アラスカのドライブ旅　−その２　　氷河、紅葉、フェアバンクス

2008/08/29 - 2008/09/10

その１に続く
（９月３日）山に雲が多く、デナリ公園は止めてフェアバンクスへ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４〜６日）ノーザンライトを期待したが、見れなかった。　アラスカ大の設備など市内から郊外まで、くまなく回った感じだ。　全てがゆったりしているが、郊外の住宅は1軒１軒が林の中に孤立した状態で、道路から見えず、郵便受けで所在が分かるだけ。　
（７日）食料を買い込んでトックへ向かう。　ノースポールを過ぎると、まれに数軒の集落があるだけ。　生計は何か聞いてみたいが人影もない。　紅葉の草原と林の中を走る。　ユーコン川の支流のナネネ川は時に広大な河原を形成し、原始の川の様相だ。　途中でただ１つの食の店のデルタのスーパーマーケット兼ファストフード店で昼食を取る。　交通の要衝で人口が１４００人のトックに到着。　この地方で最大の町で、モーテルだけが１０軒と多いが、３軒目で取れた。　暗くなってから花火大会があるのが分かったが、極めてシンプルなもの。　娯楽の少ない近在の子供にとっては、楽しみな行事かもしれない。　東へ２時間走ればカナダだ。　
（８日）７時に出発。　無人の荒野だが、昨日から変わらぬ風景。　左にやや遠く秘境と言われるランゲルセントエライアス山塊が見えてくる。　ユーレカ峠からチューガッチ山脈が近くなり、氷河も幾筋か見えてきて、黄葉も盛りだ。　マタヌスク氷河で休憩。　３時にアンカレッジに帰着。　　　以上総走行距離は２０００キロで楽なドライブだ。
（９日）市内観光　 {10日｝帰国へ
追加情報｛時間、時差｝時差の設定の関係で、日の出が８時で、日没が２１時頃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｛気候｝雨の日や朝夕はセーターかコートが必要　　　｛物価｝米本土よりほとんどの物が１〜３割高い
｛旅行費用｝航空券や税３８０千円、現地費用３０３千円（宿１５２交通９３食４０観光１８千円）１２泊で２人分、レート１１１円／ドル　

エリア アメリカ

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー

アラスカの内陸は鉱物資源関連と観光だけが産業で、フェアバンクス以外は小さい街だけ。
農場や牧場もフェアバンクス近辺にしかなく、広大な原生林と草原が続くだけ。

フェアバンクス　　アラスカ大フェアバンクス校から
　人口３万人　　アラスカ中北部の中心地で開発拠点
ホテル、モーテルはたくさんある。　オーロラを見に来る日本人も多いようだ。

ジャコウウシ　アラスカ大野生動物センター
　７，８月のみ公開で、外から見るだけ。
今回のドライブでは、林が多く野生動物はあまり見られず。　ムースの親子とキツネを見たが、すぐ林へ入ってしまった。

石油パイプライン
　アラスカを縦断し、北極海から太平洋岸側まで原油を輸送する
フェアバンクス郊外

フェアバンクス郊外
　石油パイプラインの見学地

ナネネ川　　　
　大河ユーコン川の支流で、東から西へフェアバンクスを通って流れているが、蛇行したり、分流したり複雑に流れているようだ。

　

リチャードソンハイウェイ　　２号線
　原生林の中の道ですが、しっかりした道路です。
アラスカの幹線道の１つといえます。

民家はめったに見かけないが、日曜のせいもあってか、車は５分に１台くらいに出会う。
米本土からドライブに来ている人も多いようだ。

チューガッチ山脈　　３〜４千米

マタヌスカ氷河
　チューガッチ山脈は南海岸に近く雪が多く、氷河が四方に流れ下っている。

風光のよいところでロッジ風の建物もちらほらある

マタヌスカ氷河