2010/10/03 - 2010/10/07
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enyasuさん
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長白山では当初、滝と天池を見る予定でした。しかし天候が悪く後者は実現できませんでした。ホテルに戻った後は朝食、コーヒータイム。
オーナーの朴正人社長より今後のホテル経営の話を聞き残念でもあり、またいい決断ではないかと・・・
温泉につかり、昼食を頂いた後、急ぎ足で下山。
帰路は列車で白河→龍井 バスに乗り換え 龍井→延吉です。
第二の故郷 延辺に帰る
1 住宅、学校
2 会社、狗肉、延吉公園
3 延辺大学、羊肉串で歓迎会
4 松茸、天一、千笑萬福日式料理
5 図們 国境橋観光
6 列車で長白山 龍井で市内観光
7 列車で長白山 龍井から白河、ホテル宿泊
8 列車で長白山 滝の観光 ←当旅行記
9 百年石鍋飯とリンゴ梨、隣国は北朝鮮
10 東市場と歩行街、開発区でスポーツ
11 延辺で日本語学習者を支える日本人
12 一野ラーメンと日式佳朋奈珠で送別会
13 さよなら延吉 みんなで探そう姉妹都市
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
10月03日(日)は朝7時過ぎにホテルを出発。
風があり、時々小雨が降る天候の中、滝に向け前進です。
「Hさん、昨夜は熟睡でしたね。11時間は寝てましたよ。今日は歩きますからね!」
『えっ、ジープで天池を見るんじゃないですか。あ、歩くんですか。』
「ジープはあとにして、まずは山歩きです。準備のほうはいいですか。あ、そうそう、時間のことを考えて朝食は抜きにしましょう。」
『え、あの、その・・・』 -
歩き始めてから25分ほど経過
後ろを振り向くとHさんが必死の形相で歩いていました。
「Hさん、大丈夫ですか。あと1時間ぐらいですから頑張りましょう!」
『1、1時間・・・』 -
登山道入り口
3年前に来た時はここから滝まで20分ほど歩き、滝下から天池まではは40分でした。
私はこの時点ではどんなに天候が悪くても天池に行こうと決めていました。
自分の限界に挑戦しよう!
しかし、滝下についてみて愕然・・・(後述) -
滝下までは雨風がしのげる遊歩道ができていたので助かりました。
-
10分後
「滝、滝だ!」
進行方向にはなぜか行く手をさえぎるような旗付のロープがあったのですが、それを乗り越え前進。 -
「Hさん、あの小屋から天池に向けて階段があります。あと40分〜」
『い、行きますか〜・・・』 -
07:57
階段を上ろうとすると急に係りの人が出てきて阻止し始めました。
早朝であった為、上に行こうとするのは私とHさんだけでした。
『どこに行くんですか。2年前に事故があってから、現在このコースは使われていませんよ。』
「え、うそでしょ。そんなはずないでしょ。」
チャレンジ精神あふれるenyasu(笑)、
すぐに延吉の友人に携帯で連絡。すると・・・ -
係りの人が言った通りでした。残念
下山することになってしまいました。天池まで行けません。涙
Hさんもさぞ、がっかりしているだろうなあと思って見てみると
『ざ、残念でしたね。enyasuさん、まだジープがありますよ。ジープ、ジープ。』
元気いっぱい、笑顔のHさんでした。笑 -
もと来た道を戻ります。
ふと、家族の完全帰国のことが頭をよぎりました。中国に来てから7年が過ぎ、現在、高1、中1になった長男次男、そして、小5の娘。現地校から日本の学校へ。
「無理をしないで帰ったことは結果的によかったのかも知れないなあ。Hさんじゃないけど、家族も必死で着いてきていたのかもしれない。」 -
子供達は現在、日本で普通に通学、生活しているだけでも充足感があり、毎日が感謝なのです。
海外で生活をしてわかったこと、日本はとても素晴らしい国だということです。家族共通の認識です。 -
08:19 登山道入り口の温泉たまご屋さん通過
4個10元のようです。
この時間帯になると -
観光客が下からどんどん上がって来ていました。
雨もだんだんと強く降り始め・・・ -
「今日はジープで天池を見に行けないかもしれないなあ。」
