古代蓮公園　夏

2008/07/08 - 2008/07/08

５月の連休に車で一般道を走っていた時「古代蓮の里」という看板に誘われ、ちょっと立ち寄ってみました。ここは蓮田の中が歩けるようになっており、これは是非満開時には来なくてはと思い念願をかなえました。東京の本郷で生まれ育った私にとっては上野の不忍池の蓮は子供の頃からなじんでいますが、今ひとつ見事だと感じなかったのです。それは不忍池には地下水が流入していて葉の茂りが目立ち、花が葉に隠れやすい上、しかも池の淵から遠めに観賞していたせいのようです。でもここは間近に花が眺められ香りも楽しめます。インド香の独特の香りは蓮華の匂いから採ったように思いました。とても満足のいく花見でした。
♪ひ〜らいた　ひ〜らいた　何の花が開いた　レンゲの花がひ〜らいた　開いたと思ったらいつの間にか　つ〜ぼんだ♪
この歌はレンゲ草の花ではなくこの蓮華の花だそうです。

エリア 行田・羽生・加須(埼玉)

埼玉県行田市を目指して…

まだ午前６時３０分なのにすでに駐車場は一杯になっていました。

撮影の準備をしている人達が大勢います。
場内ではまだ午前７時前なのに「三脚での撮影は邪魔にならないようお気をつけ下さい」のアナウンスがたびたび流されていました。

５月４日の蓮田の様子

７月８日にはこんなに見事に…

勿論「ポン」という開花音はしません。

この位の開き具合が一番強く香りを感じました。

古代ハスは、開花・閉じるを3回くり返し、4回目の開花後、花弁を閉じることもなく、散ってしまうそうです。

大賀ハス（古代蓮）とは、昭和２６年、千葉市の東京大学農学部検見川厚生農場で、ハス博士といわれた故「大賀一郎」博士が、縄文時代に咲いていた古代ハスの種３粒を発見し、そのうちの一粒の開花に成功したものです。

大賀ハスは「世界最古の花」として、海外でも知られているそうです。

古代蓮の他、世界の蓮園として案内板と４０種類、約２万株の花が見られます。

一番人気としてポストカードにもなっている
剣舞蓮

一天四海

ミセス・ローカム

紅万々

酔妃蓮

嘉祥蓮

碧台蓮
等々の蓮が沢山咲いており、それはそれは見事でした。