新婚旅行６日目

2002/05/25 - 2002/05/25

今日はいよいよ今回のメインの目的である、Ｆ１モナコＧＰの観戦です。

エリア モンテカルロ(モナコ)

今日はいよいよ今回の旅行のメインの目的であるＦ１モナコＧＰの観戦です。泊まっているホテルからは高速道路を使い、モナコまで約１時間です。高速道路を降りてしばらくすると、モナコの街が見えてきました。この時にバスの中ではウォーという歓声が上がりました。

何処がフランスとモナコの国境なのか分からないまま、バスはモナコの街へと入っていきました。駐車場でバスを降りると、添乗員さんの先導で観戦席の方へ向かいました。駐車場周辺では、まだモナコに来たという感じがしません。

コースがある場所へ近付くにつれて、人の数も増えてきて、関係者と思われる人が歩いていたり、町中の至る所にＦ１グッズを売る店が出ているので、ようやくＦ１を見に来たという実感が沸いてきました。僕にとっては１年半振りの生Ｆ１、奥さんにとっては初めての生Ｆ１です。

しばらく歩いていると、街灯にコースの方向を示す案内板が取り付けられています。案内板の通りに行けば観戦席まで行けるので、途中にある広場で帰りの集合時間を聞き、解散ということになりました。

観戦席へ向かう道路脇には、ずっとＦ１グッズを売る店が並んでいます。帰りにはかなりの人になると思われるので、どんな物を売っているのか一通り覗きながら観戦席へと向かいました。

今日、僕達が観戦するのはＫ３という指定席です。ここはタバココーナーの立ち上がりのところにあって、目の前にはヨットハーバーが広がっている観戦席です。これは今日だけのチケットなので、明日はまた違ったところになるそうです。ちなみに今日はＢ列なので、前から２列目です。

観客席に入る前にトイレに行ったのですが、入り口に管理人のような人がいて、チップを渡すと紙を手渡してくれました。トイレも済ませ、チケットを見せて中に入ると、目の前にはいかにもモナコといった景色が広がっていました。

最初のフリー走行が始まったので、マシンの写真を撮ろうとすると、アングルとしてはタバココーナーの出口しかありません。観客席から見えるトンネル出口からヌーベルシケインまでの間は遠すぎるし、正面は近すぎるのと、立ち上がりのラインの外側に観客席があるためフェンスが邪魔で流し撮りが出来ません。

今回、Ｆ１の生音を楽しむために耳栓を持ってこなかったのですが、あまりの近さに耳が痛くなってきて、我慢仕切れずに売店で売っている割高な耳栓を買ってしまいました。観客席の上の方に行くと、１コーナーの方まで見渡すことが出来るので、少しそこからもマシンが走っているのを見ました。

フリー走行、予選ともに一眼レフとデジカメで写真を撮ったのですが、一眼レフで撮った分はパソコンに殆ど取り込まなかったのと、デジカメで撮った分は殆ど使えなかったので、この日のマシンの写真はほとんどありません。ファインダーを覗いていて思ったのは、フリー走行と予選では違うラインを走る車が多かったことです。

予選が終わると、コース途中でクラッシュしたり止まった車は、トラックに載せられてピットへと運ばれて行きます。観客席の一番前まで行き、フェンスから身を乗り出してコースを見ると、こんな感じで見えます。

Ｆ１の予選の後には、Ｆ３０００のサポートレースがありました。集合時間まではまだ時間があるので、Ｆ３０００のレースを途中まで見ることにしました。Ｆ１以外でも、このモナコのコースを走る機会は滅多に無いことなので、どのドライバーもかなり気合いが入っているようでした。

Ｆ３０００の観戦を途中で切り上げ、バスに戻ることにしました。来る時にも通ってきた場所は、グッズショップを覗く人などたくさんの人で賑わっていました。途中、一つのショップでライッコネン好きの奥さんは、マクラーレンのキャップを買いました。僕はフェラーリグッズで何か良い物があれば、明日にでも買うことにします。

昨日、ホテルに着いた時は暗くて分からなかったのですが、ホテルの目の前は海水浴場になっていて、またテニスコートもあり、リゾート地になっているようです。今日の夕食はツアーに付いていて、ホテルのレストランです。この夕食会には特別ゲストがいるとのことで、そのゲストは佐藤琢磨の両親でした。添乗員さんの個人的繋がりで、ホテルの手配を頼まれたそうですが、モナコのホテルは取れず、僕たちと同じホテルになったそうです。