-
予想通り、バスに乗る時にガイドさんに聞いてみると、今日は天候不順で視界が悪く、ジープが動いていないとのことでした。
08:30過ぎ バス乗車 -
数分後、長白山国際観光ホテルの最寄の停留所、小天池着
下車後、ホテル側バス停より320m先にある緑淵潭という観光地に行って見ることにしました。 -
しばらく歩くと
-
見えてきました。緑色をした池。
帰路のことも考え、下には下りませんでした。 -
08:43 ホテル着
観光客が玄関でワイワイ言いながら外を見ているので、その方向を見てみると虹がかかっていました。 -
以前聞いた話では韓国の高僧が1ヶ月あまりこのホテルに滞在している時に
『このホテルにはいい気が集まっている。』 -
08:46 遅めの朝食をとらせていただきました。
-
09時過ぎ オーナーさんよりコーヒーをご馳走になりました。
◆朴正人社長の紹介
http://4travel.jp/traveler/enyasu/album/10023417/
※2003年にTBS筑紫哲也「ニュース23」に出演
ここで残念なお話を伺いました。この先ホテル経営を・・・ -
次回朴社長とお会いする時は
もしかすると、御家族が群馬県前橋市で経営する喫茶店になるかもしれません。
珈琲珈琲
http://www.coffeecoffee.jp/ -
◆サッカー監督としての朴正人さんの紹介
前橋エコークラブ少年サッカー団 元監督
http://www.m-echo.com/
監督履歴
監督在任10年のうち、県大会優勝8回、全国大会ベスト8
平成元年離任。平成15年群馬県サッカー協会より現役監督2名とともに優秀監督として表彰される。
教え子:
米倉 誠:前橋商業高校ー名古屋グランパス(J1)ーセレッソ大阪(J1)引退
鳥居塚伸人:前橋商業高校ーコンサドーレ札幌ーザスパ草津
吉澤英夫:前橋商業高校ーホンダ(JFL)ーホンダ監督ーFC琉球監督(2007年迄)※FC琉球2008年からは前全日本監督トルシエが総監督
岡田直彦:FC徳島(J2)→ 強化副部長
岡田明彦:コンサドーレ札幌(J1)→引退後現在司法書士
※( )内は入団当時のJランク
信念、指導理念:
技術よりまずは精神、ルールを教えることを重視。スポーツマンシップにのっとり“健康で、うそをつかない、思いやりのある”青少年を育成する。スポーツの目的は3つのF(ファイティング、フェアプレイ、フレンドリーシップ)にある。
現役時代は日本の大学から誘いを受けたこともあり、また、Jリーガーを育成された朴監督。
今後前橋でお孫さんのみならず、サッカーを通し子供達を指導するのも悪くないことだと思います。 -
10時過ぎ 温泉入浴 さっぱりした〜
11:45 昼食 -
朴正人社長様のご多幸と健康をお祈りいたします。
お世話になりました!
さて、
ホテルを出発したのは12時15分頃でした。
白河からの列車発車時刻が13:25でしたので、間に合うかどうかとても焦りました。
ホテル → バス → 山門 → タクシー(50元) →
朴社長から途中連絡があり、
『あきらめないで行って下さい。列車が遅れることがよくありますから!』
気持ち的な余裕が生まれる中、何とか間に合いました。 -
13:15 白河駅着。すぐに切符購入。
-
今回の長白山旅行では自然体験の中で多くのことを学びました。
挑戦、挫折、安堵、焦り、あきらめてはいけない・・・
感謝です。 -
帰路の車内もゆっくりと座ることができました。
列車の時刻表では
車次6345
白河13:25 → 和龍 14:54 → 龍井16:03
所要時間は2時間38分、途中停車駅は和龍のみです。 -
龍井にはほぼ定刻どおり到着
-
この列車は
世界遺産でも有名な高句麗遺跡のある集安の
最寄の駅
通化 06:28発 → -
702km、9時間35分の旅を終え、龍井に到着
-
鉄道が開通した今、この地が更に発展するようにと祈っております!
-
龍井駅前では
到着していた近距離バスに乗り(写真)延吉市内に向け出発。
この日以降延吉を離れるまで、友人達と語り合う食事会が続きました。
9 百年石鍋飯とリンゴ梨、隣国は北朝鮮 に続きます。
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