩荘は変わりませんね〜。あの木造の段ベットに寝たのも良い思い出です。
    最近すっかり贅沢旅行が身についてしまいましたので、なかなかそうは行きませんが、またこんな旅もしてみたいと思う今日この頃です。

    自分の話ばかりになって申し訳ありませんでしたが、海外にもあちらこちらに行かれているようで、色々旅行記を拝見させていただいています。色々とご参考にさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

    たかぎ

    たかぎさん からの返信 2012/01/25 17:42:49
    RE: 桃岩荘!!

    どうもこんにちは

    桃岩荘はユースと旅が好きな自分にとって長年の夢でした
    道北のしかもあの離れた島でなく、本州のどこかだったら同じ内容でもここまで皆の憧れや人気にならなかったのかも知れませんね

    自分が泊まった際にも往年のホステラーが多く来てました
    今のペアレントさんと話をする機会があったのですが、何度かテレビで取り上げられて『自分探しの旅』をする若者も多いそうです

    今後ともよろしくお願いします

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